2014年2月27日木曜日

オリジナル長財布

皆様こんばんは。
あいにくの雨ですね。
比較的暖かくなっているので、以外に悪くはないですが、できれば晴れて欲しいです(笑)。


さてさてさて。
今日はと言うと、ちょっと、いつもの修理のご紹介ではない感じです。

先日いらっしゃったお客様、皮革製品が好きな方で、とても良いバッグをお持ちでした。
靴のお修理もさせていただきましたが、革好きらしいチョイスで、良いなあと思っていたところ、ご友人の手作りのお財布を使われていました。
で、その時の何気ない会話で、お財布作れるんですか?なんて事を聞かれ、ある程度は出来ますよ~なんて、中途半端なお返事しか出来ず、なんとなく頭の中に残っていました。


そこで、閉店後と定休日にちょこっと仕込みながら、空いた時間に店頭用に作ってみました。

製作工程の写真がないのですが、まずこちら。
型紙を作って、裁断が終わったところですね。
実はもう一枚パーツが写っていないのですが、まあ、概ねこのくらいの材料で作りました。
革とファスナーだけです。
今回はシンプルに、手作り感満載で仕上げるつもりだったので、裏地はなく、基本革は切りっぱなしで仕上げました。

で、出来上がりがこちら。
もう1色で、3色作る予定ですが、とりあえず紺と茶ですね。

極めてシンプルです。
逆にシンプルなものしか作れません(笑)。

私、靴の修理の前はハンドバッグの国内メーカーに勤めておりました。
3年ほど、工場で勤務した後、ショールームに併設されていた工房で、もう3年ほど修理やオーダーを承っておりました。
その後、靴修理の道へ進むのですが、そもそも、中学生の頃からレザークラフトを始めて、ず~っと好きでこういった仕事をしております。
思えば長いです(笑)。

ですが、実は革小物はあまり得意ではありません。
バッグ職人さんと小物職人さんは、やはり似て非なるものです。
細分すると、どんどん細かくなってしまうのですが、私バッグ職人かと言うと、それも違います。
今は間違いなく、靴修理職人が一番適切かと思います(笑)。
ですので、もちろん使うにはまったく問題ない仕上がりかと思いますが、このまま百貨店に陳列できるかと言えば、難しいかと思います。

まあ、そのあたりを踏まえて見ていただいて、革は私も大好きなので、良い革かと思います。
使うと、良いツヤ感が出て、素敵になりそうな予感がします!!


カードは6段入ります。
あ、後小銭入れの後ろ側にも、広めに取ったポケットがあるので、そちらにもまとめて入れることが出来るかと思います。

こんな感じですね。

もう1色、ボルドー色を作ったら店頭に並べてみようかななんて思っております。
お値段は・・・お値段は・・・決めかねていますので、とりあえず3色揃ったら、価格を決めてご紹介しますね(笑)。

とりあえず、こういった雰囲気のものであれば、作ること出来ますよ!と言うご紹介でした。
もしご要望があれば、オーダーでも承ること出来ると思います。

ですが、先ほども言いましたが、基本靴修理職人です。
どんな形でも、お任せください!!とは言えませんので、そのあたりはご相談になるかと思います。
もし、気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

そのうち、バッグも作りますので、出来上がったらまたご紹介いたします!!

皆様のご来店お待ちしております!!

2014年2月25日火曜日

ハーフラバーソール、半貼り、滑り止め、補強???

皆様こんばんは。
だいぶ過ごしやすい、気温になって気がしますね!!
私も、ツナギの中が着実に薄着になってきております(笑)。
むしろ、見苦しいくらいの着膨れを隠す為にツナギを着ております。
それでもまだ着込んでいますけどね(笑)。
皆様体調崩されないようお気をつけくださいね!!

さて。

題名にもありますが、今日は、靴修理の定番中の定番。
ハーフラバーソールです。
呼び方は、正直いろいろありますね。
半貼り、滑り止め、ソールの補強、メリーソールなんて言う方もいらっしゃいます。

きょうはこちら!
完全に逆光で、すみません。
我ながら、がっかりです(苦笑。

靴底はこんな感じ。
まさに、新品です!!

ハーフラバーソールに関しては、新品の段階で貼ることを、私否定しておりません。
否定していないと言うのが、どういう事かと言うと、基本的にはお客様のお好みで良いのではないかと考えております。

婦人靴、紳士靴共通して言えることですが、新品で貼るメリットがあります。
①この靴のように底が革の場合、革でなくてもツルツルした感じの場合、滑り止めになります。
②婦人靴では特に多いですが、もともとの底がかなり薄い場合、何回か履くとつま先がなくなって心配、なんて時は先に貼っておくと、単純に厚みも出ますし、革に比べてゴムは磨耗に強いので安心です。

で、デメリットはというと。
①新品の状態でも接着しやすいように、1度貼る部分を削ります。それ自体デメリットではないかと思いますが、新品を削ると言われると抵抗がある方がいらっしゃいます。
②革底の場合、革底の良さが半減します。極端には違わないのですが、滑ることも含めて革底が良かったり、靴の返り、汗抜けが若干悪くなる可能性があります。

といった感じで、メリット、デメリット両方あるので、お客様のお好みをうかがってから作業いたします。

で、まず、うえのデメリットでも書きましたが、靴底を軽く削ります。
こんな感じになります。
削るといっても、革の表面のツルツルした部分を荒らすだけなので、厚みにしたら、0.5ミリも削っていません。
なので、逆に言うと、貼らない状態よりもハーフラバーを貼ると、若干厚くなります。
そして、こんな感じで満遍なく接着剤を塗りこみます。
ちなみに革底の場合、一度乾かしてからもう一度接着剤を塗ります。
革が接着剤を吸ってしまうと接着が弱くなる場合があるからです。
ですので、こちらのお修理、カカトの修理などに比べて若干長めにお時間をいただきます。


接着剤を乾かしている間に、事前に接着剤を塗って乾かしてあった材料を柔らかくなるまで温めます。
そうすることで、接着力が強くなります。
靴の底に塗った接着剤が十分に乾き、材料がしっかり温まったところで、ハンマーを使ってしっかり圧着していきます。
ここの作業が甘かったりすると、つま先や土踏まず側が剥がれやすくなるので、この作業は念入りに行います。

で、余った部分をカッターで切った状態がこちら。
大急ぎでお待ちのお客様の場合、このままお渡しする場合もあります。
そのあたりはケースバイケースですが、よっぽどお急ぎでなければ、この後軽く周りを削ります。
こんな感じですね。
これに関しては、靴底よりも削る寮は少ないです。
それこそ表面の染めてある部分が薄くなる程度にします。
そして、染め直してあげて、磨きなおすとこういった感じに仕上がります。
底面はこんな感じです。
イタリア製のビブラム社の素材となっております。
ちなみに今回は、しっかり丈夫にしたいとの事で、1.8ミリとやや厚めのものを接着しております。
またしても逆光ですが、これで安心して履いていただけると思います!!
気を使わないで良いと言う意味では、新品で貼るのもお勧めできるかと思います。

以前、私のお客様で、このような話をしたところ、『新品を持っていっても、どうせ削られるから、1度履いてから持っていくようにしています』とのお話をうかがった事があります。
賢いかもしれないですね(笑)。

ちなみに、履き倒して底に穴が開いてからでも、穴を革で埋めて、つま先も元の高さまで戻してから、ハーフラバーを貼ることが可能です。
よっぽど、ほんとに、よっぽどでなければ、どのタイミングでもできる修理ですので、お気軽にご相談ください!!

こちらのお修理、1890円いただきました。
お時間、20分程度いただけると助かります。

ちなみに、紳士靴ですと、2079円となっております。

皆様のご来店心よりお待ち申し上げております!!

2014年2月24日月曜日

バッグのショルダー紐作成。

皆様こんばんは。
西武新宿線、井荻駅南口から徒歩1分の靴の修理店doekです!!
心なしか、春がもうすぐな予感がしますね!
花粉の気配を感じます・・・(苦笑)。
でも、暖かい方が良いですね、冬物のブーツなどしまう前に、革のケアをしておくと来年出すとき気分が良いですよ。
いざ履こうと思って出したら、傷だらけ・・・とならないように、是非当店にお持ちくださいね!!

さてさて、今日は。
昨日に引き続きバッグの修理です。

やや大きめなハンドバッグにショルダー紐をつけて欲しいとのご要望。

そこでご用意したのがこちら。
紐と金具類です(笑)。
紐の切り口はこんな感じ。
この手の紐はどうしても、ここから解れてきます。
すでに若干ほつれかかっているのがわかるでしょうか?
そんな時は、まずこの部分をライターで焼いてしまいます。
そうすると良い具合に、細かい繊維が溶けて一体化します。
まあ、こんな感じですね。
かなり地味ながら、この作業重要です(笑)。

それでも心配なので、こんな感じで織り込んで、切り口が表に出ないようにしてから金具を縫い付けます。

で、金具の下をしっかり縫いとめると、こんな感じで固定することができました。
ちょっと器用な方なら自分でできるかもしれませんね。
強いて言えば、厚みが出たものを縫えるミシンが必要かもしれません。

ちなみに、この長さ調整の時に使う数字の『8』のような金具、これを『コキ』と言います。
これに対して、折り返すところの四角い金具は『コカン』と言います。
今回は、『ナスカン』とセットで使いますが、通常は『コキ』と『コカン』でセットな事が多いです。
だから何と言うわけではないですが・・・中学生くらいだったら、爆笑かと思います(笑)。
・・・すみません。


というわけで、進みます(汗)。
両サイドにナスカンを通し、片方はしっかり縫い付ければ、とりあえずショルダー紐の完成です。


で、今回はバッグにこれを、欠けるところが無いので作ります。



上の写真の様に帯状に革を裁断して、下の写真の様に、革の裏面中央に伸び止のテープを貼ります。

そして、接着剤を着けて、パタパタッと上下から折り返して、革の裏面がまったく見えないようにします。
折り返す部分だけ薄く漉いて折り返すのもありですが、ここの設備ではこの方が綺麗に仕上がるのと、強度的にも単純に全体が二重になっていた方が強いであろう事から、この方法を選びました。

そして、両側を縫って、こんな感じにします。

金具に通して二つ折りにするとこんな感じ。
ここに、先ほどのショルダー紐を通せるようにします。
ちなみにこの金具、『Dカン』と言います。
D管です。

ここでようやくバッグ登場。
今回は、真横にこのパーツを縫い付けます。
D管ギリギリを縫うのがミソです。
このDカンなかなか厄介で、使っている最中に、金具部分だけ回転してしまい、変な角度で使う羽目になったりすることがあります。
そうならない為にも、ぎりっぎりを縫います。

で、出来上がりはこんな感じ。
大き目のバッグなので物がたくさん入ったときには、これがあると楽かもしれません。
また、この素材の紐ですと、比較的軽く作ることができるので、使わないときにも邪魔になりにくいです。

こちら、お値段5250円いただきました。
お時間は通常、1週間程度いただきます。

ちなみに、紐までしっかり革で作る場合は、8400円となります。
高級感はそちらの方が断然あると思います。

もちろん、ご予算と雰囲気と実用性、色々考慮して選んでいただければと思います!!
是非ご相談ください!!

皆様のご来店お待ちしております!!

2014年2月23日日曜日

ハンドバッグの持ち手、ハンドル作成。

皆様おはようございます!!

オリンピックもそろそろ終わりと思っていたら、今日は東京マラソンですね。
私、東京マラソン、エントリーして抽選で外れたことが一度だけ(笑)。
それ以降は応募もしておりません。
到底走りきれる自信はありませんが、テレビで見たりすると、またチャレンジしようかな、なんて無謀なことを考えたりします(笑)。


さて。
今日はというと。
こちらのハンドバッグ。
とてもシンプルで、ちょっとしたお出かけの際には、ちょうどよさそうです。
ですが。。。
こんな感じで、ハンドルの付け根部分が千切れかかっています。
さすがに、これが千切れてしまうと使えません。

で、今回は切れている方だけ直して欲しいとのご要望。
実は、これ、地味に難しいです。
両方変えて良い場合は、近い形で違和感のないようにまとめるのですが、片方だけの場合は質感やハンドル自体の硬さなど揃えないと違和感が出てくるからです。

わかりますでしょうか?
中央が立体的に盛り上がっています。
断面は『凸』型になっています。

こんな時はこの形の芯が中に入っているので、縫い目をすべて解いて、芯を取り出します。
この芯がうまく取り出せなかったり、ひどく劣化していると、左右のバランスを整えるのが、どんどん難しくなります。
今回は大きな破損もなく、取り外すことができました。
細かくは折れてしまっている部分などあったので、接着と補強テープで補修してから作業を進めます。
そして・・・。

革の厚みも左右出来るだけ違和感がないように調節して芯材に革を巻きなおします。
こんな感じです。
この段階で、綺麗に『凸』型にならないようだと困るのですが、うまい事出来たと思います。
あまり革が厚いと綺麗にこの段差が出ません。
一番端っこはこんな感じで、くるみきってしまわずに少しあけておきます。
この辺の仕上げは元々の仕上げ方を良く見て進めていきます。
そして、端の部分を金具に通して、先ほどくるまず残していた部分の下にあまりを入れ込みます。

で、最後の部分をしっかり接着してくるみます。
これで、紐の取り付け部分がすっきりしあがります。

後は段差の際の部分を曲がらないように縫い付けていけば完成です。

これでまた、安心して使えるかと思います!!!
ちなみに。
糸の太さや、縫い目のピッチも揃えているので両方並べて見ても、どちらが作った方かわからないかと思います。
しいて言えば、革が新しい分、黒の発色が写真左側の方が良いかもしれません。

これに関してはどうしようもないところなのですが、最終的にしっかり磨くとかなり近づけることが出来ます。

こちらのお修理、4200円で承りました。
お時間は、1週間程度を見てください。
革を探す場合、2週間いただく場合がございます。

ハンドル両方交換の場合は8400円と、お安いお修理ではないですが、きちっと作りこみますので、ご安心ください。
素材が革ではない場合、もう少しお安く出来る場合もありますが、合皮などの場合、強度的にあまりお勧めはいたしません。
そのあたりは、ご来店いただければご相談できますので、よろしくお願いいたします。

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年2月22日土曜日

本クレープオールソール修理。生ゴムオールソール。

皆さんこんにちは。
靴とバッグの修理店doekです!
西武新宿線、井荻駅南口を出て右へ、環八をくぐって、そのまま環八沿いへ左へ折れると、当店すぐ見えると思います。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣です!!
黄色ののぼりが出ているので、わかりやすいかと思いますよ!!


さて、今日は。

かっこいい靴がやってきました!

L字のストームウエルトからの、ガツの張り出したコバ(靴底)、仕上がり、いかにもアメリカ!!っていう感じです。
中敷にはうっすらとですが、椅子に座ったお父さん?が靴を作っている刻印が。
これで、ピンと来た方は靴マニアです(笑)。
今はなくなってしまった、ネトルトンのウイングチップですね。
思わず欲しくなります(笑)。

で、今回はどうするかと言うと、靴底をすべて取り替えて欲しいとのご要望です。

そこでまず。
こんな感じで、かかとを外します。
突き刺しているのはマイナスドライバー。

グッと力を込めると、こんな感じでカカトが取れます。
かなりゴツ目の釘がたくさん打ってありました。
これを全部抜いてあげてから、本底を外します。

まず周りの縫ってある糸をグラインダーで削り落としてしまいます。
そうすることで、当然底が外しやすくなります。
で、グーッと靴底を引っ張ると。

こんな感じで、靴本体とミッドソール、本底の3種類に分解できました。
ちなみに、一般的な靴はミッドソールはありません。
かなり底を厚く仕上げる時くらいですね。

そして、靴側に残っている縫い糸を一本残らず丁寧に抜いていきます。
なかなか、地味な作業です(笑)。
抜き終わるとこんな感じ。
一部コルクが弱っていたので、靴底を剥がす際崩れてしまいました。

ちなみにですが、偶然にもコルクが剥がれてしまったので、ご説明。
今靴の裏の部分です。
この靴、いわゆるグッドイヤーウエルテッド製法の靴です。
ボールペン側に見えている、白い布のようなテープのようなもの、これをリブと言います。
このリブが、中底の裏に接着してあり、そのリブに対してウエルトを縫い付けます。
今ボールペンが指している部分と、目打ちの指している部分が縫ってあります。
これが取れると、かなり厄介です。
滅多なことではここまで壊れるお客様はいらっしゃらないのですが、ここが壊れてしまい、ウエルトを交換するとなると、オールソール交換のお値段が一気に倍増いたします。
ほとんどそんな事はありませんがお気をつけください。

ちなみにこちら、向かって左側の方だけ、崩れているコルクを補充しました。
全部とっててんこ盛りにコルクを入れなおしても良いのですが、(コルクはクッションの役割もします。多いと気持ち良いです。)ヴィンテージの靴なので、できる限りもとの雰囲気で仕上げたいので、必要以上には補充しませんでした。

それにしても、ここまでびっちり中にコルクが詰まった靴はなかなか見かけません。
現行の靴だと、スポンジで代用していたりもします。


そして、底部分に薄いミッドソールにあたる生ゴムを接着して縫っていただきました。
この周りを縫う作業、実はこの部分に関しては当店では場所の関係もあり出来ないので(専用ミシンが、とんでもなく大きいです(笑)。)、信頼できる業界の大先輩にお願いして縫っていただいております。
下の写真を見るとわかるのですが、元のミシン目通り、バチッと仕上げてくださいます。
美しい仕事です。

そして、このミッドソールに対して、本底になる生ゴムのクレープソールを接着します。

こういった形で、しっかり接着して、形を整えます。
あとは、しっかり元と同じ高さで、かかとをつけていくと。。。



いかがでしょう?元々のレザーソールが、クレープソールに生まれ変わりました。
このままも格好良いですが、ちょっとカジュアルすぎるので、今回はクレープソールを着色していきます。

こういった形で黒く直色します。
剥がれて黄色くなったりはしないのでご安心ください。
むしろ、黄色いまま使いたいと言われる方が、難しいです。
黄色いまま使っていても、強力に汚れやすい素材なので、程なくして黒くなります(笑)。
これで完成です!!
元よりも靴底が若干さらにボリュームアップしています!!
革底に比べ、クレープソールは弾力があるので履きやすいですし、滑りづらいと思います!
こんなお修理もありですよ!!

ちなみにこちら、9450円で、2週間程度いだきます。

ちょっとしたカスタムや、リフォーム。
修理だけでなくドシドシご相談くださいね!
皆様のご来店心よりお待ちしております。。