2014年5月31日土曜日

ルイ・ヴィトンのパンプスの染め直し。

皆様こんにちは。
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!

今日は、暑い今日は、暑いと毎日言っている気がしますが、本当に暑いです(笑)。
当店の温度計34度に程近いです。
本当に!?
ちょっと心配になります(笑)。
みなさま、水分補給をしましょう。
私以前働いていた、職場で熱中症で倒れたことがありました。
最初は、ん?風邪かな?頭が痛いような・・・と思っていたら、一気に立てないくらいのだるさ、熱、吐き気に見舞われ病院へ行って怒られました。
くれぐれもお気をつけください。


さて、今日は。
作業中の写真が少ないのですが・・・
 こちらのパンプス。
色がとても綺麗ですね、ルイヴィトンのパンプスです。
ですが・・・

 こんな感じで、つま先の部分が削れてしまっています。
つま先の尖ったパンプスの場合、正直よくある残念ハプニングですよね。
こちらを今回は全体に染め直していきます。

まずは表面の汚れや、以前染めている顔料等、とにかく根こそぎ落とします。
この作業が非常に重要なので、時間をかけてしっかりと表面をクリーニングします。

そして・・・
 こちら、唯一作業中に撮った写真です(笑)。
これは、汚れ落しのクリーニングを終えて、色を軽く乗せたところです。
全体がまだ乾いていません。
濃い緑のほうは今回は染めずに、薄い緑のほうを染め直しております。


で、こちらが出来上がり。
全体のツヤを抑えるトップコートで仕上げたので、テカテカした感じはありません。
つま先の削れていた部分も概ね分からないかと思います。
つま先に関しては、削れてボサボサしたところを、きっちり処理してから色をのせました。

ほとんど同じような写真ですが、つま先の傷の部分はこちらの方がわかりやすいかもしれません。
というか、傷がないです(笑)。

カカトの方はこんな感じ。
カカトの方は、つま先に比べ痛みも少なかったので、色自体は極力薄塗りにしてあります。
薄く塗ったほうが当然、革の元の風合いが残ります。
個人的な好みとして、べったり色を乗せてしまうのは好みません。
できる限り、元の風合いを残すように心がけております。


染め直しと書いていますが、厳密に言えば、上塗りになります。
表面の汚れ等を落として、顔料で同じ色を作り、表面に塗りなおしていきます。
白や、ベージュ、こういったパステルカラーの革は、元々表面が顔料で塗られている場合がほとんどです。
ですので、そういった明るい綺麗な色の靴の場合、こういった方法での染め直し、リカラーが非常に効果的です。
逆に、黒や茶系の、クリームで捕色できるような革の場合、お勧めいたしません。

こちらのお修理、

パンプス染め直し(1色)  6480円
期間 2週間

となっております。
2週間かかる場合は少ないですが、どうしても埃が舞う時は作業したくないので、作業時間が限られてしまいます。
ご了解ください。

紳士靴は7560円になります。

こちらのお修理ですが、上でもご説明いたしましたが、基本的には上から塗りなおした形になります。
ですので、100%剥がれることはありません!!といったご案内はできません。
ただ、普通に履いていて、すぐに剥がれてしまうようなことは、通常ありません。
お持ちいただいた時のように、つま先をぶつけてしまうと、削れてしまうことはございます。

それと、もう一点。
どうしても、表面を塗るという事で、表面の風合いが若干変わってしまいます。
ほとんど変わらない革もあるのですが、まったく同じ風にと言うのは、正直なところ限界がございます。
注意点ばかりで、申し訳ございませんが、ご理解いただければと思います。

直接お持込いただくか、配送していただければ、その靴に合った方法をご案内することができるかと思います。
お気軽にご相談くさい!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!






2014年5月30日金曜日

TOD`Sのローファー修理。

皆様こんにちは!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

井荻駅南口を出ていただいて、右へ。
みずほ銀行のATMの角を、環八側道沿いに左へ行くと、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekでございます!!
朝10時~20時までの営業となっており、定休日は水曜日です。
お間違いのないよう、お気をつけください!!

当店、配送でのお修理も承っております。
基本的には配送していただき、見積もり納期の確認をさせていただきます。
見積もり、修理方法等、ご了解いただけましたら、銀行の振込口座をご案内いたしますので、そちらの振込みをお願いしております。
その後、修理が完了次第配送させていただきます。
銀行の振り込み手数料と、送料が修理代金にプラスしてかかりますので、ご了承ください。
お見積もりは、メールでも承っております!
お気軽にご連絡ください。


さて。
今日はこちらの、ローファーです。
最近ご紹介が多い気もしますが、TOD`Sのローファーになります。
1920年代に設立されたイタリアの会社だそうです。
で、会長を務めているディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏は、セリエAのフィオレンティーナのオーナーでもあるそうです(!)。
と、言ってはみたものの、私、サッカーには疎くて正直なところ聞いたことがある程度の知識しかなかったので、それほど驚けませんでした(笑)。

そんなこんなの、TOD`Sのローファー、今回はと言うと。
こんな感じの形のカカトが付いていました。
独特の形状をしておりました。

               @bbbchimn  千と千尋の神隠しに出てきた大根みたいな神様!これ→|momopin811の投稿画像
なぜか、これを思い出しました。
この人?神様?なんていうか、分からないですが、似てないですかね(笑)。

そこで・・・
こんな感じで型を取って、内側のラインだけ出来る限り近い形で削り出します。
簡単に言ってはおりますが、意外になかなか、無理をしております。
ですが、出来る限り近い形で仕上げたいという、やや自己満足な思い出頑張っております(笑)。

そして・・・

しっかり接着して、釘でも固定をして周りを整えると、こんな感じ。
履いてしまえば見えない部分ですが、せっかくならこだわりたいですよね。
TOD`Sのデザイナーさんも、きっと納得していただけるのでは!?と勝手に喜んでおります。
ひょっとすると、イタリアの靴に、フランス製の材料を着けるなと、怒られるかもしれません(笑)。

何はともあれ、これでまた安心して履いていただくことが出来るかと思います!

こちらのお修理、1458円で、30分程度いただきます。
もしお急ぎでしたら、この内側のくぼんでいるデザインを気にせずゴムをつけると15分程度で出来るかと思います。


それでは皆様のご来店、お待ち申し上げております!!

2014年5月29日木曜日

靴底が削れ過ぎてしまった場合。

皆様こんにちは!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

今日は、日差しが完全に夏ですね!
やっぱりちょっと、テンションが上がります!
パーッと海にでも行って、ウワーーっと盛り上がりたい気分です。
・・・たまに私もそんな気分になりますが、実際のところ、夏に海に遊びに行った記憶が・・・軽く10年はありません(笑)。

さて。
今日はこちらの靴。
しっかり履きこんだ感じのある紳士靴です。
これはこれで、味が出ていい気もするのですが・・・
右足のカカト部分が、さすがに磨り減りすぎている気がします。
ちょっと、体の具合が悪くならないか心配になります。
ソールの前の方も、かなり薄くなり・・・
表面の革のすれも、だいぶ目立ってきてしまっています。

こんな時はまず、靴底周りから直していきます。

 まずこんな感じで、かかとの残っていた部分を全て取り外し、斜めに磨り減っている部分に、ゴムを足して、フラットな状態に整えていきます。

同時に前側も、小指側の極端に減った部分と、つま先の所を継ぎ足しました。

そして、今回はカカト部分を全て外したので、こんな感じのカカトの積み上げを使います。
接着する方をこんな感じで中央部分をへこませることで、周りに隙間ができずピタッとくっつくように調節してから、靴に取り付けます。
接着した後、さらに外れないようにする為に釘でしっかり固定していきます。


そして、周りの余った部分を削るとこんな感じで、だいぶ元に近い形になります。
もちろん、そのままだと磨耗にも強くはないので、一番下にゴムのトップリフトを取り付けて、周りに色をつければこんな感じで、新品同様の仕上がりになります。

 前部分にもハーフラバーをしっかりと貼り付けます。
これで、安心です!

表面のすれ部分は、全体にしっかり磨いてあげる事で、ここまで生き返りました。
もちろん、保湿も同時に行っているので、革が切れてしまったりする可能性も、軽減することができます!
この復元性こそ、革の醍醐味だと私思っております!
なかなか、使い込んで、ドンドンよくなっていく素材と言うのは少ないかと思います。
どうしても、合皮だとこういった対応ができません。
そう考えると、やっぱり天然素材である革の魅力は素晴らしいと思います!


もちろん、靴底もバッチリなので、これでまた、しっかり履いていただくことが出来るかと思います。

こちらのお修理、

ハーフラバー 2138円
積み上げ交換 2160円
トップリフト7mm 2138円
シューケア  1080円

ですので、合計が7516円となっております。
材料が揃っている場合は、翌日のお渡しが可能です。


お安くはないですが、しっかりした作りの本革の靴で履きなれているようでしたら、お勧めです。
新品を買うよりはお安く出来ますし、やはり、まだまだ履ける状態で、なおかつ足に馴染んでいるのなら、直して使うことをお勧めいたします!

もうダメかな?と思っても是非、お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心より、お待ち申し上げております!!

2014年5月27日火曜日

ナイロンバッグがほつれたら。

皆様こんにちは!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!
昨日の夜はすごく雨が降りましたね。

私事も甚だしいのですが、私の自宅、ベッドの横に出窓があります。
で、雨が降ると、上の階の出窓から落ちてくると思われる水滴の音が『ボン、ボン』と強力に鳴り続けます。
トトロならとっくにジャンプしています。
一晩中、『ボン、ボン』いわれると、地味にきついです。
寝付いてしまえばいいのですが、うっかり夜中に目が覚めると、これが気になって気になって。
完全に今日は寝不足です。
すみません、ただの愚痴です(笑)。

さて。
さてさて。
気を取り直します。

彼女が水着に着替えたら。
私をスキーへ連れてって。
ナイロンバッグがほつれたら。
波の数だけ抱きしめて。

・・・ダメですね、ドラマにはなりません。
しかも30代後半以上じゃないとわからない気がします(笑)!
頑張ります!!

今日はこちら!!
折りたためるタイプの、ナイロンバッグになります。
こちらのバッグがどうなったかと言うと。
こんな感じで、横の縫い目がほつれてしまっています。
このまま使っていると、この部分から広がってしまいそうですよね。
こんな時はどうするかと言うと。
バッグを一度ひっくり返して、上の口周りに巻いてある革と、内側のナイロンの切り口を隠しているテープを外します。
で、このボサボサッとほつれてしまった部分を内側に縫いこみたいので、再度ほつれる事のないように、やや深めに縫います。
そして、ボサボサ部分はハサミで切り取ってしまいます。
この後、念のためこの切り口をライターであぶってしまいます。
若干ナイロンが溶けてほつれにくくなります。
その後こんな感じで、テープを巻きなおすのですが、このテープもナイロン部分としっかり接着してから縫います。
そうすることで、再度ほつれるのを防止できます。
バッグを作る際は、この手のテープを接着することはありません。

で、問題は・・・

内側から縫いこんだので、口周りの革の帯が余ってしまいます。

これをどうするかと言うと。
こんな感じで、包丁を使って斜めに革をスパッと切り落とします。

余った分、今回は1センチ程度切り取りました。

そして、斜めになった部分をしっかり接着し、口周りに戻し縫い付けていきます。

こんな感じでぴたりと収まりました。
画面中央辺りに川の帯のつなぎ目があるのがわかるかと思います。
ですが、言われないとわからないくらいには、目立たなく仕上げることができます。

ちなみに。
このバッグの元々の革帯のつなぎ目はこんな感じです。
厚さの調整をせずに、そのまま重ねているので段になっているのがわかりますね。
手紐に隠れる位置で重ねてありました。

段になるのが悪いわけではないです、だからといって、私のやり方がが素晴らしいです!!という自慢でもないですよ。
なんていうか、こう少しでも目立たない仕上がりにしたいという・・・
どうです?すごいでしょう(笑)!!

自慢でいいです(笑)。

とはいえ、上の部分を縫いこんでいるので、こんな感じでやや内側に入ってしまいます。
全体としてはそれほど目立たないと思うのですが、いかがでしょうか?

こちらのお修理、1620円で、半日程度いただきます。
お急ぎの場合はもう少し、早くもできます。

ナイロンバッグも直せる場合がございます!!
お気軽にご相談ください。
やはり、できない場合もあるのですが、そんな場合でもなにか、違う方法はないか考えるようには致します!
それでは、皆様のご来店心よりお待ち申し上げております!!


2014年5月26日月曜日

ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)トゥスチール&ハーフラバー。

皆様こんにちは!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!
井荻駅南口を出ていただき、右へ進みます。
みずほ銀行のATMがすぐありますので、その角を環八側道沿いに左へ。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥やさん、当店doekでございます!!
皆様のご来店お待ちしております!!

さて。
先日に引き続き、ジャランスリウァヤの靴をお持込いただきました!!
どん、といきなり靴底ですみません(汗)。
上から写真を撮るのを忘れてしまいました。
皆様の、想像力が試されて降ります、やや幅が広めの、スエードのローファーです(笑)。

前回ジャランスリウァヤの靴をご紹介したときに少しだけ、書いたのですが、こちらの靴。
『ハンドソーンウエルテッド製法』で作られております。
十中八九の方が『きょとん』だと思います。
ですが、気にせず続けます(笑)。

別の靴ですが、この赤い線を入れた部分、このパーツを『ウェルト』と言います。
で、このパーツはどういう役目があるかと言うと、靴を作るときに靴本体に、この『ウェルト』になる革の帯を縫い付けます。
そして、ウエルトの下に靴底になる革やゴムを接着し、ウエルトと靴底を縫い付けます。
いま赤い線の間に見えている縫い目が、ウエルトと靴底を縫い付けている糸です。

で、ジャランの何がすごいかと言うと、このウエルトが、なんと靴本体に手縫いで縫い付けてあります!!!!!

・・・これすごい事なんです。
100年以上前から変わらない製法です。
ちなみにこの作りをより、大量生産できるように機械で縫い付けるようになった、製法が『グッドイヤーウエルテッド製法』になります。
一般的な高級紳士靴はこの、グッドイヤーウエルテッド製法の場合が多いです。

いやーすごい。ハンドソーン。
まさに手縫い。
・・・すみません、ちょっと凄さが伝わらないですね、これ。
で、しかも悪いことに、こんなに盛り上がっていますが、私ハンドソーンウエルテッドの靴を履いたことがなく・・・。
説得力に欠けます。
とりあえず、伝統的なとても手間のかかる作り方をしている分、丈夫ですよ!!と覚えておいてください(笑)。

グッドイヤーウエルテッド製法が悪いという事ではないです、念のため。
むしろ、いい靴はグッドイヤーウエルテッド製法と思って間違いないです。
現行の10万円近い靴でも採用される間違いない製法です。

逆に、伝統的な作りと言う意味で、ハンドソーンでテンションが上がっております(笑)。
あと、コストパフォーマンスですね。
ジャランスリウェヤの靴は比較的お安いです・・・比較的(笑)。

さて。
また長くなりました。
本題のお修理の紹介に。
上で、靴底の写真を貼りましたが、こちら『半からす仕上げ』なんていったりします。
土踏まずのところだけ黒い仕上げですね。
で、全部黒いと、からす仕上げです。
わかりやすい。


で、今回は半カラスで黒い部分に装飾も入っているので、ベージュの部分だけ、こんな感じでグラインダーで削ります。
で、いきなり出来上がってしまいました。
半からすのベージュの部分に、ベージュのハーフラバーを貼って、つま先にはヴィンテージスチールです。
我ながら、がっかりの写真の撮り忘れですが、仕上がりは美しいと思いませんか!??
これで、ハーフラバーの切り口が真っ直ぐだったら、ちっとも嬉しくありませんよね。
 わかりますでしょうか?
元々の靴底の角が、ハスに落としてあります。
その角度に合わせて、ハーフラバーもスチールもハスに削って仕上げてあるので、かなり自然です。


もちろん、フマズ部分の刻印や装飾のコテ?も残っております。


ようやく靴の全貌をお見せすることができました(笑)。
これで、滑りやすいのも解消され、つま先の磨耗にも強くなりました。
おまけに、ドレッシーさは極力損なわれないよう仕上げております!!

自己満足感たっぷりの修理ですみません(笑)。

こちら、ハーフラバー2138円。
トゥスチール3240円。
です。
お時間が、できれば1時間以上いただければと思います。

貼り方などもこだわりがあれば、是非おっしゃってくださいね!
勝手に私がこだわる場合もありますが、変な冒険はしないので、そんな時はご相談くさい(笑)。

それでは皆様のご来店お待ちしております!!

2014年5月25日日曜日

TOD`Sのドライビングシューズ修理。

皆様こんにちは!!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

今日は、ちょっと暑いくらいですね。
ちょっとと言うか・・・

店内の温度計、30度を超えております(笑)。
今年初めてじゃないですかね??
真夏の予感です。


さて。
夏と言えば、サンダルやミュール、サボ、ローファー。
・・・ドライビングシューズも入れて良いでしょうか(笑)。

と言うわけでこちら。






 ドライビングシューズと言えば『TOD‘S』の印象が強いです!
もちろん、他のブランドでも展開されている、ベーシックな形です。

ドライビングシューズとは、その名の通り、車の運転に適した形の靴になります。
具体的に言うと、底はゴムの場合がほとんどです。
場合によっては革底にゴムが埋め込まれたようなタイプもあります。
アクセルやブレーキのペダリングの際すべりにくいようにですね。
そして、底部分だけでなくかかとの後部分まで、ゴムがついています。
これも、アクセルやブレーキを踏む際に、通常アッパーにあたる部分が床についてしまわない様に、上までゴムがついています。

で、TOD‘Sにせよ、他のブランドのドライビングシューズでもそうなのですが、基本的に運転の妨げにならないように、比較的、靴底の返りも良く全体に柔らかく、それでいてスニーカーなどよりはドレッシーな雰囲気にデザインされています。
そうなると、当然タウンユースとして好まれます。
ですが、いかんせん、運転用なのでカカト部分等、磨耗に強くなかったりします。
で、どうなるかと言うと。

 こんな感じで、こちらのタイプは、えー・・・突起状のゴムの・・・ボツボツ?・・・プツプツ?が削れてしまっています(笑)。
ちょっと、インターネットで調べてみましたが、突起物となっていました(笑)。
しかも、133個と決まっているらしいです。
・・・ほんの一瞬だけ数えてみようかと思いましたが、やめました。
133個です(笑)!!

写真のように削れてしまった場合どうするかと言うと。
23個ポツポツを削り取ってしまいます。
下の写真になります。

 気持ちとしては、このツブツブを一つずつ直したいのですが、いかに強力な接着剤とはいえ、接地面積がここまで小さいと外れてしまいます。
ですので、23個分を1枚のゴムにしてしまい、接地面積を広げて外れないように強力に接着します。


 こんなゴムを用意しました。

 で、こんな感じになりました。
手前の10粒もなくしても良いかなと少し悩んだのですが、雰囲気だけでもと思い、残しました。

横から見るとこんな感じ。
やや元のブツブツより厚めになっております。

ちょっと見た目は変わってしまいましたが、これでまた安心して履いていただけるかと思います
!!
こちらのお修理、1458円で、20分程度になります。


で、もう少しだけ。
こちらのドライビングシューズ、ネイビーのスエードになります。

写真の、向かって左側の靴だけ色が濃いのがお分かりになるでしょうか??
これ実は、スエード用の栄養スプレーを左足だけかけてあります。

つるっとした革の場合、靴クリームで油分と水分を補給して柔軟性を保つことができます。
ですが、スエードの場合は、クリームをつけると、毛がペタッとしてしまうのでクリームは塗ることができません。
そこで、スエード専用のスプレーを使います。

実際のところ色あせて見えますが、、色があせると言うより、乾燥して褪せて見えてしまうというのが正しいと思います。
例えば、冬乾燥すると、手がカサカサになり白っぽくなったりしますよね。
あの状態です。
そんな時、肌色のクリームを塗らなくても、ハンドクリームで十分しっとりしますよね。
そうすると、手の白っぽいのも元に戻ります。

そんな役割をしてくれるのが、ご紹介するスエードスプレーですね。
こちらです。
これ、スエードの靴お持ちでしたら、1本あって間違いないです。
栄養を与えて、しかも想像を超える撥水効果を発揮します。
雨の日でもいけるんじゃない!?って言うくらい水をはじきます。
事実雨の日でもいけると思います。
・・・白とか薄いベージュのスエードは、雨の日はやめて起きましょう(笑)。
こちら、スエードカラーフレッシュスプレー1620円。
正直おすすめです。

片足だけではかわいそうなので、もちろん、両足かけました(笑)。

ちなみに、乾燥だけでなく、完全に色あせる場合もあります。
そんな時は、捕色するリキッドもありますのでご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!