2014年9月30日火曜日

ブーツの腰裏修理!

皆様こんばんは!

西武新宿線井荻駅の、靴とバッグの修理店doekです!!

どうやら、明日、10月1日は井荻近辺で大きなお祭りがあるようですよ!!
情報がざっくりしていてすみません(笑)。
なにせ、まだ当店オープンして1年経っておりません。
年中行事がまだまだ、新鮮なものばかりです(笑)。
明日は定休日なので、ちょっとお祭りの雰囲気を感じに繰り出せたらなと思っております。

当店はお休みですが、お暇のある方は是非、井荻へお越しくださいね!!


さてさて。
今日ご紹介するのはこちら!!
 エンジニアブーツになるのでしょうか。
スエードと、スムース革のコンビのお洒落感たっぷりな、ブーツになります。
これからの季節には大活躍しそうなブーツですね!!
秋らしい靴が来ると、私のテンションも上がります(笑)!!

で、こちらの靴がどうなってしまったかというと。

 お分かりになるでしょうか、ちょっとわかりづらいですね。
すみません。
ちょうど、カカトの当たる位置の裏地が破けてボロボロになってしまっております。
中敷きもよれてしまっていますね。

で、今回は・・・

靴の後ろ側のこの部分に縫い目がありました。
ここに縫い目があるので、この縫い目に合わせて内側にライニングを当てて、補強していきます。

 まずこんな感じで、下の方に革を当てました。
中敷きも剥がしてあります。

で、先ほどのミシン目にそって縫って縫った後、余っている革をカットします。

 ・・・出来上がりの写真もわかりづらいという、この事実(涙。
というか、修理の出来上がりに関して言えば、わかりづらいくらいの方が、出来は良いと思うのですけどね。
完全に開き直りでしょうか(笑)。
今回は中敷きも交換しております。

これで、この秋冬にも大活躍、間違いなしですね!!

こちのお修理、

腰裏スベリ革あて、3240円
中敷きハーフ、1728円

となっております。
期間は概ね1週間。
お急ぎの場合はお気軽にご相談ください。
出来る限り頑張ります!!

秋に向けて、皆様ブーツのお修理は大丈夫ですか??
ちょっと、色が褪せてしまったなんて時も、お気軽にお声掛け下さいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年9月29日月曜日

ローファーのモカ縫いほつれ。

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店deokです!!

気がつけば、もう9月が終わりますね。
この勢いだと、2014年ももうすぐ・・・。
まあ、そこまで慌てなくても良いですかね。

今日は秋を強く感じようと・・・
久しぶりにブーツを履いてみましたよ!!
秋どころか、汗ばむくらい暑いですけどね(笑)。

こちらゴーキーのブーツですね。
結構貫禄が出てしまっていますが・・・3年目くらいでしょうか?2年目かな。
極美品の80年台のブーツだったと思います。
この手の靴はあんまり艶が出るのもどうかと思うので、ミンクオイルでギトギトにしたりしています(笑)。
そんなことをするから、無駄に貫禄が出ちゃうんですかね。
その辺はお好みかと思われます。

さてさて、そんな私の私物の話は置いておいて。

今日ご紹介するのはこちら!!
 コールハンのローファーになります。
型押しが渋目の風合いを醸し出しますね!!
で、この段階で糸が出ているのでわかるかと思いますが・・・
 こんな感じでサイド部分の、モカ糸がほつれてきてしまいました。
ちなみに、ローファーの、この横の部分、『ビーフロール』なんて言ったりします。
こんなイメージですかね。
うひー、美味しそうです(笑)。
ビーフをロールしちゃいたいです!!

で、残念ながらこんな手の込んだ物は作れないので早速直していきますよ!!

 元々の糸はギリギリでカットしてあるので、新しい糸で、牛革をロールしていきます!!
緩むと困るので、ここはパワー全開です。

 で、こんな感じ。
 角度を替えて。

これで、また安心して履いていただけるかと思います!!
最初のうちはこの部分だけ糸が新しいので、白く目立ちますが、すぐ馴染みます。
ご了解ください。

こちらのお修理、縫う量にもよりますが、1080円で承りました!!
できれば翌日のお渡しだとありがたいです。
最低でも1時間程度いただければと思います。


ローファー、良いですよね。
考えたら、私ビーフロールの仕上げになっている、ローファーは持っていませんでした。
ローファーやたらとあるのに不思議です(笑)。

この部分が緩むだけでも、フィッティングが極端に落ちます。
なにかおかしいなと思ったら、お気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2014年9月28日日曜日

バッグの裏地交換 FURLA

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日なんかは非常に過ごしやすい気候でしたね。
明け方は寒かったりします。
体調崩さないように気をつけたいですね!!!!

さてさて、今日ご紹介するのは。
こちら!!
 FURLAの、ブガッティ型のバッグになります。
ブガッティというと、車の好きな方なら、まずフランスの『走る宝石』ブガッティが思い出されるかと思います。
実は、大正解。
このタイプのバッグ、車ブガッティが名称の由来となります。
お分かりになりますか、車正面のラジエターの、半円と言いましょうか、この形。
ここから、このタイプのバッグは、ブガッティ型と一般的に言われるようになっております。
知っていたから、なにというわけでもないですが、ちょっとした豆知識です(笑)。


で、本題に戻り(笑)。
どうなってしまったかというと。

 裏地が劣化してボロボロになってしまいました。

こちらのボロボロ止めることが出来ないんです。
そんな時は、裏地ごと交換していきます。

 口周りの縫い目をほどいて、ズボッと全て取り出します。

で、取り出した、裏地をそのまま型紙にして、ピッグスキンを裁断して、組み立てると!!

 展開が早い(笑)!!
こんな感じで、裏地が出来上がりました。
今回は、上質のピッグスキンを使わせて頂いておりますので、非常に手触りもよく、長く使っても劣化するようなことはありません!!

 もちろん、ファスナーのポケットもしっかりと取り付けてあります。

 で、こんな感じで、ピターッとはりこみ、裏地側のミシン目も落とさずキチッと縫って上げることが出来ました。
もちろん、FURLAのロゴも取り付けてあります。


いかがでしょうか??
これで、またなかの汚れを気にせずにしっかり使っていただくことが出来るかと思います。


こちらのお修理、12960円。
期間が10日程度いただきます。

まだまだ外側はきれいですからね、しっかり使っていただけるかと思います。
お気に入りの靴はもちろん、バッグもお直しいたします!!
ぜひお気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年9月27日土曜日

オリジナルアイテム!

皆様こんばんは!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doek,です!!

井荻駅南口を出ていただいて、右上を見ると環八の陸橋がございます。
それをくぐるとすぐ、みずほ銀行のATMが。
底を環八側道沿いに、左へ折れると、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております!!
皆様のご来店お待ちしております!!

水曜日が定休、10時から20時まで営業しております。
配送でのお修理も承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。


さてさて。
今日はちょっと修理から離れて。
なんで、当店定休日をいただいているかといいますと。

スカイツリー見物に、毎週のように、浅草界隈に行っております。

いや、そんなに浅草ラブなわけでは無いんですけどね。
こんな感じで、革屋さんや、金具屋さんなどを、うろうろと回っております。


で、こんな感じに大胆に革を染めたりしながら・・・



小物やら、靴べら、バッグなんかを作ったりもしております。

私、靴の修理業に携わる前に6年ほど、国内のハンドバッグメーカーに努めていたことがありまして、オーダーのバッグの製作や修理に携わっておりました。
ですので、クラフト感の強い感じでよろしければ、バッグも作ることが出来ます。

なかなかまとめて作る時間も無いので、店頭に置いてあることは少ないですが、オーダーでバッグや財布作ったりもしております。

クラフト感が強いものになってしまいますが、気になる方はご相談ください。
そんなに、とんでもないお値段ではなく、オーダーでバッグ作ったり出来ますよ。
修理がメインなのでお時間は長めにいただいております。
今日はお客様の、ご注文のサンプルで、キーホルダーとキーケースなど作っておりました。

また、商品が出来上がったら詳しくアップいたしますね!!


お修理の写真を撮り忘れて、ブログのネタがないので、オリジナルアイテムについてでした(笑)。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年9月26日金曜日

ビブラム2055 オールソール!

皆様こんばんは。
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!


昼間と夜の寒暖の差がなかなかですね。
そんな時は、紅葉が綺麗になるそうですよ。
今年は、海もいかなかったので、紅葉狩りに繰り出したいななどと、いまから考えております。
やっぱり、四季のある日本は美しいかと思います。

四季といえば、そろそろブーツを履きたい季節ですよね!!
ブーツのお修理もドシドシ承っておりますよ!
皆様のご来店、お待ち申し上げております!!!


さてさて。
ドシドシ承っておりますが、今日ご紹介するのはこちら!!
 ブーツではありません(笑)。
オーツカ製靴の紳士靴ですね~。
良い靴です。
スーツを着るような仕事だったら是非とも履きたい靴です。
いかんせん、どちらかと言うと作業着中心なので、なかなか履く機会がありません(笑)。
で、どうなってしまったかというと。

 レザーソールに穴が開いてしまい、中のコルクが見えております。

そこで、今回は靴底を全て変える、オールソール交換になりました。
縫ってある糸を全て切り、靴底を剥がすと・・・
 こんな感じ。
これ、中のコルクもぼろぼろだったので、全て取ってしまいました。

で、この剥がした部分がなんとなく波打っているのがお分かりになるでしょうか??
これが、いわゆる『沈む』と言われる現象になります。
グッドイヤーウエルテッドなど、中の段差にコルクや、スポンジなどの詰め物をしてある靴は、長く履くと中のコルクがつぶれて、靴の中底が自分の足に合わせて、凹んできます。
そうすることで、買った時まっすぐだった靴の中底が、自分の足に更にフィットしてくるようになる、素晴らしい現象なのです。
中物の無い、マッケイ靴や、ローファー等の場合はなりにくい現象ですね。
これぞ、グッドイヤーの醍醐味と言っても、過言ではないかもしれません。

そして・・・

 再びこんな感じで、みっちりとちょっと盛り上がるくらいにコルクを詰め直します。
そうすることで、また新たなクッションが生まれます。
ですが、あの波打った感じがまっすぐに戻ってしまうほど硬いものを入れるわけではないので、足のフィット感はそのまま残りますよ!!
 で、今回はこのビブラム2055番をつけました。

これ・・・英国製のダイナイトソールによく似ているような・・・というか・・・これ、もしかして・・・パク・・・。
コレイジョウハ、ワタクシノ、クチカラハ、トテモイエマセン・・・。

 は!?
なにか、気づきましたでしょうか!??
気を取り直して、作業を進めます(笑)。
 こちらがぐるっと縫って仕上がったところですね。
レザーソールに比べ、ビブラム2055をはじめとしたラバーソールは、摩耗にも強く、雨の日も安心です。
強いて言えば、革よりもやや思い点、通気性が損なわれる点がデメリットといえるでしょうか。

 で、カカトをつけてしっかりと全てを仕上げるとこんな感じですね。

 ビブラムのラバーソールと言っても、ゴツゴツとしているわけではないので、すっきり、ドレッシーに仕上がります!

二足とも、今回はビブラム2055を装着しました!!

こちらのお修理、1足10800円。
2週間~3週間程度いただきます。

レザーソールの靴も良いですが、やっぱり扱いやすさという点で言うと、ラバーソールかもしれません。
その日の気分で履き替えるのも良いかもしれませんね!!

紳士靴もパチッと綺麗に直しますよ!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年9月25日木曜日

フローシャイム、コードバンがやぶれた!!

皆様こんにちは!

西武新宿線井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

なんだか今日の蒸し暑さはすごいですね。
すっかり気分は秋だったのですが、夏に逆戻りしているような気がいたします。

さてさてさて。
今日の題名、『フローシャイム、コードバンがやぶれた!!』ということですが・・・
これ、今月、アレンエドモンズのコードバンが破れた記事とおんなじ感じです。

どういう靴かというと。
 こちら、アメリカのヴィンテージシューズといえば、フローシャイム!!
というわけで、フローシャイムの・・・・ロイヤル・インペリアル・・・いや、インペリアルクオリティ・・・不覚にも忘れてしまいましたが、なにせインペリアル(笑)!!
フローシャイムの高級ラインになりますね。
コードバンを使用していて、高級ラインじゃないわけも無い気はするのですが・・・

で、どうなってしまったかというと。

 こんな感じで、シューレースを通す脇の所が完全に切れてしまいました。
で、先日ご紹介した、アレンエドモンズはこちら。
ほとんど、デジャヴュです(汗。
もちろん、こちらのブログを見ていただいて持ってきていただいたので、そういう意味では非常に嬉しいのですが、この短期間に同じ部分が切れる、しかもメーカーは違うけれども、コードバン。
これは、ちょっと怖い壊れ方ですね。
ひょっとすると、ヴィンテージのコードバン、外羽根部分は最初に裂けやすい部分なのかもしれません。
ちょっと、古着屋さんなど行った時、意識してみてみることにいたします。
なかなか、興味深い状態ですね。

さて、で、前回同様、破れた部分をしっかリ接着し、上から革を被せて直していきます。
 こんな感じで、かなり黒く見えますが、バーガンディ色を染めて再現した牛革を使います。
 こんな感じで、まずはしっかりと接着。
この時点でかなり良い感じです!

 で、ステッチを入れていきます。


どすん!!
 いかがでしょう??前回同様、ほぼわからない程度には仕上がっているかと思います。


履いて歩いていたら、絶対に分からない自身があります(笑)。

こちらのお修理、2160円です。
お時間1週間程度。

同じお修理の、コードバン靴が続々と集まってきたらどうしようかなんて、ドキドキしております(笑)。
まあ、数自体も多くは無いと思うので、そんなことは無いと思いますが・・・。

気になることがあれば、是非お気軽にご連絡くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年9月23日火曜日

ヴィンテージ、サービスシューズのお修理。

皆様こんばんは!!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

だいぶ過ごしやすくなったとはいえ、まだ日中は汗ばむ程度に暑かったりしますね。
なかなか、難しい季節です。
ですが、そろそろ、秋も本格的になってきそうですね。
秋冬が、お洒落は楽しいですよね!!
ブーツや革靴、お気軽にお持ち下さいね。
出来る限り丁寧なお修理を心がけております!!


さてさて。
ここの所、当店のお修理で増えているのが、ヴィンテージシューズのお修理です。
SUPER8SHOES様のお修理をお受けしたりもしているので、そのブログの影響もあるのかもしれません。

ヴィンテージシューズのお修理で、ちょっと気をつけていただきたいのが、オールソール交換。
正直なところをいうと、現行の靴に比べ出来ない場合がございます。
一番の理由は、ウエルト部分の劣化。
コレは、どうにも出来ません。
厳密に言えば、ウエルトの交換もできるのですが、雰囲気が変わるのと、お修理料金が高額になるため、お勧めしておりません。

そこで、おすすめするのが、ラバーがお嫌でなければ、ハーフラバーのお修理。
ラバーに抵抗がある場合は、ハーフレザーか、ソール部分だけレザーソールを交換する方法をおすすめしております。
そういった、お修理も今後あれば、随時ご案内していきます。


で、今回は、こちらの靴。
 USネイビーのサービスシューズかと思われます。
絶対の自信はございません(笑)。
基本的にはヴィンテージシューズも含め大好きですが、そこまで詳しくはないです。
と言っても、一般の方に比べれば、詳しいかとは思うのですが(笑)。

で、サービスシューズとは基本的には、軍物の靴ですね。
ですので、ある種万人に合う形の靴とも言えると思います。
フローシャイムの靴のように、カカトの部分が、極端に丸くなっていたり、アレンエドモンズの靴のように、土踏まず部分のホールド感がすごくあったり、オールデンの様な土踏まずが落ちにくい矯正靴といった役割はもちろんありません。
その分誰にでも合いやすく、デザインとしても極めてシンプルなので、一足持っておくと、カジュアルでもドレスでも、重宝する靴かと思います。

で、今回のお修理は。
長くてすみません(笑)。

 ハーフラバーを貼ります。
このままだと滑りやすいのと、前述したとおり、ヴィンテージシューズに関しては、オールソールにリスクが伴います。
そういう意味でも、ハーフラバーは効果的ですね。
ちなみにこの写真、すでに削って、接着剤を付ける前の、前処理を終えたところです。

 で、乾燥機で温められている、アイツを貼ります。
この写真いらないですかね(笑)。
ちなみに、理想は60度程度まで熱します。
測ったことは無いですけど(笑)。

 で、表はこんな感じでした。
ガツンと貼ったところですね。
まだ、周りがはみ出しています。
コレを綺麗に整えると・・・

 当然はみ出していませんね。

 こんな感じで仕上がります。
どうでしょう、若干ごつい感じになりましたね。
厚みも通常のハーフラバーに比べ厚いです。

スーツに合わせるには、ちょっとカジュアルなイメージになりましたが、ガツガツと履いていただくには調度良いのではないかと思います!!

こちらのお修理、3240円。
在庫があれば当日のお渡しが可能です!

現行の靴はもちろん、ヴィンテージシューズのお修理も、得意だったりします。
得意というか、好きなので丁寧というイメージでしょうか(笑)。
革が破れたり、サイズが合わなかったり、諸々あると思います。
なにせ、ヴィンテージシューズに関しては、現行のものと違い、サイズもその1点限りの場合がほとんどです。
どうにか、なんとかなりませんか(涙!!!
なんて時は、お気軽にご相談ください!!

出来る限り頑張らせて頂きます!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!