2018年11月30日金曜日

LANVIN(ランバン)の靴のカカト修理!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


さてさて、いきなりですが、私、靴の水洗い、クリーニングも割と好き?得意?で当店ではオススメしております。
で、臭いがきつい場合や、カビが生えてしまった場合、臭い除去、および除菌のために、オゾンによる除菌脱臭を行っております。
これが、靴の臭いは、ほぼほぼ確実に消せます。
で、今回試してみたのが、私物でこの冬用に購入したこちら。
フランス軍のM64パーカーですね。
アメリカ軍のM51、いわゆるモッズコートに近い雰囲気ですが、ラグランスリーブになっていたり、ファーは無かったり、裾部分がフィッシュテールじゃなかったりと、もろもろ違ってきます。
が、まあ、雰囲気はだいたい同じです(笑)。

で、私、取り立てて軍物マニアでも、古着マニアでもなく、今回は臭いの話。
良くも悪くも、古着の「あの」臭いが強烈でした。
そんなもんだと思って着れば、どうってことないのですが、これがなかなか。

で、今回は店のトイレの中にハンガーでつるし、トイレごとオゾン脱臭。
いつもより長めにガッツリ行ったところ…

さすがオゾン!
もはや軽いオゾン臭しかしません。
というわけで、長々と話してしまいましたが、やはりオゾン除菌脱臭機はすごいよ!!っていう話です。
臭いの気になるブーツや靴、お気軽にご相談ください。
残念ながら、今のところお洋服は承っておりません。
オゾン脱臭機を使える場所がトイレしかないからですね。
さすがにお預かりしたコートをトイレにかけておくのは気が引けます(笑)。


さてさてさて、本題までの導入が長くなってしまいましたが、ここからはお修理のご紹介(笑)。
こちら!!
 LANVIN(ランバン)の内羽根ストレートチップになりますね!!
ランバンと言えば、フランスで1889年に創業された、ブランドになりますね!!!
メンズウエアは1920年からだそうです。
凄くないですか??1889年。
日本では明治22年、大日本帝国憲法が定められた年ですね。
ちなみに、ウィキペディアで調べたところ、万歳三唱が始まったのも、同じくこの年だそうです(笑)。

さてさて、そんなストレートチップ、カカトが…

 こんな感じの、いわゆるラスタータイプ。
ゴムと革のコンビのヒールになります。

こちらのゴムの部分が…
 こんな感じで減ってきております。
というわけで、今回はカカトのラスターヒールを交換してきます。
ご用意したのがこちら。
 一回り大きな、ラスターヒール。
こちらも、いつも通り、ガッチリしっかり、接着剤を塗布後、圧着してきます。
 圧着機でドスン!


で、周りを削って整えたら、元と同じように、化粧釘を打ってきます。
 こんな感じで、真鍮の釘を打ちます。
そして、真鍮の釘もろとも、革の表面、銀面と言われる部分をフィニッシャーで削り落としていきます。
このベージュの面そのままでも、使用には問題ないのですが、なるべく元に寄せる為ですね。
 銀面を擦ると、染料がスムーズに入るようになります。
 こんな感じで、専用の染料で染めていきます。

で、あとは周りと、染めた面を磨いていくと…
 革バフでカカトの周りを叩いてつぶしております。

そして磨きます。
 きゅきゅキュキュッと。
そして、コテで周りを締めてあげると出来上がり。
こんな感じですね。
 パチンと出来上がっております。
 再度はこんな感じ。
ぴかっと艶やかですね!


こちらのお修理、3240円。
最短、1時間程度でしょうか?
通常のゴムヒールに比べ、銀面を擦ったり、染料で染めたりと時間がかかります。

カカト、ゴムだけでなく何種類かご用意してあります。
まずは近いタイプからオススメするようにしておりますので、何かご要望があれば、お気軽にお声かけください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2018年11月29日木曜日

フェラガモの靴のカカトを直す。ブロックヒール!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
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さて、いよいよ町がクリスマスムードになってきましたね。
まだ早いと思いつつ、当店も商店街で配られた、クリスマス用のイルミネーション?ライト?をチカチカとさせております(笑)。


さて、そんなわけで、いよいよ12月目前ですが、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!
 フェラガモのローファーになりますね!!
若干色も落ち、割と履き込んだ雰囲気となっております。
で、靴底はというと…
 カカトの部分、これは結構、削れてしまった感じですj。
横から見ると…
 概ねカカトがありません。

左右のバランスはもちろん、ここまでくると若干、身体への影響が心配になってきます。
実はつま先側も削れて着ているのですが、今回はかかとを直していきます。
まずは…
 残っているカカトの革を積み上げた部分、これを全て取り外してしまいます。

で、今回ご用意したのはこちら。
 割とシンプルな…
 20ミリの厚さのあるゴム!!
ブロックヒールとか、リーガルヒールなんて呼ばれたりもします。

こちら、ゴムと言ってもTPU素材のブロックヒールになります。
TPUとは熱可塑性ポリウレタン、サーモプラスチックポリウレタンですね。
非常に摩耗に強く、クッション性もあり、低い温度で硬くなってコツコツいうといったことも少ないです。
スニーカーなどにも使われる素材ですね。
で、良いところばかり書きましたが、こちらおそらくですが、普段使用している合成ゴムなどにくらえ、劣化する可能性が高い気がいたします。
なので、例えば冠婚葬祭しか履かない靴で、何年も靴箱に入れて保管するというような場合は、あまりお勧めいたしません。
逆にデイリーにガンガン履くよ!!という靴はむしろお勧めしたい素材となります!

というわけで、今回はまさにこちらということで…

 接着圧着後、釘でがっちり固定していきます。
もう一点、こちらの良いところは、見たままですが厚みがしっかりあります。
今回のように、革を積んだ部分ごと削れてしまっている場合などは、全部取り除いて、これだけにしてもバランスはおかしくありません。
リーガルの靴に良くある作りになりますね。

で、あとはいつも通り周りを整えます。

で、出来上がるとこんな感じ。

 個人的には癖のない模様も好きです。
横から見るとこんな感じ。
 違和感なく仕上がっているかと思います!!

これでまた、安心して履いていただくことが出来るかと思います!!
こちらのお修理、2430円いただきました。

ちなみに、もちろん、革の積み上げから作り無し、7ミリのゴムのトップリフトを取り付けることも可能です。
その場合、4298円となります。

靴のカカト、あんまり減ってしまうと、身体によくない影響を及ぼす場合もございます。
もちろん、靴にとっても良くありませんね。
是非、早めにご相談ください。
また、今回のように、お修理方法によっては、お値段も抑えられたりします。
是非お気軽にご相談ください。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2018年11月25日日曜日

emuのムートンブーツのカカトの修理!

皆様こんにちは!!

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3連休も、あっさり最終日。
連休は、井荻の町は、いつもの週末以上に静かになるような気がいたします。
観光地ではないので、そんな気も致しますが、何となく寂しいですね(笑)。

さてさて、そんなわけで、ひっそり寂しい3連休最終日となっておりますが、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!

冬といえば、軽くて暖かいこちら!
 ムートンブーツですね!
EMU(エミュー)のムートンブーツですね。
アグとならんで、二大巨頭な気がいたします(笑)。

さて、そんな冬の定番、ムートンブーツでも…
 やはりカカトはすり減ってしまいます。
元々すり減りそうなカカト部分に、比較的摩耗に強いゴムが取り付けられている、エミューのブーツですが、それでも長く履くと、やはりすり減ってしまいます。

 こんな感じですね。

そこで、今回は斜めに擦り減っている部分だけを足すように、修理していきます。
こんな材料。
 片側が極端に厚くなった材料を使います。


まずは、これを接着する面を、平らに整えます。
で、接着圧着後、周りを整えます。
 すでに接着してあります。
ブログを書き始めたら、思いのほか写真が少なく、駆け足でのご紹介です(笑)

で、出来上がりがこちら!
 減っていたところに合わせて、斜めに継ぎ足してあります。

横から見るとこんな感じ。
 かなりギリギリのところまで、継ぎ足しました。
ちなみに今回は…
 こんな感じで、左右の減り方が違っていたため、ゴムの取り付け角度も左右違います。
擦り減りの量がそれほど多くない場合は、例えば斜めになっている方をより深く削り込んで、真っすぐに合わせることも可能です。
ですが、余分に削らなくてはならないのと、今回のように既に深いギリギリのところまで削れてしまっていると、それ以上削ることが出来ない為、左右違う角度になります。
とはいえ、おそらく、歩き方、靴の癖になるかと思うので、左右元々の減り方に合わせたほうが合理的なのではないかと思います。
こちらのお修理、1944円、お急ぎでしたら当日のお渡しも可能です!!


ムートンブーツ、まさにこれから必須ですね!
半分外の当店でも、ひょっとしてこれがあれば暖かいのか!??と注目しております。
作業靴として(笑)。
というわけで、一体の靴底の靴も直すこと、出来ますよ!
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2018年11月24日土曜日

Ferragamo(フェラガモ)のVARA(ヴァラ)パンプスを丸洗い!!

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さて、今日はなんだか、一段と寒い朝でしたね。
3連休、天気は良いようで良かったです。

さてさて、今日ご紹介するのはこちら!!
 フェラガモの「VARA(ヴァラ)」シリーズのパンプスになりますね。
特徴的なロゴの入ったバックルと、リボンが目印です。
ヴァラのパンプスは、つま先が丸く、カカトが低い、履きやすい形が特徴のシリーズになります。
今ではカカトが高いものもあったりしますが、快適なフェラガモパンプスとして有名ですね!!

さて、そんなパンプスですが、靴底に近い部分、白いシミのように…
 つま先も凹凸が出てしまっております。
 これは、皮革の中に浸透していた塩分等の汚れが、雨に当たっていったん溶けて、靴が乾く際に表面に浮き出てきた状態になります。
表面に白いものが浮いているだけならば、汚れ落としで拭きとってあげれば良いのですが、今回のように皮革の表面に凹凸が出ている場合は、いわゆるシューケアのような作業だけですと、直すのが難しです。

そこで、今回は、靴全体を水洗いしていきまっす。

雨で染みただけで、中の汚れが浮いてくるということなので、靴全体をガッツリと水を染み込ませて、汚れを浮かせていきます。
この時、凹凸が出た部分だけ…とかやろうとすると、だいたい失敗するので、靴全体、しっかり水を含ませてから、皮革用の石鹸を泡立てて洗い流します。
 こんな感じで、ジャブジャブ泡泡と…

両足、靴の中まで…
 泡まみれです。

で、全体をすすいで、ある程度乾かした段階で、シューズキーパーを入れて形を整えます。
 こんな感じですね。
これまで、割と早い段階でシューズキーパーを入れていたのですが、単純に乾くのに時間がかかるので、半渇きの状態で、キーパーを入れるようにしました。


 乾いた状態で、こんな感じ。
うっすらサイド部分にあとは残りますが、凹凸は消え、汚れはしっかりぬけています。
むしろ、革の油分もある程度抜けるので、この後しっかり靴クリームでケアしていきます。
 紺の靴クリームでぜんたいを仕上げなおし。
そうすると…
 ツヤっと、革も潤い、汚れも凹凸も無くなっております。
もちろん、サイド部分も。
 こんな感じ。
これでまた、綺麗な状態で履いていただけますね!!

靴の丸洗い、3240円いただいております。
汚れが抜けきらない場合など、2回目の洗いを入れる場合もあるため、1週間いただいております。

足に合った靴、履きやすい靴、ついついそればかり履いてしまいますよね。
汚れが目立ってきたら、靴の丸洗いどうでしょうか???
綺麗にさっぱりし上がるので、おススメですよ!
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2018年11月23日金曜日

Minnetonka(ミネトンカ)のカカトが潰れてしまったら

皆様こんにちは!!

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さてさて、ちまたでは11月の第4金曜日をブラックフライデーと呼ぶらしいですね。
アメリカなどで、11月の第4木曜日が感謝祭にあたり、それが終わると年末商戦に突入することからそう呼ばれるそうです。
買い物客の混雑や、利益が出る黒字からブラックだそうです。
そもそも感謝祭自体が、いまひとつ、よくわかりませんが、なんと井荻でも!!
本日から、歳末福引大売り出しが始まっております!
まさにブラックフライデー!!
…井荻の町の歳末大売り出しで、ブラックなほど混雑するイメージは、まったくもってありませんが、歳末頑張っていこうと思います(笑)。
今年は、ディズニーランドのチケットが当たるそうなので、千葉のネズミさんに会いたい方はぜひ、福引チャレンジしてみてくださいね!
福引は、福引は12月11日からだそうです!!


というわけで、いよいよ歳末なんて言われる時期になってきたのですね。
早いです。
頑張らなくては!!
というわけで、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!
 モカシンシューズと言えば、Minnetonka(ミネトンカ)ですね!!
1946年創業の老舗メーカーで、アメリカの原住民が使用していた、素朴でシンプルな袋状の靴を作っているメーカーになります。
かわいらしいですよね!

で、こちらがどうなってしまったかというと…
 こんな感じで、カカトの部分が潰れてしまいました。
元々がシンプルな袋状の作りというだけあって、芯材が限りなく少ししか使われておりません。
なので、長く履くとこういった感じに、形が崩れてきてしまいます。

インディアンモカシンは、そういうもんだ!という気持ちで履くもののような気もするのですが、とはいえ、綺麗に履けるものなら、綺麗に履きたいですよね。

そこで、今回はカカト部分を補強していきます。

まずは…
 髪で、こんな感じかな?という芯の形を決めていきます。

で…
 やや厚みのあるヌメ革を癖付けして、こんな感じで、カカトの芯を作りました。

で、これを内側にバチコーン!と貼り込むと…

ビフォー
 アフター
 見るからにパチンとしたのがお分かりになるかと思います。

内側は…
 こんな感じ。
とはいえヌメ革がダイレクトに見えてしまうので、違うと思うので…
 こんな感じで、ヌバックの革をその上に貼り込みます。
これもしっかり補強することで、2重の芯材になるイメージ。

これを靴の口元で縫っていきます。
 履き口の帯を外して、その中で縫い付けます。

縫い終わったら、内側に貼った革の余分な部分をカットします。
 こんな感じ。
だいぶ自然な雰囲気になったかと思います。
 これで、カカト中心に広がってしまっていた履き口も、だいぶスッキリしましたね!!

 こんな感じで、グッとやっても、グニュっとはつぶれなくなりました!

これでまた、スッキリしっかり履いていただけるかと思います!!

ただ、基本的にはこちらは潰れてしまったカカトの補強という形になります。
手でグッとやって潰れなくても、カカトに体重がかかるとやはり、潰れてしまうかと思います。
出来ることなら、靴ベラを使って、ちょこっと気を付けていただければと思います。

こちらのお修理、3780円で、現在込み合っており、2週間程度いただく場合がございます。

お気に入りの靴も、型崩れしてしまうと、残念な気分になりますよね。
何とかできる場合もございます。
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!