2025年5月18日日曜日

Tricker'sのブーツにすべり止め!

 こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
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営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
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さてさて、ゴールデンウイークも終わり、若干夏を感じる気温になってきていますね。

私、暑いのは苦手です。

寒いのも嫌ですが、暑いのはもっと嫌です。

覚悟はしておりますが、猛暑にならないよう祈っております(笑)。


と言うわけで、今日は真夏日になるとかならないとか。
元気にお修理の紹介をしていきます。
本日はこちら!!




Tricker's(トリッカーズ)のブーツになりますね。
1829年創立した、イギリスに現存する、もっとも古い靴メーカーらしいです。
すごい。
1829年といえば江戸中期、徳川家斉さんが将軍だったころですね。
江戸の三大大火に継ぐ、文政の大火が起きた年になります。
原因はたばこの不始末だとか・・・気を付けたいですね。


と言うわけで、だいぶ話がそれましたが、こちらのブーツ。
底がこんな感じで、レザーソールになります。
格好良いですよね。

ですが、やはりどうしても滑るのが怖いとの事。
ちなみにこちら、当店スーパースタッフの私物。
それなりに、革靴やブーツも履きなれていると思うのですが、それでもレザーソールは滑るとぼやいておりました。

で、今回は、すべり止めを貼りカカトもゴムに交換していきます。
カカトのゴムを剥がすとこんな感じですね。
で、接着面を機械で荒らしていきます。
出来れば土踏まず部分のロゴは残していきますが、ロゴが大きかったり場所がつま先側だったりすると無くなってしまいます。
ご承知ください。

で、この革を荒らした部分にしっかり接着剤を染み込ませながら塗布。
すべり止め側も荒らして、プライマー処理後、接着剤を塗布します。

で、接着剤がしっかり乾いたことを確認し、温めてから圧着。
こんな感じで新しい滑り止めを付けていきます。

で、余った部分をカットし、削って整えていきます。
フィニッシャーなんて呼ばれる、回転する紙やすりでガーーっと削ります。
ガーーっとと言っても、一番上のウェルトの層はなるべく触らないようにした半分を目安に整えます。
カカト周りも一番上の方は削らずに、下の方だけ表面を吸って整えるイメージ。
なるべく削る部分は少ない方が良い気がするからですね。
とはいえ、ゴムと革の境目を削らないと段差が気になってしまうので、段差が無くなるギリギリを攻めます。

ただこの仕上げ方をすると、3回目4回目、カカトを交換するとだんだんカカトのゴムの方が小さくなっていきます。
おちょこのような感じですね。
なので、それはその時また、積み上げごとの交換をするか、そういうデザインとして考えるか、悩んでいただければと考えております。

で、出来上がるとこんな感じ。

今回は、Michelinのモダンヒールとモダンソールのセット、茶色で仕上げております。

こちらのお修理、ヒール2860円、ハーフラバー3190円となります。

スーパースタッフも滑るのが気にならなくなり、疲れにくくなったとの事。
そこまで意識していなくても、無意識に滑らないようにと歩いていると、足の疲れ方が違うのかもしれませんね。
革靴やブーツだけでなく、パンプスなどでもそれは同じかと思います。
滑るのが気になる靴は、ハーフラバーお勧めです。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2025年5月5日月曜日

Fabio Rusconi(ファビオルスコーニ)のサンダルにすべり止めを付けました。

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さて、すっかり月一のブログになっておりますが、当店ゴールデンウイークも通常通り、水曜定休となっております。
ゴールデンウイーク終盤のご案内で申し訳ございません。
お気軽にご来店いただければと思います。

さてさてそんなわけで、お修理のご紹介。
こちら!!
Fabio Rusconiファビオルスコーニ)のパンプスになります。
パンプスと言うより、サンダルでしょうか。
1998年からのイタリアのブランドになりますね。
すごく良い靴のイメージ上がります。

ちなみに底はこんな感じ。
薄めのレザーソール。

で、十数年、靴ばっかり弄っているオジサンが良い靴のイメージを持つのはどんなところかと言うと…
お分かりになるでしょうか?薄い靴底が見事にフラットなんです。
目の付け所が気持ち悪いですね(笑)。
どういうことかと言うと…
同じ写真です、ちょっとわかりづらいですが矢印に箇所、サンダルの上の革が中底に巻き込んである部分、ここ靴底にも段差が出来がちなんです。
まして、この靴のように薄い底の場合、赤い線のように、けっこう窪みます。
ですが、この靴の靴底はとてもフラット。
美しいですね!!

単純に段差が出来ないように、靴底を付ける前に中の段差をなくしているのかと思いますが、こういうのをやっていない靴も全然あります。
良い悪いではなく、なんていうか丁寧だなぁという印象です。

普通の人は気にしなくていいんです、ほんと。
靴修理をしていると底周りが気になったりするんです(笑)。
職業病ですね。

で、今回こちらの美しい靴に何をするかと言うと、革底のままだと滑りやすいので、すべり止めを付けていきます。

今回は全面に。

カカトの付け根部分まで貼りたいので、機械の入らない部分は紙やすりでゴシゴシと削って、接着剤が着きやすいように加工します。

で、接着剤を塗布後、全面に貼り付けます。
こんな感じですね。
なるべく違和感の少ないように、ベージュのすべり止めを使います。
で、まわりの余分をカットした後、削れば出来上がりですね。

こういった作業の時に上で書いた靴底の窪みがあると、非常に作業がしづらくなります。
ですが、こういったきれいに作ってある靴は作業がしやすく、出来上がりもきれいに見えるので良いです!
で、出来上がるとこんな感じですね。

カカトに近い箇所は通常地面に着かないので、すべり止めが必要かと言うと無くても良い気はするのですが、例えば自転車に乗る方なんかは良さそうですね。


仕上がるとこんな感じ。
Michelinソール、ちょっとイレギュラーな貼り方になるため2800円~(税抜き)のような形になります。
ソール材大きく必要な為、納期見積りは受付の際のご相談となります。


と言うことで、ゴールデンウイークも終盤。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2025年4月5日土曜日

ローファーに、VIBRAM9105番ソール!

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さてさて、四月と言うことで新年度。
私のような仕事の仕方をしていると、四月、全く関係ないんだよなぁ、なんて思っておりましたが…、今年は、当商店街の2年ごとの役員更新?の年ということでバタバタと。
うっかり引き受けた理事をやめることが出来ませんでした。
若くもないですが、商店街の中ではそれなりに若手になってしまうので…難しいですね(苦笑。
と言うわけで、新年度、頑張っていきたいと思います。

本日ご紹介するのはこちら!!
シンプルなローファーになりますね。
突っ掛けのように履けるので、私は好きなのですが、革靴だと思って履くとやはりフィット感が少なく、難しいですよね。
とは言え足に合うと、脱ぎ履きも楽ですし、重宝します。

と言うことで今回はこちらの靴底を直していきます。
靴底がこんな感じ。

厚めのスポンジ底に切り込みんの入ったソールが着いておりました。
幸い、VIBRAM社の近しい底があるので今回はそちらに交換してきます。

まずは…
元々のソールを削り落としていきます。
今回は、溝が無くなる程度まで。
実は、元々のソールがかなり厚みがあり、近い形状のビブラムの底だと、気持ち薄くなってしまう為、すべて削り落とさず残す形を取りました。
4mm程度残した感じですね。
元のソールが剥がれそうなときなどは丸ごと交換しますが、その心配もなさそうだったので今回はこんな感じで進めます。

で、こちらに新しいソールを圧着。

だいぶ形状としては近いです。

で後は周りを整えれば出来上がりですね。
こんな感じ。

こちらのソール、厚みのわりに切り込みが入っているので返りが良く、非常に履きやすいタイプになります。
ひもで絞めることの出来ないローファーにはぴったりですね。
素材的にも従来のスポンジソールに比べ、若干のゴム質が混じっている?為、粘りもあり摩耗にも強いものになっております。


こんな感じですね。
こちらのお修理、3週間程度のお預かり、13200円となります。

靴のアッパーの革がひび割れたり、擦り切れていなければ靴底を直すことが可能です。
お値段としては決してお安くはないので、部分的なお修理も含めご相談いただければと思います。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!





2025年3月23日日曜日

営業時間のご案内。

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皆様こんにちは!

取り急ぎ今回は、営業時間のご案内だけとなります。


3月24日(月)の営業は17時45分までとなります。

ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願いいたします。


ここの所、時短営業が多くなってしまっており申し訳ございません。

歯医者通いが続いておりまして…。

おまけに24日は当店のある商店街の総会があり、出席しなくてはならなくなってしまいました。


お修理ブログの更新も少なくなってしまっておりますが、花粉症が辛い程度で通常通り営業しております。

引き続き当店をよろしくお願いいたします!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2025年3月3日月曜日

バッグのファスナーを交換しました!

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さてさて、まずはお知らせです。


来週、月7日金曜日は19時15分頃に閉店させていただきます。

ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。


ここのところ、閉店時間のイレギュラーが多く申し訳ございません。

歯医者に行かないといけない事態となっており、もうしばらく早めに店を閉めることがあるかと思います。

都度こちらとHPにはアップするように致します。

閉店近い時間にご来店いただく場合はお気を付けください。



さて、そんなわけで昨日の暖かい日から一転、今日は雪でしたね。

昨日は花粉症が地獄のようでしたが、今日は比較的楽でした。

これから嫌な季節になりますね。

花粉症の皆様、何とか耐えしのぎましょう。


と言うわけで、鼻をグズグズさせつつ今日ご紹介するのはこちら!!


ナイロンバッグですね。
とにかく長いです。
三脚を入れるためのバッグだそうです。

で、こちらのバッグこんな感じファスナー部分が壊れてしまいました。
これだけ長い形状のバッグですとファスナーも…。
ざっくり150㎝程度。
なかなかない長さです。
またファスナー自体も大きく、10番サイズ。
在庫は持っていないサイズなので、取り寄せになります。

と言うわけで、まずはファスナーを外していきます。

こんな感じで、縫い付けてある糸を切りながらファスナーを外していきます。


で、新しいファスナーを作り、縫い付けていきます。

基本的にはこれだけと言えばこれだけ。
なんていうかそれほど、作業自体は難しくないのです。

とはいえ、バッグやブーツは当たり前ですが立体的な形に出来上っております。
バッグを作る工程の場合、バッグを立体に組み立てる前の、フラットなパーツの段階でファスナーを縫い付けることが出来ます。
ところが修理の場合、立体的に組みあがった状態でファスナーだけを外し、新しいものを取り付けます。
そうすると、通常のフラットなミシンでは縫い付けることが出来ず、ちょっと特殊なミシンで縫い付けることになります。
立体になっている為、部分的には何とか工夫して縫うようなことになります。
悩ましいです。

で、話は戻り出来上がるとこんな感じ。




こんな感じで、ぐるっとファスナーを交換することが出来ました。

金額は、16500円!

お高いですよね、そうなんです、お高いんです。

基本的には40㎝までの長さの場合、4000円+税。

その後10センチ毎に41~50㎝までは5000円+税、51~60㎝までは6000円+税・・・と言った形でお値段を決めさせていただいております。


この価格の決め方だと、今回のような特殊なバッグはともかく、割と普通のナイロンのリュックなどでも8000円~10000円程度になってしまったりします。

ナイロンリュックなどの場合、正直なところ買うのと変わらない?程度の金額になってしまうことも。

本当はもう少しお安く設定しても良いのかなと思うくらいではあるのですが、ファスナー交換やることは単純なのですが、結構時間がかかってしまうお修理になります。

ご理解いただければと思います。


と言うわけで、今回はバッグのファスナー交換のご紹介でした。

ファスナーのスライダー部分だけ交換することで、不具合が直せる場合もございます。

お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!


2025年2月14日金曜日

Hawkinsのブーツ、靴底を交換しました。

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さて、まずはお知らせです。


来週、2月18日火曜日は19時20分頃に閉店させていただきます。

ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。


さてさて、そんなわけで寒い日が続きますが、今日も元気のお修理のご紹介です。

こちら!!


こちらHawkins(ホーキンス)のブーツになります!
元々はイギリスのメーカーとの事ですが、今はABCマートで扱っている印象が強いですね。
子供の頃、CWニコルさんがブーツのCMをやっていた印象が強いです(笑)。

で、こちらがこんな感じに。

一度カカト部分を修理した後がありますね。
外側が減りやすいのでしょうか、だいぶ良心的なお修理をされておりました。
材料をだいぶ長く使ったかと思います。

今回はこちらの靴底を全て交換していきます。
まずは白いソールを剥がすと…
こんな感じで白のミッドソールだけになりました。
グッドイヤーウェルテッド製法で、しっかり縫い付けられております。

このままでは、古い接着剤が邪魔をしてしっかり新しいソールを接着できないので、表面を荒らしつつ汚れを削り落とします。
なるべく縫い付けているだし縫いの糸を切らないように慎重に作業いたします。

で、新しいソール、靴側のミッドソールともプライマー処理をした後、接着剤を塗布。
しっかり乾燥させた後、温めて圧着ですね。

接着の工程は全開のブログと同様の流れになります。
(前回のブログはこちら⤵


圧着機でドスンです。

その後こんな道具を使って…

ウェルトの上をグ――っと押して、微妙な隙間をしっかり圧着します。
圧着機やハンマーでも着ききらない隙間には、割と有効です。
先端がとがらない程度に滑らかに処理された…棒?なのでグリグリ押すのにちょうど良いです。
ちなみに棒の逆側の方の溝は、バッグを作る際、コバを磨くのに使ったりしております。


そしてあとは周りの余った部分をフィニッシャーで削れば出来上がりですね。


こんな感じ。
レッドウイングのブーツの雰囲気に近いですね。
こちらのお修理、VIBRAM4014番。12100円、2週間程度のお預かりとなります。
ちなみにミッドソールの交換が必要な場合は+3850円となります。

こういったブーツの場合、よっぽどのことが無ければ、靴底を直すことで、かなり長く履くことが出来るかと思います。
アッパーがボロボロになってきても格好いい感じかと思います。
ぜひ、ご相談いただければと思います。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!



2025年2月10日月曜日

PATRICK(パトリック)のスニーカー、靴底が剥がれた!

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さて、気が付けば2月も半ば。

早いですね。

1月は気が付いたら終わっていました。

恐ろしいですね。


さて、今日ご紹介するのはこちら!


どん!
 PATRICK(パトリック)のスニーカーですね。
フランス発祥のスニーカーブランドですね。
パット見てわかるデザインはやっぱりすごいです。

で、こちらが…
こんな感じでカカトの部分が剥がれてしまいました。

こういう場合、カカトだけ接着剤を入れることも出来なくはないのですが、ちょっと引っ張るとだいたい全部とれます。


こんな感じですね。
もちろん、引っ張って素材ごと千切れそうな時は、カカト部分のみ接着いたしますが、本当にだいたい、十中八九剥がれます。
あと、右足が剥がれた場合、左足も剥がれる可能性が高いです。
引っかけて剥がれたとかであれば別ですが、時間がたって劣化して剥がれる場合は片足だけと思っても、両足危ないのでお気を付けください。

で、靴修理あるあるとしては…、お預かりした右足を接着し直して、しばらくしてお客様ご来店。
「この前直してもらったのに、また剥がれちゃったよ!」
お持ち込みいただいているのは、作業していない左足。
実はこれ、ひじょーーーに多いです(苦笑)。
同じようなパターンですと、上の写真の状態でカカトだけ接着してと言われカカトを接着。
しばらくして、「修理したのにつま先側が剥がれてしまった!」というご指摘。

ちなみに、剥がれた接着面を見れば作業したか否かは、靴修理をしている人はわかります。
ですが、それを説明したところで、思い込んでしまっているとご理解されにくいです。
そもそも、立て続けに靴底が剥がれると思わないですからね。
辛いです(笑)。

ですので、カカトだけ剥がれているような場合は、出来る事ならすべて剥がします。
片足だけお持ち込みの場合は、割としつこく、「もう片足は大丈夫ですか?」との確認をします。
あまりにこういった事例が多いので、当店では片足のみお預かりの際は、左右どちらを預かったか預かり票に明記できるようにしております。
ぜひ、接着剥がれ等の場合は両足お持ち込みいただければと思いますm(__)m。

さて、そんなあるある注意事項を挟みましたが、作業は引き続き。

靴側、靴底が両方の接着面の古い接着剤を削り落としつつ、表面を荒らします。


ちょっとわかりづらいですが、左が削った方。
右が元の状態ですね。
接着剤が取れて、白いゴムが表面に出てきております。
ゴムも、表面がつるつるの状態より、ガサガサっとあれている方が接着剤の効きが良いので、しっかり表面を荒らします。
靴底面も同様ですね。
合成皮革や、本革の場合でもやりすぎると素材自体が千切れてしまうので気を付けながらですが、多少ちぎれてもその方がガッチリ接着できるので、しっかりと削ります。

そして靴底側は、今回こちらは合成皮革なので、合成皮革をしっかり接着するためのプライマーを塗布して乾燥。
最低でも1時間程度は乾かします。
時間に余裕があれば私は一晩乾かします。

そしてしっかり乾燥させた後、接着剤を塗布。
また、同様に乾燥させます。

靴底側はゴム用のプライマーを塗布。
乾燥後、接着剤を塗布してこちらも乾燥させます。
靴底に関しては写真のような感じでヒーターの中に入れて温めます。
乾燥時間割と放置することが多いので、ヒーターの中には他の材料も同時に温めております。

そして靴側の接着剤が乾いたら、ヒートガンで温めて、乾いた接着剤を熱活性。
靴底とガッチリしっかり貼り合わせていきます。


圧着機でドスン!
後は圧着機が当たらなかった場所がないか確認しながら、ハンマーを使って圧着すれば出来上がりですね。


理想を言えば1週間程度放置したほうが接着剤がしっかり揮発してガッチリ接着されますが、この状態でも十分履いていただける強度は出ているかと思います。

こちらのお修理、片足880円。
こちらはこれまでから据え置きにさせて頂ております。
新しい材料を使うわけではないので、作業のわりにリーズナブルな設定にしているつもりです。
期間は最短丸1日。
ちなみに今回は、接着面が1か所だったので片足880円となっております。
靴底が層状態になっていおり、もっとバラバラになってしまう場合は追加で料金をいただきます。
お見積りさせてください。


と言うわけで、靴修理では基本中の基本の接着修理のご紹介でした。
靴底が剥がれてしまってがっかりなんてことありますよね。
素材が崩れたり、割れてしまうような劣化をしていなければ、接着し直すことが可能です。
お気軽にご相談いただければと思います。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!