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2014年11月29日土曜日

足袋型の靴にビブラムソール!

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

日中は雨が降っていたのに暖かく、雨がやんでから冷えてきましたね。
なんだか、不思議な天気です。
そんな中、今日は・・・
当店の隣、タコ焼き屋さんの『はるちゃん』で出会った青年が、いい靴買いましたよーと、自慢しに来てくれました(笑。
ちょっと写真が遠いのでわかりづらいですが、フローシャイムのインペリアルクオリティ、コードバンのプレーントゥシューズです。
じーつーにー、格好良いです。
ただただ、欲しいです(笑)。
それも、比較的リーズナブルに手に入れていて、羨ましくなる一方でした。

そんな、誘惑にも負けず今日もストイックに頑張ります(笑)!!

で、今日ご紹介するのがこちら!!
 むむむ!!
かぎりなく足袋ですね。

靴底はというと・・・
 やっぱり足袋です(笑)。

で、今回はコレをどうするかというと、まずは・・・
 こんな感じで、裏の凹凸をすっかり削りとってしまいました。

で、今回のご要望はというと、この靴に、下のブーツのようなゴツゴツっとしたタイプの靴底を付けたいとのご相談。
むむむむむ!!
っと思いつつ、ご相談いただいたからには、やりたくなるのが私の癖です(笑)。
よっぽど出ない限りお断りは致しません(笑)。



まず、靴底をドスンと貼り付け周りを整えていきます。
こんな感じで、まだ指の部分は別れておりません。


 このあと、指の部分を削って足袋のあるべき姿に近づけていきます!!
 こんな感じで、ゴリゴリと削って指を分けていきます。

で、出来上がった形が・・・
 いかがでしょうか!!??
頑張ったと思いませんか(笑)??
もちろん、お受けした段階である程度、行けるぞという想像は出来ているのでお受けするのですが、いざ形になるとやっぱり面白いです!

 履きやすくなったかは、なんとも言えませんが、他に二つとないビブラムソールの仕様になったことは間違いないかと思います!!

この前からのアングルが、秀逸かと思います(笑)!


こちらのお修理、10800円。
お時間2週間程度頂きます。


これはムリだろー、というのもぜひご相談くださいね!!
出来る限り、出来る限りチャレンジしていきたいと思っております!!

それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2014年6月17日火曜日

レッドウイングのエンジニアブーツ、カスタム!!

皆様こんにちは!
西武新宿線、靴とバッグの修理店doekです!!

最近よるも暑いような気がするのは私だけでしょうか。
けっこう、寝苦しく、何度か夜中に目を覚ます為、ちゃんと休めた気がしません。
良くないですね。
体の不調は、仕事にでるので気をつけたいと思います。
皆様も、お気をつけください。

さて。
今日はというとこちら!!
問答無用の説得力!レッドウイングのエンジニアブーツです。

1905年にミネソタ州のレッドウイングという街で、チャールズベックマンさんが、仲間14人とともに作った工場、 「Red Wing Shoe Company」が発祥だそうです。
レッドウイングというのは街の名前だったのですね、日本で言えば東京北区の『赤羽』辺りでしょうか(笑)。
で、そんなレッドウイングのエンジニアブーツ、その名のとおり、鉄道関係のエンジニアの方が履いていたらしいです。

で、そんなエンジニアブーツ、今回どうなってしまったかと言うと。


ちょっと良く見ないと分からないですが、写真向かって左側(右足)、エンジニアブーツの特徴でもある甲部分のベルトがなくなってしまっています。

こんな感じで根本から千切れてしまっています。
バイクに引っ掛けてしまったとの事です。
革のベルトが千切れるほど・・・ちょっと怖いですね。


 左足はこんな感じで問題なくベルトは残っていました。
ですが、今回は、こちらのエンジニアブーツのオーナー様より、ちょっと遊びが欲しいとのご提案がありました。
俄然やる気が出てきます(笑)。
いや、普段からやる気は満々、満ち溢れているのですが、やっぱりちょっと楽しそうな修理と言うのがあったりします。

そこで、今回はとりあえず両方ベルトを外してしまいます。

 こんな感じですね。
一見するとペコスブーツのようになってしまいました。
これはこれで悪くない(笑)。
ちなみにペコスブーツは牧場なんかで履かれていた長靴タイプのブーツですね。
形はかなり近いです。

で、話は戻り今回用意したのがこちら。

 牛革の床になります。
床とは、革の表面を薄く漉いて取ってしまった残りの部分になります。
ちなみに薄く漉いた表の部分は、どこへいったかというと、以前このブログでご紹介した『ダレスバッグ』のオーダーのバッグになっています。
その時の、残りの床部分になります。
元々の厚みが、2.5ミリ近い革だったので、この床でも1.3ミリ近くありました。

で、そのまま着けるのでは芸が無いので、上の写真の方にチラ見えしている革を使います。

黒の床側と、こちらのピンクの革を剥がれない様にガッチリと圧着してカットした抜け殻が、この写真(笑)。
で、できたベルトは・・・
こんな感じ。
もちろん、切り口もパキッと処理し穴も元と同じように慎重に開けていきます。
・・・遊びすぎでしょうか(汗)。

で、これを・・・・
こんな感じでしっかりガッチリ縫い付けていきます。
エンジニアブーツ自体革が厚いので、これだけ重なってちゃんと縫えるか少し心配でしたが、ミシンをきっちり調整することで難なく縫うことが出来ました。
いやあ、このミシン手動とは思えないパワーを発揮してくれます。
最近ではメーカーも生産をやめてしまい、すっかり手に入りづらくなってしまったミシンです。
しっかり手入れして、丁寧に使わないとと思っております。

で。
どうなったかと言うと。
こ、これは!?
意外にありじゃないですか(失礼)!?
自分でやっておいて意外にっていうのも、あれですが格好良いです。
これだけで見ると若干ビビッドすぎる気がしますが、これ実際に見ると、より格好いいです。
短めのパンツでベルトがチラッと見えていたらこれは、いいんじゃないですか!??

と言うわけで、こちらのお修理、4320円いただきました。
お時間、革の手配が入ると、場合によっては3週間いただきます。
もちろん、出来次第ご連絡いたします。

このシリーズちょっといけそうな気がします(笑)。
例えば、ベルトだけワニとかハラコなんかも格好よさそうですよね!?

こんなカスタムも喜んでお受けいたしますよ!!
なにか、『あっ!!』っていう思い付きがあって、自分では出来無そうでしたら、お気軽にお声かけください。

そういえば以前、私物ですが

こんなバスのローファーを・・・

               

こんな感じでハラコにカスタムしたこともありました(笑)。
このときも、モカ縫いにそって革が切れてしまい、修理屋なのに靴を捨てるのもなあ・・・と思いやってみた感じです。
2年ほどたまに履いていますが、特に問題ありません(笑)。

いろいろ出来ることもあるかとおもいます。
是非お気軽にお客様の、アイデアをお聞かせください!

それでは皆様のご来店心よりお待ち申し上げております!!

2014年4月3日木曜日

ダナーのブーツ、オールソール交換 シャークソール!!

皆様こんばんは。
今日は一日雨でしたね。
まだ、桜は散らないと思いますが、ちょっと肌寒いくらいです。
明日まで降るらしいですが、日中には止むようなので一安心です。

さて。
今日はこちら!
DANNERのブーツです。
靴底は、ビブラムの148番がついていますね!
まったくもって、間違いのない、ワイルドな仕上がりです。
お客様、20年以上の付き合いだとおっしゃっていました。
そんな靴欲しいですよね、格好良いです!!
私、一番長い靴で・・・15年くらいたつビルケンシュトックの靴がありますね。
大事に履いていきたいものです。

さて、話は戻り。
こちらのブーツ、若干底にひびが入り、かかとも減ってきているとの事で、全部底を変えてほしいとのご要望でした。
そこで、少し、イメージも変えたいと。
そこで、今回ご提案したのがシャークソールです!
もちろん、こちらも同じくビブラム社製品です!!
いかがですか!?この大振りなギザギザ(?)!
ワイルドな仕上がりになりつつも、洒落感があると思いませんか!?

と言うわけで、まずは元付いているソールを剥がします。
こんな感じで、剥がすことができました。
底をはがしても、ミッドソール部分だけでも一般的な革底程度の厚さがあります。
ごついですね!!

剥がした部分の、古い接着剤等を丁寧に削り落としてから、シャークソールをガッチリと圧着していきます。
ハンマーで、ガツンがつんと叩いて仕上げていきます。
そして、周りの余った部分をいつも通りグラインダーで仕上げていきます。
グウゥイーン!!!っと周りを削って仕上げると・・・

いかがですか!?この横顔、男前そのものです(笑)。

これでまた、ガツガツ履いていただけるようになりました!!
もう10年は、らくらくいけるのではないのでしょうか♪

こちらのお修理、10800円いただいております。
お時間は2週間程度。
ミッドソール部分を交換しなくてはいけないようですと、2160円プラスになってしまいますのでお気をつけください。

靴底周りのちょっとした?カスタムも承っておりますよ!!
軽くして欲しい、硬くして欲しい、滑らなくして欲しい、格好良くしてほしい!!などなどお気軽にご要望ください!!
できる限りのご提案を致します!

それでは皆様のご来店、お待ち申し上げております。。

2014年2月24日月曜日

バッグのショルダー紐作成。

皆様こんばんは。
西武新宿線、井荻駅南口から徒歩1分の靴の修理店doekです!!
心なしか、春がもうすぐな予感がしますね!
花粉の気配を感じます・・・(苦笑)。
でも、暖かい方が良いですね、冬物のブーツなどしまう前に、革のケアをしておくと来年出すとき気分が良いですよ。
いざ履こうと思って出したら、傷だらけ・・・とならないように、是非当店にお持ちくださいね!!

さてさて、今日は。
昨日に引き続きバッグの修理です。

やや大きめなハンドバッグにショルダー紐をつけて欲しいとのご要望。

そこでご用意したのがこちら。
紐と金具類です(笑)。
紐の切り口はこんな感じ。
この手の紐はどうしても、ここから解れてきます。
すでに若干ほつれかかっているのがわかるでしょうか?
そんな時は、まずこの部分をライターで焼いてしまいます。
そうすると良い具合に、細かい繊維が溶けて一体化します。
まあ、こんな感じですね。
かなり地味ながら、この作業重要です(笑)。

それでも心配なので、こんな感じで織り込んで、切り口が表に出ないようにしてから金具を縫い付けます。

で、金具の下をしっかり縫いとめると、こんな感じで固定することができました。
ちょっと器用な方なら自分でできるかもしれませんね。
強いて言えば、厚みが出たものを縫えるミシンが必要かもしれません。

ちなみに、この長さ調整の時に使う数字の『8』のような金具、これを『コキ』と言います。
これに対して、折り返すところの四角い金具は『コカン』と言います。
今回は、『ナスカン』とセットで使いますが、通常は『コキ』と『コカン』でセットな事が多いです。
だから何と言うわけではないですが・・・中学生くらいだったら、爆笑かと思います(笑)。
・・・すみません。


というわけで、進みます(汗)。
両サイドにナスカンを通し、片方はしっかり縫い付ければ、とりあえずショルダー紐の完成です。


で、今回はバッグにこれを、欠けるところが無いので作ります。



上の写真の様に帯状に革を裁断して、下の写真の様に、革の裏面中央に伸び止のテープを貼ります。

そして、接着剤を着けて、パタパタッと上下から折り返して、革の裏面がまったく見えないようにします。
折り返す部分だけ薄く漉いて折り返すのもありですが、ここの設備ではこの方が綺麗に仕上がるのと、強度的にも単純に全体が二重になっていた方が強いであろう事から、この方法を選びました。

そして、両側を縫って、こんな感じにします。

金具に通して二つ折りにするとこんな感じ。
ここに、先ほどのショルダー紐を通せるようにします。
ちなみにこの金具、『Dカン』と言います。
D管です。

ここでようやくバッグ登場。
今回は、真横にこのパーツを縫い付けます。
D管ギリギリを縫うのがミソです。
このDカンなかなか厄介で、使っている最中に、金具部分だけ回転してしまい、変な角度で使う羽目になったりすることがあります。
そうならない為にも、ぎりっぎりを縫います。

で、出来上がりはこんな感じ。
大き目のバッグなので物がたくさん入ったときには、これがあると楽かもしれません。
また、この素材の紐ですと、比較的軽く作ることができるので、使わないときにも邪魔になりにくいです。

こちら、お値段5250円いただきました。
お時間は通常、1週間程度いただきます。

ちなみに、紐までしっかり革で作る場合は、8400円となります。
高級感はそちらの方が断然あると思います。

もちろん、ご予算と雰囲気と実用性、色々考慮して選んでいただければと思います!!
是非ご相談ください!!

皆様のご来店お待ちしております!!

2014年2月22日土曜日

本クレープオールソール修理。生ゴムオールソール。

皆さんこんにちは。
靴とバッグの修理店doekです!
西武新宿線、井荻駅南口を出て右へ、環八をくぐって、そのまま環八沿いへ左へ折れると、当店すぐ見えると思います。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣です!!
黄色ののぼりが出ているので、わかりやすいかと思いますよ!!


さて、今日は。

かっこいい靴がやってきました!

L字のストームウエルトからの、ガツの張り出したコバ(靴底)、仕上がり、いかにもアメリカ!!っていう感じです。
中敷にはうっすらとですが、椅子に座ったお父さん?が靴を作っている刻印が。
これで、ピンと来た方は靴マニアです(笑)。
今はなくなってしまった、ネトルトンのウイングチップですね。
思わず欲しくなります(笑)。

で、今回はどうするかと言うと、靴底をすべて取り替えて欲しいとのご要望です。

そこでまず。
こんな感じで、かかとを外します。
突き刺しているのはマイナスドライバー。

グッと力を込めると、こんな感じでカカトが取れます。
かなりゴツ目の釘がたくさん打ってありました。
これを全部抜いてあげてから、本底を外します。

まず周りの縫ってある糸をグラインダーで削り落としてしまいます。
そうすることで、当然底が外しやすくなります。
で、グーッと靴底を引っ張ると。

こんな感じで、靴本体とミッドソール、本底の3種類に分解できました。
ちなみに、一般的な靴はミッドソールはありません。
かなり底を厚く仕上げる時くらいですね。

そして、靴側に残っている縫い糸を一本残らず丁寧に抜いていきます。
なかなか、地味な作業です(笑)。
抜き終わるとこんな感じ。
一部コルクが弱っていたので、靴底を剥がす際崩れてしまいました。

ちなみにですが、偶然にもコルクが剥がれてしまったので、ご説明。
今靴の裏の部分です。
この靴、いわゆるグッドイヤーウエルテッド製法の靴です。
ボールペン側に見えている、白い布のようなテープのようなもの、これをリブと言います。
このリブが、中底の裏に接着してあり、そのリブに対してウエルトを縫い付けます。
今ボールペンが指している部分と、目打ちの指している部分が縫ってあります。
これが取れると、かなり厄介です。
滅多なことではここまで壊れるお客様はいらっしゃらないのですが、ここが壊れてしまい、ウエルトを交換するとなると、オールソール交換のお値段が一気に倍増いたします。
ほとんどそんな事はありませんがお気をつけください。

ちなみにこちら、向かって左側の方だけ、崩れているコルクを補充しました。
全部とっててんこ盛りにコルクを入れなおしても良いのですが、(コルクはクッションの役割もします。多いと気持ち良いです。)ヴィンテージの靴なので、できる限りもとの雰囲気で仕上げたいので、必要以上には補充しませんでした。

それにしても、ここまでびっちり中にコルクが詰まった靴はなかなか見かけません。
現行の靴だと、スポンジで代用していたりもします。


そして、底部分に薄いミッドソールにあたる生ゴムを接着して縫っていただきました。
この周りを縫う作業、実はこの部分に関しては当店では場所の関係もあり出来ないので(専用ミシンが、とんでもなく大きいです(笑)。)、信頼できる業界の大先輩にお願いして縫っていただいております。
下の写真を見るとわかるのですが、元のミシン目通り、バチッと仕上げてくださいます。
美しい仕事です。

そして、このミッドソールに対して、本底になる生ゴムのクレープソールを接着します。

こういった形で、しっかり接着して、形を整えます。
あとは、しっかり元と同じ高さで、かかとをつけていくと。。。



いかがでしょう?元々のレザーソールが、クレープソールに生まれ変わりました。
このままも格好良いですが、ちょっとカジュアルすぎるので、今回はクレープソールを着色していきます。

こういった形で黒く直色します。
剥がれて黄色くなったりはしないのでご安心ください。
むしろ、黄色いまま使いたいと言われる方が、難しいです。
黄色いまま使っていても、強力に汚れやすい素材なので、程なくして黒くなります(笑)。
これで完成です!!
元よりも靴底が若干さらにボリュームアップしています!!
革底に比べ、クレープソールは弾力があるので履きやすいですし、滑りづらいと思います!
こんなお修理もありですよ!!

ちなみにこちら、9450円で、2週間程度いだきます。

ちょっとしたカスタムや、リフォーム。
修理だけでなくドシドシご相談くださいね!
皆様のご来店心よりお待ちしております。。