2022年8月19日金曜日

KATHARINE HAMNETT LONDONの靴底を交換しました!

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そろそろ皆様、お盆休みも終わった頃でしょうか??

まだまだ暑い日が続きますが、頑張っていきましょう。


さて、全然関係がないのですが、先日読んだニュースで…歯磨きのあと使ううがいの水の量は、大匙一杯程度との事。

…え???

大匙一杯って少なくないですか!??

と思って、他にも調べてみたのですが、どこも概ね同じような説明が。

で、普段使っている液体歯磨きの説明を読んだところ、ブラッシングのあとは、すすぐ必要がないと書いてありました。

えー…、ちょっと嫌じゃないですか(笑)??

フッ素を歯に残すとか、色々あると思うのですが、なんか磨いて流さないって、なかなか…。

確かに液体歯磨きは泡立たないですが、歯磨き粉だと泡立ちますし。

とはいえ、そんな記事を読んだら、過剰に水でゆすいではいけないのかなと、かなり控えめにゆすぐようになりました。

皆様もお気を付けください。



驚きすぎて、本当に関係のない話から入ってしまいましたが、今日も元気にお修理のご紹介。

スマホが新しくなったり、Googleの容量がいっぱいになったりで、グズグズしておりましたが、これからもう少し、更新頻度を上げて行ければと思っております。

というわけで、きょうはこちら!!


KATHARINE HAMNETT LONDON(キャサリンハムネットロンドン)のカジュアルな革靴?になりますね。
一見スニーカーのようですが、作りはどちらかというと革靴になります。

で、靴底を見ると…
こんな感じで、中央が割れ、穴が開いてしまっております。
ここまで行くと、やはりハーフラバー等で補強するより、靴底ごと交換したほうがしっかり履くことが出来るかと思うので、全部交換していきます。

まず靴底を剥がし、穴が開いている部分を革で塞ぎます。
上の丸いのが穴を塞ぐのに使った革になります。
周りを薄く漉いて、なるべく履いた時に違和感の無いようにしてあります。

で、カカトの周りは押し縁が巻いてあったので、元と同じようなつくりにする為、革の押し縁を巻いていきます。
実は元々の物を流用しようかと思っていたのですが、靴底を剥がす際、破損してしまったので、新しいものを使います。

で、この後新しい靴底を貼り付けます。
元のつくりが3mm程度のゴムを二枚重ねていたので、同じような仕様で、貼り付けたのですが…なんと写真がありません。

で、その靴底を縫い付けているのがこちら。
後ろ半分は、押し縁を巻いて、接着で作ってありましたが、前半分はステッチダウン製法でしたので、元と同様に、当店のだし縫い機を使って縫い合わせていきます。

で、次にカカトのパーツを作っていきます。
元々は飴色の分厚いゴムだったのですが、15mmを超すゴムはなかなか無いので、1センチ程度のゴムを二枚重ねて形を作ります。
で、こちらをかかと部分にガッチリしっかり接着し、内側から釘を打ちます。

あとは、周りを削って整えれば出来上がりですね。
こんな感じに!
土踏まずのデザインも同じような形で作ってあります。


これでまた、しっかり履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、12100円2週間程度いただきました。


靴のアッパーがしっかりしていると、どうしても先に靴底がダメになってしまいがちです。
もちろん、ご予算等あると思うのですが、今回のような場合は、靴底を変えてあげれば、まだまだ履いていただくことが出来るかと思います!
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!


2022年8月8日月曜日

ナイロンリュックの紐がほつれた。

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さて、ブログの更新が、随分、間が空いてしまいました。

まず、お知らせからです、こちら!

明日8月9日火曜日ですが、16時閉店とさせていただきます。

ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。


そして、お盆休みですが、今年も特別休む予定はない為、通常通り、水曜定休10時から20時までの営業となります。

明日のみ、16時閉店となりますので、お気を付けください。



さてさて、そんなわけで、だいぶ久しぶりとなってしまいましたが、お修理のご紹介。

こちら!

ナイロンリュック!
私、仕事柄?革のバッグが好きだったりするのですが、やっぱりバッグ自体が軽いほうが、現実的には楽ですよね(笑)。
ましてナイロンは丈夫なので、安心感があります。

ですが…
ここ!
ちょっとわかりづらいですが、リュック紐の付け根の部分、どうしても切れてきてしまいがち。
どうしても、この場所に負担がかかるので、仕方がないとも思うのですが、個人的にはなんとなく、作りにも問題があるのではないかと思っております…。

とはいえ、もちろん、直せないわけではないのでお修理を進めいていきます!

まずはひっくり返して、バイアステープを外します。
で、中が見えるとこんな感じ…。
ここですね、ここに若干つくりの不安を感じます。
どうしても、作りの上で、リュック本体とマチを縫い合わせるところに、リュック紐を縫いこむ形になるので、縫い代が多くとれません。
広く見積もっても1センチは取れていないかと思います。
袋状の裏地を、本体の中に落とし込むつくりではなく、本体のナイロンと裏地を一度に縫って縫った切り口をテープで隠す仕様だとこうせざるを得ないのかと思います。

わかるんです、私バッグを作る工場にいたこともあるので、大いにわかるんです。
とはいえ、ナイロンの一番、力のかかるリュック紐部分は、何とかもう少しほつれないような仕様に出来ないのかと思ったり思わなかったりは致します。


で、そんな話は、さておいて。
外したリュック紐の傷んでいる部分を切り落とし、縫いなおします。
こんな感じで、ほつれてしまった個所はカットしました。
で実は裏に一枚、伸び止めを貼って一緒に縫いこんでいるのですが、写真に写っておりません。
気休め程度かもしれませんが、ナイロンテープを一枚かませた感じですね。

で、これを本体に縫い付け…
テープを巻きなおしながら縫いなおしていくと…

こんな感じ。
うっかりハンドルを付け忘れそうでしたが、無事着きました(笑)。
内側も何とか違和感の少ないように縫えております。


こちらのお修理、2200円で、1週間程度いただきました。


ナイロンリュックのここの個所、あとはリュック紐の下の付け根は、同じような形でほつれがちです。

ナイロンリュックは比較的安価なところも良いところで、ファスナー交換などはお値段的に合わなかったりもするのですが、ほつれた個所を縫いなおす作業などは、比較的お勧めしやすい感じになっております。

是非お気軽にご相談ください。


それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2022年7月19日火曜日

Birkenstock(ビルケンシュトック)のサンダル、カカトのすり減り修理!

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さて、東京は雨もひと段落して、蒸し暑い夏らしい気候になりました。

話は変わりますが、フィギュアスケートの羽生選手。

引退されるそうですね。

これからはプロスケーターに転向するとの事。

ぜんぜんフィギュアスケート界に詳しいわけではないですが、引退してプロになるって面白いシステムですよね。

他のスポーツだと、プロを引退してアマチュアの選手や指導者になるイメージ。

羽生選手くらい有名な選手だと、僕でも一度は見てみたいなと思ってしまうので、プロとしてもガッチリやって行けそうです(笑)。


はい。

全然関係のない話から入ってしまいましたが、本日もお修理のご紹介。

こちら!!


Birkenstock(ビルケンシュトック)のサンダルになります!
夏のド定番ですね!
私も、割と好んで夏場はビルケンシュトックの靴を履いております。

で、こちらが…
こんな感じで、カカト部分が擦り減ってしまいました。
コルクにかかる直前、まさにお修理にお持ち込みいただく、ベストなタイミングかと思います!
今回、こちらをお修理していきます。

で、まずご用意したのがこちら、傾斜版なんて言われる、斜めになった板。

これを、減っている部分に、バチンと接着して、周りを整えれば出来上がりです。

…いきなり雑な説明ですみません。
今日の本題はこちらの修理のご紹介の後なので、駆け足で!!

こんな感じで…
カカトにゴムを継ぎ足す形でお修理、完了です!
こちらのお修理、2200円、当日のお渡しも可能です。


で、ここからが本題になるのですが、このカカトを継ぎ足すお修理。
通常コーナー修理なんて言ったりするのですが、割と万能です。
材料もこんな感じで…
今回使ったもの以外にも、スポンジ素材だと20mm程度の厚みの物から、ウレタンの硬質なもので、5mm程度の厚さの物まで。
色、幅、厚み、素材と種類が多くあります。
同じやり方で、つま先のすり減りなんかも対応できるので非常に便利だったりします。

ただ、お値段が非常に微妙でして。
微妙といっても、当店ではかかとに関しては、基本2200円とさせていただいております。

何が微妙かというえば、例えば今回のサンダル。
こんな感じで、外側がすごく減る場合、材料をすごく使います。
それに対して、真後ろが減るような場合は…
使う材料は半分以下に。
極論、こういう婦人靴なんかに、同じような作業をすると、材料自体は3㎝も使いません。
なので、一応5㎝以下程度の長さで済む場合は、1760円で承っておりますが、とはいえ材料の長さだけで、作業工程は基本同じになるので、あまりお安くは出来ません。

また上の写真の婦人靴。
こちらは通常、カカトのゴムが外せるようになっている為、カカトのお修理で受ける際は、ゴム交換1100円になるかと思います。
結果的にカカトを直すだけなのですが、ゴムを丸っと交換すると1100円。
斜めに継ぎ足すと、1760円と、だいぶお値段に開きが出てしまいます。
この辺り、すり減り方だったり、靴のつくりに合わせてお修理方法をご提案するため、前回直したときと価格が違う!??なんてことが起こったりします。
私は受付の際、簡単な説明で金額をご提示してしまいがちですので、気になった際はご遠慮なく質問してください。
違うやり方、違う価格のお直し方法があるかもしれません。

で、さらにややこしいのが…

傾斜してない板。
これは先ほどのパンプスのカカトなどに、主に使います。
こちらを使う場合、3×3㎝だと1100円。
5×5㎝以内だと1430円。
7×7㎝以内だと1760円。
それ以上は、主に革靴などに使われる、VIBRAMや国産のカカトパーツを使います。
こんなやつですね。
左上がvibram 7mm厚 2640円。
真ん中がvibram 6mm厚 2420円。
一番下が、国産 7mm厚 2530円。

ということは、7×7㎝以上の靴に関しては、コーナー修理2200円をチョイスしたほうが、金額的にはお安く修理することが出来ます。
ただ、見た目には継ぎ足した感が出たり、コーナー修理用の素材は総じて柔らかめのものが多い気がするので、強度面で若干不安があるかもしれません。


さらに今回ご紹介した、ビルケンシュトックのサンダルに、VIBRAMのヒールを付けて欲しいなんて言われた場合は…

こんな感じで、はめ込むことも出来ます。
これは、当ててるだけです。
ちゃんと形は合わせます。

こちらの場合は、VIBRAM1205ヒール、3080円いただいております。
ちなみに、カカトのパーツ、在庫を持っているものだけでも、そこそこの数、種類ございます。



ざっくりこんな感じ(笑)。


で、色々説明してきましたが、よくわからないかと思います。

なので、お修理を出す際、ご要望があればお気軽にお伝えください。

私も、なるべく説明はするのですが、特にご要望がない際は、一般的なものをご紹介しております。


例えば、音がしないものがいい、なるべく擦り減らないほうがいい、厚みを出したい、価格が安いものがいい、雪でも滑らなくしてほしい、等々…。

お聞かせいただけると、それに合わせてあるものから選んだり、場合によっては材料を取り寄せることも可能です。


というわけで、長くなってしまいましたが、カカトの修理と一口に言っても、割とやり方、材料が色々あります。

ご要望があれば合わせていきますので、ぜひお聞かせください!

ということがお伝えしたかった気がしております(笑)。


それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2022年7月17日日曜日

WOLVERINE(ウルバリン)の1000マイルブーツにVIBRAM#468!

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さて、なんだか今週は、改めて梅雨がやってきたような雰囲気になってしまいましたね。

暑くても不平不満を言っている気がしますが、雨が降って涼しくなってもそれはそれで、不満が募ります。

自分勝手ですね(笑)。


さてさて、そんなわけで三連休も中日です!

毎年恒例の、「PONTE IOGI夏の祭典 福引中元大売出し」始まりました!
本日から、福引補助券を配布しております、ぜひ井荻の街でお買い物をして、Nintendo Switch、当てちゃってくださいね!
福引は28日木曜日からになります。

そんなわけで、別段当店、大売り出しっぽいことはしないですが、元気にお修理のご紹介。
こちら!!
WOLVERINE(ウルバリン)の1000マイルブーツ!!
良いですね!
文句なく良いです!
欲しい(笑)!
定かではないですが、おそらくクロムエクセルレザー。
良い感じに、脂っこく、ぬたっとした肌触りです。
Horween社のクロムエクセルレザー、油分が強くて、なかなか癖がある印象ですが、だいぶ良い革として定着したイメージがありますね。
一足は欲しいですが、女性にはモテない気がします(笑)。

で、1000マイルブーツといえば、アッパーに負けず劣らず、がっつり油分の入った革底が靴修理店を悩ませます(笑)。
水が入りにくかったり、厚みのわりに柔らかくなる等のメリットはあると思いますが、なかなかこれも癖が強い!
普通に作業をすると接着剤が着かない程度に油分がすごいです(笑)。
今回のようにある程度履いていただいたものは比較的、油分も飛ぶのか扱いやすいですが、新品は本当に悩みます。

で、今回はこちらのカカトと、ハーフラバーを装着していきます。
カカトは幸いVIBRAM#468なので、純正と同じものをご用意!
一時期在庫していたのですが、出番が少ないため現在は取り寄せ対象となっております。
厚みが、だいたい14mm程度と、微妙な厚さ(笑)。
アメリカの古靴などでは、カカトが低くこれ一枚でちょうど良い高さのものが、割とあるイメージなのですが、現行の靴だと使えるチャンスが少ない材料になります。
というわけで、こちらのヒールは1週間から10日程度お時間を頂いております。

さて、で、ハーフラバーですが。

こんな感じで、ハーフラバーを取り付けるところを荒らし、カカトのゴムも取りはずしました。
かかと部分に関しては、積み上げの革は普通ですし、釘で固定できるので問題ありません。
ただ、ハーフラバー、こちらは先ほどご説明した通り、なかなかオイリーな革なので下処理に気を使います。
こんな感じで、表面を荒らした後、シンナーでゴシゴシ。
この作業、そこまで必要ない気もするのですが、とはいえ表面だけでも出来る限り脱脂したいので、シンナーを使います。
そして、その上に、通常革の場合しようしない、プライマーを塗布。
塩ビなんかを付けるとき使う、プライマーを使用します。
塩ビやウレタンにも使えるということは、油に強いのかと想像します。
公式にオイルレザーにも勧められております。

で、そちらをしっかり塗り込んで乾燥。
通常の接着剤より時間を置くため、40分程度は最低でも乾かします。
場合によっては一晩放置してから、次の工程に。

ここまでやれば、あとは同じですね。
接着剤を塗布、乾燥、温めて圧着になります。
圧着機でドスン!
こういうガッチリしたブーツは、遠慮なく圧着機入れられるので安心です。
で、周り整えて、色を入れて磨けば完成ですね。
こんな感じ!

カカト、こんな感じで元のヒールと同じように、内側に釘を打ちました。

ヒールのパーツの裏側が、こんな感じになっており、外側と内側のゴムが、おそらく硬さが違ったり、溝があったりと、凝った作りになっております。
普通に外側に通常通りくぎを打つと、溝にはまったりと、効きが悪くなりそうなので、釘を内側に打って固定しております。


もちろん、そんなことは普通に靴を見たら気にしなくて問題ありません(笑)。

こちらのお修理、ハーフラバー2860円。
ヒール、3520円。
10日程度のお預かりとなります。

そんなわけで、オイリーな靴の修理は意外と気を遣ったり致します。
とはいえ、方法がないわけではないのでお気軽にご相談くださいね。
オイリーという意味では、1000マイルブーツより、靴底がオイリーな靴はそうそうないので問題ないかと思います!
是非、1000マイル、1600キロ歩くまで使っていただければと思います!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2022年7月9日土曜日

REDWINGのブーツ、履き口の革を交換しました!!

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さて、先日同業の方とお話しする機会があったのですが、当店のサブスク靴磨き。


こちらですね。

「いくら何でも安すぎない!??作業的にもパンクしないの??」とのお声を頂きました。

幸か不幸か、当店ではパンクするほどは殺到している感じはなく、まだいくらかの余裕がある状態となっております。

あまりにも、仕事量、当店の保管できる靴の量的に、限界が近づいた際は、受付を打ち切るかもしれません。

ご了解ください。


同業者間では、設定価格的にも決して高くなく、むしろ安すぎない!??という設定となっており驚かれるのですが、一般のお客様にとっては、そんなに靴をたくさん持ってないし、そんなに磨く必要あるの!??

というリアクションもしばしば。

革靴はもちろん、合成皮革の靴や、パンプス、スニーカーなどもきれいになるので、ぜひ体験していただければなぁと思っております。


どうしてもサービスの性質上、近隣にお住まいで、当店に気軽に来られる方がメインになってはしましますが、お気軽にご相談ください。



というわけで、本題に入ろうかと思ったのですが…。

昨日の事件。

さすがにびっくりしましたね。

何を書いても不謹慎な感じになってしまうので控えるように致しますが、「治安が良く安全な日本」というのは、もう違うのかなと。

気を付けようがない事件も多いですが、なるべく穏やかに暮らしていければと、心から願っております。


はい。

というわけで、さらっとだけ触れつつ、ご冥福をお祈りしながら、今日もお修理のご紹介。

こちら!!

レッドウイングのブーツですね。
ブーツはやっぱり、使い込んだくらいが格好いいです。
そんなこちらのブーツ。
履き口部分の革が擦り切れて、破れてしまっておりました。
これはこれで格好いいなんて言う見方もあるとは思うのですが、壊れているのと使い込まれているのは、やっぱり違うのかと思います。
ボロボロになったものを味!なんて言い方をすることもありますが、使い込んだ上で、手入れの行き届いているものが、本当の味なんじゃないかと思います!

というわけで、今回はこちらを交換していきます。
まず、縫い目をほどいて巻いてある革を取りはずしていきます。
本体の革に傷をつけないように慎重に糸を切ります。

で、外すとこんな感じ。
スッキリ。
これはこれで、ありな気もしますが、さすがに寂しいので、革を巻いていきます。
ちなみにわかりづらいですが、一番上のハトメ金具を外して作業をすると、元と同じ仕上げに出来るのですが、金具は一度外すと、再利用することが出来ません。
近い金具を使うことも出来るのですが、雰囲気が変わりがちなので、今回はハトメを残して作業を進めていきます。

まずは、厚みを調節した革を履き口周りに縫い付けます。
こんな感じで、外側に。
これをぐるっと内側にひっくり返して、縫い留める感じですね。
ハトメ部分はこんな感じで帯をカットしました。
とはいえ、この部分見えなくなるので、この写真ほどの違和感はなくなります。
で、元々あったミシン目を、一目一目外さないようにミシンで縫っていきます。

出来上がるとこんな感じに。
ほとんど違和感がなく仕上げることが出来ました♪

ちなみに明らかに変わった個所は…
この内側の帯を縫っている個所。
青でぐるぐるっとした所ですね。
ここ縫う順番が変わっている為、本来ないところに縫い目が入っております。
通常は履き口の黒い革を塗った後、ハトメがない状態で、縦の帯を縫い付けてから、ハトメ金具を打ちます。
今回は、ハトメ金具を生かすために、縦帯を極力最小限ほどいて、履き口の黒い革を挟み込んだ形になります。
なので、先に縦帯を縫った後、黒い帯を縫っている為、縫い目が入ってしまいました。

とはいえ、外側から見たら同じつくり、履いてしまったら完全に見えない個所なので、違和感ないかと思います。
まずこの部分に縫い目があったかどうか、確認をして靴を履いている方は、ほぼいないと思うのでご安心ください(笑)。



というわけで、履き口の革交換。
こちら、片足1650円、両脚で3300円いただきました。
お預かりは1週間程度。
これで、まだまだしっかり履いていただくことが出来るかと思います!!

レッドウイングのブーツ、やっぱい格好いいですよね。

ガッチリしたブーツを直しながら、ガシガシ履く感じ!

とても良いと思います!!

ぜひ、お修理ございましたら、ご相談いただければと思います。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!