2014年9月20日土曜日

クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)の修理といえば!!

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

井荻ってどこやねん!!という方、いらっしゃいますよね、やっぱり(笑)。
実は井荻という住所はなく、当店の住所は杉並区の上井草になります。
杉並区の中でも北の方ですね。
駅で言うと、上井草~井荻~下井草という感じで、井荻駅がございます。
井草駅でも良かったのでは!?なんてことも思ったりしますが、そのあたりは何か、利権!?があったのかもしれないので、深くは調べないようにしておきます(笑)。


さてさてさて。。
早速本題に参ります。
今日ご紹介するのはこちら!!!
 ババーーーン!!
そうです、このピンクベージュのエナメルそして、このライン!!

 ドドーーン!!
お洒落女子なら一度は憧れる、クリスチャン・ルブタンのパンプスでございます!!
この、真紅のソールを見れば一目瞭然ですね。
大変お美しゅうございます。

ですが、ですが・・・
 レザーソールでありながらこの薄さ。
やっぱり、ちょっと心配になりますよね。
すぐすり減って、上のエナメルが削れたり、レザーソールのままで滑るのも怖いです。

そこで・・・と話を進めたいところですが、ちょっと脱線。
上の写真を見てください。
靴底が、非常にピターッとまっすぐに、仕上がっているのがお分かりになるかと思います。
靴なら当たり前でしょ??と皆様思われるかと思います。
ですが、この手のストラップサンダル?に関してはストラップが差し込まれている所が、出っ張り、ストラップの無い所が凹んで、靴底を横から見ると小さく波打っている様に見える靴が非常に多いです。
だから、何というわけではないんですよ、機能的に困ることもありません。
ですが、このパンプスのソール、見事にまっすぐ仕上がっております。
伊達にお高いわけではございませんよ、皆様!!
やっぱり、作りが良いんです。
デザインが素晴らしく、作りもキチッと、手をかけて仕上げている。
そんな所が、憧れのルブタンたる所以かと思います。


さて。
というわけで、修理に戻りますね(笑)。
底が薄いので、ハーフラバーを貼っていきます!!

 っで、接着剤がきちんと付くように、ルブタンといえども、表面を薄く、赤の塗料が無くなる程度に削ります。
厚みとしては1ミリも削ってはいないのですが、新品を削りこむことになること、ご了承ください。


あとは、もう、いつもの感じで、今回はビブラムの1ミリのソールをチョイスしました。
せっかくの、華奢な靴にあんまり厚いハーフラバーをつけるとガッカリですからね!
言うまでもなく、色は赤です。


 で、ちょっとわかりづらいですが、ここにもこだわりが。
紳士靴のハーフラバーなどは、コバ(底の切り口)に合わせて、ハーフラバーをほぼ垂直に削ります。
ですが、こういった華奢なパンプスの場合、厚みが出ると美しくないので、やや内側に斜めに削りこむようにしております。
そうすることで、ゴムを貼ったといえども出来るだけ、エレガントな仕上がりになるよう心がけております。

 底面はこんな感じですね。


これで、安心しておろしていただけるかと思います。

こちらのお修理、
婦人ハーフラバー1944円
お時間20分程度になります。

クリスチャンルブタン、ジミーチュウ、プラダと百貨店の工房で修理をしていた経験もあり、比較的慣れておりますよ!!
レディースのお修理も得意ですのでご安心ください!!

皆様の、お気に入り、出来る限り丁寧にお直しいたします。

こんな靴でも・・・出来ないかもしれませんが、頑張りますよ!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!