靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!
西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
今年のお正月は、暖冬と言われていますが、本当にあまり寒くない日が続きましたね。
とはいえ、昨日今日と若干曇るとやはり、冬。
寒いです(笑)。
あまりドカッと雪が降ったりしない程度に、寒くなるのが良いですね。
極端なのはやめていただきたいです(笑)。
というわけで、久しぶりに若干寒いなと実感しつつ、今日も元気にお修理のご紹介!
こちら!!
Campanile(カンパニーレ)のストレートチップの靴になりますね!
イタリア、ナポリで1858年に創業した、老舗ブランドになります。
1858年!すごいですね!
イギリスのチャーチやクロケット&ジョーンズより、前に創業していたことになりますね。
そういわれてみると、全体のムラ感が美しいパティーヌに見えてきました(笑)!!
さて、そんな歴史あるメーカーの靴が…
お分かりになりますでしょうか?
つま先のあたりが、だいぶボコボコとして、シミが出来てしまっております。
雨に当たって、水が部分的に染み込んでしまったのですね。
そこで、今回はこちらを直していきます。
まずは、汚れ落とし、今回はM.モウブレイのステインリムーバーを使います。
汚れ落としでは一番人気でしょうか?
正直なところ、汚れ落としならこの工程は何でも構いません(笑)。
白く浮いた塩を拭き取りながら、全体の靴クリームを落としていきます。
これは汚れ落としだけでは歯が立たない為、水洗いをしていきます。
まず全体を濡らしていきます。
一度しっかり雨が染み込んでしまったつま先は簡単に水が染み込みましたが、それ以外の部分が革に水が入っていきません。
そこで…
こんな感じで濡らしたキッチンペーパーでくるんで、全体に水を染み込ませていきます。
15分程度放置すると…
こんな感じ。
まだ水の染み込んだところと、染み込んでいないところで、色の差がありますね。
この後、キッチンペーパーで再度くるんで、長めに放置しました。
で、全体に水が染み込み色が濃くなったことが確認出来たら、革靴用の石鹸、サドルソープで、しっかり泡立てながら全体を洗っていきます。
ペネトレイトブラシで洗っていきました。
ひげ剃りの泡を顔に塗るようなイメージですね。
そんなに、ゴシゴシはしません。
全体を毛先でなでるように優しく泡立てていきます。
で、乾燥。
一晩放置しました。
この工程、当たり前ですが割と湿度に左右されます。
乾かなければ、気長に放置してください。
ちょっと写真が暗いですが、つま先の凹凸が無くなったのがお分かりになるかと思います。
…わかりますか??
この時点で凹凸がひどく出るようであれば、もう一度、水を染み込ませ直すところから、再チャレンジです。
今までの経験上、凹凸であれば2回やって無くならないことは、ほぼありません。
染料によるシミなどの場合は、けっこう何度もやる場合があります。
で、ここまで来たら、あとは靴磨きと同じ要領ですね。
用意したのがこちら!!!
doekエクセレントクリーム!!
770円!!
如何ですか(笑)!??
突然のCMですが、当店とライオン靴クリーム本舗様のコラボ、靴クリームになります。
しっかり革に染み込んで艶やかに仕上げます!
なければ乳化性の靴クリームでOKです(笑)。
そして最後に乾拭きをすると…
いかがでしょうか?
凹凸の感じも、もちろんシミもすっかり綺麗になっております。
これでまた、安心して履いていただくことが出来ますね♪
こちらの、靴のクリーニング、3300円で1週間程度のお預かりとなります。
今回はスムーズに進んでおりますが、再度洗う場合や、乾燥に時間がかかる場合、時間がかかってしまうので長めにお時間をいただいております。
お気に入りの靴、雨に降られたりすると、心配ですよね。
お気軽にご相談ください!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!