2022年8月28日日曜日

BASSのローファーに、VIBRAMデッキシューズ用のカップソールを装着!

   こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
Mail  doekrepair@gmail.com
住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL  03‐5310‐3512

お問い合わせは、電話またはメール、LINE公式アカウントよりお願いいたします。

▼LINE公式アカウント
▼インスタグラムアカウント



遠方のお客様、配送でのお修理も受付しております!
▼配送によるお修理


お得で便利な当店のアプリ、ぜひご利用ください。
毎月、お得なクーポンをお届け!預かり票のレシートも必要無くなります。
登録すると、その日から使える500円引きクーポンも配信!
ダウンロードはこちら⤵

AndroidURL

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.digijapan.android.cl_smart.doek0410

iPhoneURL

https://itunes.apple.com/jp/app/doek/id1170973402?mt=8



【定額制くつ磨き】【サブスクピンリフト】

月額定額制のサービスはこちら!

https://doekrepair.wixsite.com/doek/%E5%AE%9A%E9%A1%8D%E3%81%8F%E3%81%A4%E7%A3%A8%E3%81%8D%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9


さて皆様こんにちは。

雨の週末、あんまり暑いのも嫌ですが、雨もやっぱり嫌ですね。

天気に文句ばかり言っている気がいたします(笑)。


というわけで、サクサクっと本題に!

今日ご紹介するのはこちら!!

こちら、G.H.BASS(ジーエイチバス)、バスのローファーになりますね。
と言っても・・こちら純正からかなり色々弄っております。
靴底はレザーソールから、ビブラムソールへ。
靴の甲部分は、ガラスレザーだったものを、馬の毛皮に交換してあります。
ちょっと、パラブーツのミカエルを意識した結果ですね(笑)。

というわけで、こちら私物のBASSのローファーをさらに弄っていきたいと思います。
1876年にアメリカでで出来たブランド、このペニーローファーの形を作ったのがBASSだったと思います。
多分。

で、今回は…
かれこれ長く履いており、マッケイ縫いが若干緩んできていたり、写真でわかりにくいかと思いますが、靴底に沿って、なかなかの切り傷が出来てしまっているということで、靴底を交換していこうかと思います。

まずは…
靴の中と靴底を縫い合わせている、マッケイ縫いを切りながら、靴底を剥がしていきます。

こんな感じで、靴底を完全に外すことが来ました。

で、今回使うのがこちら。
ドスン!
VIBRAM#705C、ビブラムのデッキシューズ用のソールになりますね。
なんでも、この靴底の飴色の部分、現行品は白くなっているそうです。
実は、これ、販売され始めたころ、いいんじゃない!??と思って入荷したサンプル。
私の感覚とは裏腹に、使う機会が全くなく、若干、白が薄汚れてきてしまったので、テストがてら、私物につけてみようということで、今回はこちらを使用します。


ちなみにこんな感じで、カップソールのような状態になっており、靴の木型が変わった形をしていると、おそらくはめることが出来ません。
最初、私物のオールデンのローファーを使おうかと思ったのですが、万が一ハマらなかったら嫌だなぁと思い、今回の犠牲はBASSのローファーとなりました(笑)。

で、外したローファー本体に、この靴底をなるべく接着して、縫いわせていきます。
なるべくといったのは、この形状、全体を軽く削ってから接着するのですが、そもそもこの形に作られていない為、おそらく完璧に隙間なく接着するのは、不可能かと思います。
とはいえ、勿論できる範囲はしっかり、という意味で「なるべく接着」となります。

で、その後周りを手縫い。
オパンケ縫いなんて言われる、周りを縫う縫い方?なんですが、専用のミシンがあれば一気に縫えるのでしょうが、さすがにそこまで使用頻度もないので、専用のミシンは持ち合わせておりません。
業者に出しても良いのですが、手縫いの練習もかねてグルっと手縫いで縫い合わせます。
靴の中と、外側のソールの縁を縫うので、市販品を改造した手縫い機?を使って縫っていきます。
かぎ針みたいなイメージですね。
外から中に手縫い機の針を突き刺して、中の糸を針の先のカギで引っ張り出して、外側で引っかけて内側から引っ張る…みたいな手順になります。
試す人もそういないかと思うので、やり方はそんな感じで(笑)。
慣れれば、このくらいだと30~40分程度で両足縫うことが出来ます。
もう少し手が小さいと楽なんだけどなと思う作業ですね(笑)。


で、縫い終わるとこんな感じ。
靴の中に、当然縫ったミシン目が出来ます。

で、あとは中敷を貼れば出来上がりですね。

こんな感じ。
デッキシューズ用のソールなので、多分雨でも滑りにくいです。
多分。
それでも、コンビニの前の濡れたタイルは怖いですけどね(笑)。
黒の靴に白のソールがオシャレ!!
ちょっとブランド品っぽくないですか!??
こちらのお修理、縫いも入るので…13200円、3週間程度のお預かりといった感じでしょうか。

もちろん極力違和感の無いように仕上げるのですが、今回のように元々近いタイプの底が着いていない靴に、こういった底を付ける際は、少なからず無理をする部分があります。
かかと部分の高さが変わったり、カップに入りこむ深さが一定でなかったりといった感じですね。
ご要望いただける際は、注意点等ご説明いたします。
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!