皆様こんにちは!!
杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1さて、どうでもよい話ですが、先日、歯が欠けたなんて話をこちらのブログで書かせていただきましたが、閉店後に駆け足で歯医者に行ってきました。
歯医者の治療自体は、ダメになったところを、削り落として、ピタッと来るように金属やパテのようなものを埋め込み全体を整える。
あれ!??これ自分でも出来るんじゃない!??むしろ得意!?と思いましたが、さすがにやめておくようにします(笑)。
というわけで、無事なんの違和感もなく食事もできるようになり、快適なので、今週も頑張って靴のお修理を進めていきます(笑)。
というわけで、今日ご紹介するのはこちら!!
いきなりですが、カカトの真後ろが破れてしまっています。
縫目がほつれてた場合は、縫い直すような作業になるのですが、今回は革が縫い代に沿って破れてしまった形です。
この場合、まだ破れていない部分も、革が劣化して弱くなっていることが予想されます。
それを踏まえて、お修理を進めます。
まずは…
補強を入れる為、アッパー(表の革)とライニング(中の革)の縫い目をほどいて、写真のように開いていきます。
で、ここに入れる補強が。
こんな感じの革を用意しました。
…写真だけ見ると私の指先みたいですね(笑)。
指っぽいですが、これ革ですよ!!
こちらの写真のほうがわかりやすいですね(笑)。
横長の革を用意して、あたりが出ないように周りを包丁で漉いている所です。
周りはペラペラなくらい薄くします。
で、これをアッパーの裏側に接着。
こんな感じで、ガッチリしっかり接着します。
横長と書きましたが、縦に貼っています。
縦長ですね(笑)。
この段階で表から見るとこんな感じ。
もさもさっ…としていた革の繊維もm」巻き込んで接着してあるので、すでにだいぶすっきりしていきますね。
で、この縦長の革をもう一枚作り、ライニングの裏にも貼り付けました。
そして、こんな感じで、縦長の伸び止めテープを合わせて貼っておきます。
海苔みたいに見えるのが、黒の伸び止めテープになります。
で、アッパーとライニングをしっかり接着し、縫い合わせていきます。
なるべく元の縫い目を縫うように、慎重に進めます。
そして、伸び止めのテープや、はみ出した補強の革をカッターでカットします。
そうそう手元が狂うことはないですが、アッパーのギリギリをカットしていくので、慎重に進めます。
で、カットし終わるとこちら。
これでほぼ、強度としては問題ないのではないかと思います!
が、見た目が「あれ」ですね。
というわけで…
着色と傷隠し。
これはもう見た目の問題ですね。
強度には関係ありませんが、やっぱりこっちの方が良いですよね!??
これでまた、安心して履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、2160円いただきました。
2週間程度お預かりになります。
カカト部分、長く履くとパクっと開いてしまうこと、ままあります。
どうしようもない部分もあるのですが、靴ベラを毎回きちんと使うと、なりにくくなるような気がいたします。
サイズが合ってないと厳しいかもしれませんね。
とはいえ、パクっとなってしまっても、直せる場合、多いですよ!
是非お気軽にお問合せ、くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!