杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1
10月だというのに、なんだか今日は暑いですね…。
台風の影響でしょうか??
さて、10月といえば!!
そう、井荻商店街、毎年恒例のフリーマーケットですね!!
え?知らない!??
毎年恒例ですよ!??
ぜひ、皆様、割と賑わいますので、ぜひご参加ください(笑)。
というわけで、商店街の宣伝はサラッと済ませ、今日も元気にお修理のご紹介!
こちら!!
割とシンプルな、スリッポンになります!
こちらがどうなってしまったかというと…
こんな感じで、靴底が完全に剥がれてしまいました。
今回はこちらの雰囲気を少し変えていきます!
まずは、新しい靴底を付けるにあたり、元々の靴底が、カカトの上のほうまで、まくり上がっているようなデザインでした。
そのため、カカトの後ろ側に接着してあった跡がしっかり残っていました。
写真右が、作業前、左が作業後ですね。
接着剤の跡があった部分に、新しい革を当て、縫い付けて隠しました。
そして、靴底を取り付けていきます。
今回は、押し縁を巻いた後、3ミリ程度のゴムのミッドソールを靴本体に縫い付けます。
こんな感じ。
いわゆるマッケイ縫いになります。
靴底と、靴の中で、ダイレクトに縫い合わせる感じですね。
靴の中に縫った糸が見えるかと思います。
こちらは、最終的に、インソールを入れるので見えなくなりますが、しっかりと縫われているので、接着だけよりも安心ですね。
そして、この縫い付けたミッドソールに、本底となる、ビブラム9105番を圧着してきます。
こちらは、非常に分厚く縫えない為、接着になります。
幸い、縫い付けたミッドソールも、このビブラム9105番の素材も、接着しやすいものなので、充分しっかりとした接着力が出せるかと思います。
で、周りの余った部分を、フィニッシャーで削って仕上げます。
こんな感じで、ガーーーっと!
そうすると、底面はこんな感じ。
特徴的な、深い溝がわかりますね!
側面から見ても…
靴底の半分くらいまで溝が入っております。
元々、比較的柔らかい、スポンジに近い素材ですが、この溝が入ることで、非常に歩きやすい仕上がりになります。
溝が入っているため、厚さの割に、すごく曲がりやすいんです。
これでまた安心して履いていただけるかと思います!!
紐のないスリッポンのような靴の場合、あまりごつい靴底が付くと、カカトが抜けやすくなってしまうのですが、こちらのソールならその心配も少なく、安心ですね!
ちなみにカカトは…
接着していたところも見えなくなっているので、違和感ないかと思います!!
こちらのお修理、12960円、3週間程度いただきました!
シンプルな靴底が付いている物も、靴底を変えるとグッと雰囲気が変わります!
ポストマンシューズのような雰囲気ですよね!!
靴底が剥がれてしまったり、すり減ってしまった際、もちろんなるべく近い形に直すことも出来ますが、雰囲気を変えることも可能ですよ!
お気軽にご相談下さいね!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!