靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!
西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
突然ですが本日は…
…なんか閑散とした写真ですね(笑)。
違うんです!!難しいんですよ、写真!!
フリーマーケットのノボリが良い具合にこちらを向いて、ご来場いただいたお客様や、売っている方の顔があまり写らないように、それでいてイベントをやっている感を出す…。
私の技術では無理でした(笑)。
というわけで、本日15時まではやっているはずなので、ぜひ皆様足を運んでみてはいかがでしょうか??
さて、そんなわけで、商店街の告知もしっかりして、本日も靴のお修理のご紹介。
こちら!!
SHETLANDFOX(シェットランドフォックス)の外ばねUチップの靴になりますね。
1982年に出来たリーガルコーポレーションのブランドになりますね。
現在は日本人のための日本製靴ブランドというコンセプトのブランドになっているそうです。
さて、そんな靴が。
こんな感じで、割としっかりと斜めにカカトが擦り減ってしまいました。
靴の修理をしていると良く言われるのですが、歩き方がおかしいから、カカトの斜め後ろが減ってしまうんです!というお話。
何度かご説明しておりますが、ほぼほぼ100%に近いくらいの確率で、カカトは斜め後ろ(外側)が皆様すり減ります。
真後ろが減る方は、本当にごく少数です。
内側が斜めに減っていたら、むしろ足が悪いのか、靴がおかしいのか心配になるくらいに、あまりないケースです。
というわけで皆様ご安心ください。
斜め後ろ、外側が減るのは、きわめて普通です(笑)。
で、いつも通りお修理をしてきます。
まずはトップリフトを外して、積み上げ部分まで擦り減ってしまっている所に、革を接着して足します。
ここも、通常のトップリフトやハーフラバーを取り付けるのと同様に、しっかり接着剤を塗りこみ、乾燥、温めた後、圧着していきます。
斜めなので、圧着機は使いにくいためハンマーでゴンゴンと圧力をかけます。
で。
斜めについていた革を平らに削るとこんな感じ。
これで、トップリフトを取り付けた時、変な隙間が出来ないようになります。
で、同じく、接着剤塗布→乾燥→温め→圧着の順で、トップリフトを取り付けます。
今回はNORAロンド。
ドイツ製のトップリフトになります。
粘りがあり、耐久性に優れていると、評判がよろしいです。
ビブラムの倍、長持ちしますか!??と言わるれるとそんなことはありませんが、良く持つ気がしております…。
曖昧ですみません(苦笑。
で、コンチネンタルヒールが6mmなのに対し、同様の素材で7mmとなっているので、概ねこちらのほうが良いのではないかと、私は思っております。
で、これを削って全体に整えていきます。
これはカカトのつま先側、顎なんて言われる部分を削っている所ですね。
これで、完成です。
継ぎ足したところもほとんど、わからないかと思います♪
こちらのお修理、NORAロンドヒール3080円、最短1時間程度のお預かりになります。
カカトのトップリフトだけでも当店で常時在庫している物で…10種類近くはあるかと思います。
もちろん、在庫していないものもあるため、取り寄せを含めたら、果てしなく…。
なるべく、良いのではないかと思うものを扱うようにはしておりますが、ご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
出来る限り取り寄せ等で、対応できるようにしていければと考えております。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!