2020年3月7日土曜日

DIEMMEのマウンテンブーツにシャークソール装着!!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さてさて、だいぶ更新の間が開いてしまいました。
反省ですね…。
なかなか心身ともに調子が良くなかったり、なんだか商店街だったり、プライベートだったりとやることも多く、バタバタと…。
とりあえず、新型コロナの症状が出ていないので、そこは安心です。
やっぱりあれですね、調子が良くないと文章を書く気が起こりません。
どこの偉い作家先生か!??と思いますが、意外に本当にパソコンに向かう気になれませんでした(笑)。

というわけで、久しぶりに張り切ってお修理のご紹介!
こちら!!
 こちら、DIEMMEのマウンテンブーツになりますね!
イタリア、ヴェネト州で、1991年に出来たメーカーだそうです。
ガッチリした見た目と裏腹に、軽快な履き心地が特徴とのこと。

で、靴底を見ると…
 ビブラムのシャークソールが付いていました。
ビブラムのシャークソール、見た目は厳ついのですが、非常に溝が深いため曲がりやすく履きやすいのが特徴です。
ですが、軽快とは程遠い、重さが難点かと思っております。
が…
 !!
わかりにくいかと思いますが、靴底の中央に「GUMLITE」の文字が!
ビブラム社のガムライト、堅牢なゴムではなく、どちらかというとスポンジ素材に近い、発泡させたゴムの様なイメージの素材になります。
独特のクッション性と、ゴムよりかなり軽い仕上がり。
また、スポンジソールほど摩耗に弱くはないので、たしかに履き心地、実用面においては抜群な気がいたします。
一応デメリットも書くと、やはりゴムに比べると摩耗は早いです。
スポンジ<ガムライト<ゴム
摩耗に関してはこんな感じです。

で、こちらを交換していきます。

まずはソールを剥がします。
 べローンと。

剥がした面はこんな感じ。
 この表面を薄く削って、古い接着剤等を除去します。
で、除去すると…
 こんな感じですね。

で、ここに接着剤をより着きやすくするためにプライマー処理。
 割とサラサラな、液体を塗ります。
で、乾燥後接着剤を、靴、材料両面に塗布し、乾燥、温め、圧着をしてきます。

こんな感じで、プシュッと圧着。
プシュっなんていっていますが、手を挟んだらたぶん、漫画みたいに平たくなります。

で、ガッチリ圧着したら、周りを削って整えます。
 で、出来上がりがこちら!!

 もちろん、ガムライトのシャークソールを使用しております。

これでまたガシガシ履いていただけるかと思います!
こちらのお修理、12100円いただきました。
通常2週間程度いただきます。

お気に入りの靴、靴底が擦り減ってくると、捨てちゃっている方、いらっしゃいませんか!??
靴底、直せる場合が非常に多いです。
是非一度、ご相談くださいね。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!