2020年7月26日日曜日

adidasのスニーカーのかかとを直す!!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、連日新型コロナウイルスのニュースばかりですが…
感染防止徹底宣言ステッカー、当店のような業種でも申請できるのかなと思ってやってみたら、出来ました。
何せ小池都知事が「ガイドラインを守らないお店は避けていただきたい。目印としてステッカーのあるお店を選んでいただきたい。」と発言されておりました。
ということは…ステッカーのないお店には行くなと(汗。
もちろんガイドラインをチェックして、慌てて申請いたしました(笑)。
アルコール消毒スプレーを設置したり、レジにビニールシートでカーテンを作ったり、こまめに換気をしてみたり。
接客中、邪魔になってしまうかなとも思ったのですが、確かに無いよりは、安心感があるような気がいたします。
というわけで、ビニールシートの向こう側で元気に修理をしておりますので、お気軽にお声掛けください。


さて、そんなわけで、いくらかでも安心してご利用いただける対策をしつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!


アディダスのスニーカーになりますね。
やっぱり定番の形はいいですよね、どうもハイテクスニーカーは好みではありません(笑)。

で、こちらが…
こんな感じで、かかとの部分がすり減り、赤いスポンジ部分が見えてきてしまいました。
スニーカーは革靴やパンプスなどに比べ、修理して履くイメージが少ない気がいたしますが、そんなことはありません。
普通にお修理可能です。

こんな感じで、似た色のゴムを接着して、減った部分を補強します。

というわけで、まずは…
こんな感じで、接着面を平らに削ります。
ただ、今回は完全に平らを目指すと、過剰に赤いスポンジ部分を削ることになるので、写真ではわかりづらいですが、やや後ろのほうは平らではなくなっています。
材料をぐっと曲げて、かかとの後ろのほうをまくり上げてつけるようなイメージですね。

そんな風にするということを頭に入れたうえで、材料を圧着。
いつもよりしっかり、接着剤を乾燥させる時間を長くとって、材料をしっかり温めて、柔らかくしてからガッチリ圧着します。
普通の流れで作業をしていると、接着剤を乾燥させるのは20分~30分。
もちろんこれでも、ある程度しっかり接着しますし、その後の放置の時間が長ければ、よりしっかり接着することが出来ます。
ですが今回のように完全に平らに出来なかったり、まくり上げて若干無理やり接着するときは、2時間程度は接着剤を乾かします。
場合によっては6時間程度乾燥させます。
そのほうが、最初の段階での接着がしっかり出来るためですね。
接着剤の本来のパワーは圧着して、その後放置している間に発揮されるのですが、最初の接着ももちろん重要になります。。

で、がっちりしっかり圧着したら、違和感のないように材料部分を削って形を整えていきます。
で、出来上がりがこちら。
若干赤いスポンジが後ろに行くにしたがって薄くなってしまいましたが、比較的違和感のないように仕上がっているかと思います。
これでまたしばらく、問題なく履いていただくことが出来るかと思います!
こちらのお修理、2200円。
接着しにくい材料、今回のように少し工夫をして仕上げなくてはならない場合は、翌日以降のお渡しとなります。

お気に入りの靴、もうダメかなと思ったら、お気軽にご相談くださいね。
まだまだしっかり履けるかもしれません!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!