こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail doekrepair@gmail.com
tel 03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek
さて、気が付けば10月、あっという間に時間が過ぎていきますね。
すっかり秋どころか、肌寒い感じになってきました。
新型コロナも収まらない中、また冬がやってきます。
マスクと消毒で、今年はインフルエンザが激減するなんて話も、テレビでやっておりましたが、そんなにうまくいくのでしょうか…。
さて、そんなわけで、体調管理はいつも以上に気を配りつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
前回に引き続き、レペットの靴になります!!いいですよね、レペット。
メンズもあるので、いつかは履いてみたいなと、こっそり思っておりますが、なかなか実現いたしません(笑)。
レペットの靴は、実はそこが薄くて、一見、接着で作られているのかなと思いますが、しっかり靴底とアッパー(甲革)がしっかり縫い付けてあります。
今回は、ある程度長く履いていて靴底がすり減り、一緒に縫ってあった糸が切れてしまった状態になります。
そこで、今回はこの剥がれてしまった部分を縫いなおしてから補強していきます。
洋服などと同じように、靴を裏返して縫います。
けっこうワイルドな作業です。
そもそもバレーシューズ?トゥシューズは靴というより袋物に近い作りですよね。
そう考えると、この靴自体をひっくり返して縫う作業も、納得がいきます。
とはいえ、アッパーも底も革でできているので、作業は慎重になります。
で、ほつれてしまったところを、縫いなおしていきます。
ちょっとわかりづらいですが、縫ってあるのがお分かりになるかと思います。
縫ったところが完全に見えていますね。
この状況で歩いたら、やっぱりまた糸が切れて靴底が剥がれてしまいます。
最初はつま先側だけだったのですが、小指側も怪しかったので、縫いなおし、すり減っていた靴底を革で継ぎ足してあります。
やはり、革より摩耗に強く、比較的薄く仕上げられるため、レペットのように薄い靴底の革靴には、ハーフラバーを貼りたいですね。
ただ、デメリットとしては、靴底の柔軟性は落ちてしまうかと思います。
今回のように革底だけであれば、ひっくり返しての作業も可能かと思いますが、ハーフラバーを貼ってあると、やはりそれなりに張りが出るため、さすがにひっくりかえせるほどの、柔らかさは保てません。
念のためご了解ください。
とはいえ、安定感を考えても、貼ってあげるメリットのほうが大きいかと思います。