2021年2月18日木曜日

REGALの靴の靴底修理。

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さて、今年の2月は若干例年より暖かい気がすると思っておりましたが、まだ甘かったですね。
昨日今日としっかり寒くなっております。
あんまり暖かいと花粉がきついので、ほどほどでよいのですが、早めに花粉は終わって欲しいですね。

さて、今日ご紹介するのはこちら!!
REGALの黒の革靴ですね。
一足は持っておきたい、シンプルでどんな場面でも使える内羽ストレートチップになります。

こちらが・・・
こんな感じで、靴底が剥がれてきてしまいました。
ちょっと広げておりますが、中のコルクが横から見えるような状態ですね。
縫ってある糸が繋がっている部分をはずすと、こんな感じで、前半分、靴底を剥がすことができました。
実はこちらの靴、ハーフラバーが貼ってありました。
製品段階で貼ったものではなく、恐らく少し履いて、靴底がすり減ってから、どこかの靴修理店でハーフラバーを貼って補強したのかと思います。

ハーフラバーを貼った段階では、接着もしっかりしており、靴底が剥がれてしまう感じではなかったのかと思います。
ただ、靴底を縫ってある糸が、切れてしまったままハーフラバーを貼ったため、糸が抜け、靴底が剥がれてしまいました。

こういったお修理、実は比較的あることで、多少靴底を縫ってある糸が切れてしまったとしても、必ず靴底が剥がれる訳ではありません。
賛否ありますが短い釘で固定してからハーフラバーを貼ったり、縫い直してからハーフラバーを貼ると、よりリスクは少なかったかと思います。

とはいえ他店様を攻めるほど、間違った作業と言うわけではないと思うので、難しいところです。

さて、というわけで今回は…
ガッチリ縫ってから新しいハーフラバーを取り付けていこうと思います。
当店自慢の手動の靴底を縫うミシン、rafflenbeulでガチャガチャと縫うと、こんな感じ。
ハーフラバーを取り付ける部分をぐるっと縫い付けました。
ちなみに今回はかかとの交換も同時に行うため、きれいに縫うことができました。
カカトが付いた状態だと、ミシンにぶつかってしまいギリギリまで縫えない場合がございます。


あと新しいハーフラバーをしっかりガッチリ接着したらカッターでトリミング。
回りを削って整えたら、あとは色をいれれば出来上がりです。
カカトも新しいものがついております。

ハーフラバーの中で縫ってあるので、そう簡単には剥がれないしように仕上げることができました♪

こちら、ハーフラバー2640円。
縫い直し2200円。
20mm厚のブロックヒール、2750円となっております。
縫い直しがある場合は、できれば3日程度いただけると助かります。


どんなにいい靴も、はいていると靴底はすり減ってしまいます。
逆に靴底さえ直せば、比較的長く履くことができますよ!
是非お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!