2021年7月5日月曜日

リュックの紐の付け根が切れそう!そんな時は!

 んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さて、早いもので7月。
ブログを更新しようしようと思いながら、気が付けば2週間が過ぎておりました。
残念です!!
それにしても、雨、よく降りますね。
土砂崩れの被害があったそうですが、少しでも被害が少なるよう祈るばかりです。
ハザードマップでは当店の場所も、もともと川があったところに近いせいか、比較的水害が起きやすいとの事。
なかなか備えることも出来ませんが、心のどこかに置いておかないとですね。

さて、そんなわけで今日も雨ですが、お修理のご紹介。
こちら!!
四角いですが、グレーのリュックサックになりますね。

こちらが・・・
こんな感じで、紐の付け根の部分が切れかかってしまっております。
現状それほど、がっつり切れているわけではありませんが、どうしても、ここから切れて来てしまうことが予想されます。

そこで今回はここの部分を縫いこんで修理していきます。

まずは・・・

ファスナーのついたマチ部分を裏返してほどいていきます。
こちらは、縫い代を巻いたバイアステープをほどいたところですね。
この後、マチと胴判もほどきます。

そうすると・・・
こんな感じで、紐をとり取り外すことが出来ました。
今回は、両方の紐を1㎝程度カットして縫いこんでいきます。

というわけで。
スパッと傷んでいるところを切り落とします。
大概のリュックは、紐を伸ばすことが出来るように余分があるので、1㎝程度であればカットしても大きな問題はないかと思います。

で、このカットした部分を。
まず、背中側の胴判に縫い付けます。
ミシンで、ダダダダっと行きます。

で次に銅版とファスナーのマチ部分を縫い合わせます。

写真的には映えてないですね(笑)。
何の写真かわかりにくいです。


ですがこの部分を縫うと・・・
こんな感じで、見た目にはもう完成のような仕上がりとなります。
パチッときれいに縫えております。

で、もう一度裏返して、縫い代を隠す?バイアステープを巻きなおします。
こんな感じで、またミシンでダダダダっと縫っていきます。
これで内側も安心ですね!

こちらのお修理、1週間で3300円いただきました。

リュックは使う頻度が多いのか、多く荷物を入れがちなのか、バッグの中でも非常に修理が多い気がしております。
特に紐の付け根部分、ファスナー部分は多いですね。

とはいえ大体の場合はお修理できることがほとんどです。
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお祈り申し上げております!!

2021年6月14日月曜日

靴底が剥がれた!!接着します!!

 んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

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靴とバッグの修理店doek

さてさて、新型コロナウイルスが落ち着かない中、オリンピックはやはり強行されるようですね。
取り急ぎ、いろいろな情報はありますが、個人的には早くワクチンが打ちたいです(笑)。
エアコンを入れて、なんだか風邪っぽいなと思っても、うかうか口に出しづらい雰囲気が恐ろしいです(笑)。


というわけで、私は全然元気なので、ご安心ください!
今日も元気のお修理のご紹介、こちら!!

紳士靴のスリッポンになりますね。
こちらが・・・
こんな感じで、靴底が完全にはがれてしまいました。
で、さらに・・・
靴の周りに巻いてあった、押し縁なんて呼ばれる、ひも状のパーツもはがれ、部分的に折れてしまっていました。
取り外すとこんな感じですね。
継ぎ目とは別に、合成皮革でしょうか?部分的に、モソッと折れてしまった感じになっております。
実はこのお修理非常に多く、場合によっては、部分的に切れてなくなってしまったり、靴自体は靴底からはがれていないのに、このパーツだけ浮いてきてしまうなんてことも。

で、厄介なことに、この押し縁、靴底を剥がさないと部分的なお修理が出来ません。
今回は、不幸中の幸い!?不幸でしかない気もしますが、靴底全体も剝がれているので、こちらも交換していきます(苦笑。

まずは、剥がれた靴底の接着面の古い接着剤を削り落としつつ、是引退を荒らしていきます。
こんな感じで、回転する紙やすり、フィニッシャーでガーーっと削っていきます。
普段履いている靴の靴底が剥がれてしまったとき、DIYで直そうとすると、この工程がキレイに出来なく、うまくいかないケースが多いです。

しっかり削るとこんな感じ。
割ときれいになっております。
市販の靴修理用の接着剤に、紙やすりが入っていたりしますが、なかなかここまでは削れないと思います(笑)。

で、ご用意したのがこちらの押し縁。
いわゆるグッドイヤーウェルテッド製法や、ハンドソーンウェルテッド製法で靴に縫い付けてある「ウェルト」を模したパーツになります。
これがあると、靴底と靴の隙間も見えなくなるので納まりもよいです。

これを靴底にぐるっと巻いて接着していきます。
こんな感じですね。
もちろん、こちらもプライマー処理後、接着剤を塗って、乾燥、温めて圧着という、なかなか手間のかかる作業を行っております。
でないと、履いていて、またこのパーツだけが剥がれるなんて悲しいことになりかねないので、ここはしっかりやります。

そして・・・
靴本体と、靴底を圧着。
しっかりガッチリ行きます。

いわゆる接着で靴底を取り付ける、セメンテッド製法になりますね。
靴は、靴底を縫い付けて作ってあるようなイメージですが、おそらく・・・95%は・・いや99%は接着だけで作ってあるかと思います。
靴底が縫ってある靴は、スニーカーやパンプスはもちろん、紳士革靴に限っても、5%もないだろうと予想します。
…たぶんです(笑)。
今度調べておきます!!

で、話は戻り・・・
こんな感じで、押し縁部分もきれいに新しくなり、靴底がガッチリしっかり接着されました。
これでまた問題なく、ガシガシ履いていただけると思います!!
こちらのお修理、靴底の接着1760円(両脚)+押し縁交換1650円いただいております。

靴底の剥がれ、潜在的にはおそらく、とんでもなく多いお修理になるかと思うのですが、直せることを知らない方も多いかと思います。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは、皆様のご来店、心よりお祈り申し上げます!!


2021年6月6日日曜日

ローファーのつま先を直す!

んにちは!!

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さてさて、6月に入り、梅雨らしい日が続きますね。
からっと晴れて欲しいものですが、緊急事態宣言中。
これくらいが、ちょうど良いのでしょうか(苦笑。


さて。
すっかり雨の週末になってしまいましたが、今日もお修理のご紹介。
こちら!!
タッセルのついたローファーになりますね。
パンプス・・・ではないので、やっぱりローファーでしょうか。

こちらが・・・
ちょっとわかりにくいですが、つま先の部分が欠けてしまっております。
ゴムの質にもよるのですが、グリップ力のあるゴムですと、地面や床にグッと引っかかるような感じでグリップしてしまい、つま先が欠けてしまうことがあります。
もう少し硬質なゴムだと、こういう形にはなりにくいかと思うのですが、硬質なゴムは丈夫な反面、滑りやすかったりするので難しいところですね。
今回はこちらを直していきます。

まずは・・・
こんな感じで、欠けているところ含めて、つま先のほうをスパッと削り落としていきます。
なるべくフラットに、ゴムを取り付けやすい形にします。

で、こんな感じの傾斜したゴム。
すべり止めの、凸凹がありますが、今回はこちらは削り落としていく予定です。

まずは、材料と靴の断面に、プライマー処理。
プライマー塗布後こんな感じで、接着剤を塗って、しっかり乾くまで・・・30分程度でしょうか。
放置します。


で、しっかり乾いたものをヒーターで温めて、若干のべたつきを戻してから圧着。
ハンマーでガンガンと圧着していきます。

で、余分な部分を切り取って、表面の凹凸を削るとこんな感じに。
パキッとしております。
この切り口を元の靴底の切り口に合うように丸く整えると・・・・


こんな感じで、切り口が柔らかい雰囲気に仕上がりました。

あとは、若干色を入れて磨けば出来上がりですね。
靴底面はこんな感じ。
若干継ぎ目がわかりますね。
同じ黒でも、グレーがかっていたりと微妙に違いがあるのでわかります。
履いてしまえばわからないと思います。


切り口も、色を塗ったので、継ぎ目がわからなくなっていますね♪
これでまた安心して履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、1時間程度で、1650円いただいております。

カカトのお修理も多いのですが、つま先の削れは割と見落としがち。
靴底のすり減りが気になった際は、つま先も確認してみてくださいね。
そこのゴムが減る分には、問題なくお修理できるのですが、上の革が削れてきてしまうと、どうしても見た目に修理した感が出てしまうことがあります。
早め早めのお修理が、お勧めかと思います!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年5月31日月曜日

バッグのポケットがほつれた!

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さて、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたね。
副作用等もニュースには出ていますが、私としては、やっぱり新型コロナウイルスに感染するのは出来ることなら避けたいので、接種したいですね。
保管用の冷蔵庫のコンセントが抜けていたなんて、嘘のような本当のニュースも流れておりましたが、何とかスムーズに進んでもらいたいと思っております。

さてさて、そんなわけで、幸い身も心も…少なくても身は元気なので、今日も元気にお修理のご紹介(笑)。
こちら!!



こちらのバッグ、たくさんポケットがあって使いやすそうな感じなのですが・・・
ファスナーの脇の縫い目がほどけ、ポケットが開いてきてしまっておりました。
ポケット部分に限らず、バッグは、糸がほどけて来てしまうというのは、どうしてもそこそこの頻度で起こります。
そんな時は・・・
縫います(笑)。
当たり前といえば当たり前なんですが、縫います。
家庭用のミシンだと、厚手の革や、生地が折り重なっている部分はどうしても簡単に縫えなかったりしますし、バッグや靴のような立体になっているものは縫いにくいかと思います。
修理店にはだいたい、そういう縫いにくいところを縫うための厚物用ミシンがありますので、お気軽にご相談くださいね。

で、出来上がると。
こんな感じ。
裏側は…
こんな感じで、丸い布を噛ませて縫ってあります。
元々ついていた丸い布ですが、一枚布を噛ませることで、ポケットの入り口等、力のかかる場所の補強になります。
地味ながら無くてはならない当て布になります。


で、できあがりがこちら。

見た目的にはほとんど変わりませんね(笑)。
こちら、1320円いただいております。
裏地の有り無しや、縫いなおす距離等で若干お値段は前後します。

意外と直せることを知らない方がおおい、バッグのほつれ縫い。
ブログ的にはあまり「映え」ないですが、お気軽にご相談くださいね。
やはり使い慣れたものが、一番良いかと思います。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!



2021年5月27日木曜日

靴底に穴が開いた!!SCOTCH GRAINの靴の、ハーフソール交換。

  んにちは!!

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さて、今日は一日、雨のようですね。
いつも当店に荷物を運んでくださるS川急便のお兄さんが、「もう嫌ですよー、パンツまでずぶ濡れですよー」と嘆いていて、思わず笑ってしまいました。
ご苦労様でございます。
そういえば、昨日はスーパームーンに月食が重なったそうですね。
見てみようと思っていたにもかかわらず、すっかり忘れておりました。
残念です。


さて。
そんなわけで今日もお修理のご紹介。
こちら!!
SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)のストレートチップになりますね。
スコッチグレインは、日本のヒロカワ製靴が展開するシューズになります。
ブランドは1978年から40年以上、ヒロカワ製靴自体は1964年創業との事なので56年でしょうか、歴史が長いです。素晴らしいですね。

さて、そんなスコッチグレインの靴が・・・
こんな感じで、靴底の中央がすり減って、中のスポンジ素材が見えてしまっております。
つま先のゴムもだいぶ減ってしまいました。

そこで、今回はオールソールではなく、ソールの半分を交換していきます。
まずは、程よい位置まで縫ってある糸をカットし、靴底を剥がしてしまいます。

これが土踏まずあたりから前の方を剥がした状態ですね。
左上のベージュのものは、これからつける新しい革底になります。

で、これをガッチリしっかり接着。
こんな感じになります。
この段階で継ぎ目は斜めに削り、なるべくフラットになるように貼り付けております。

で、この周りの余った部分をカットし、表面の塗装?を削り落としていきます。
塗装というほどでもないのですが、新しい革はかなりしっかり表面が塗ってあるため、そのままでは仕上げの際、色を入れたり出来ないので、削り落としてしまいます。
元々の靴底が塗装したような靴底で、取り付けても違和感が少ない場合はもちろん?そのまま使う場合もあります。

で、元々縫ってあったミシンの穴を利用しながら、新しい靴底を縫い付けていきます。
当店のミシンは上から縫うスタイルなので、ミシン目をしっかり追うことが出来るので安心です。
ちなみに、割と多くの修理屋さんが使っている底縫いのミシンは、靴底を上にして縫うような形になります。
それでも、縫い屋さんにお願いすると、きれいにミシン目を追ってくださるので、職人さんはやっぱりすごいなと思います。

で、縫いあがりがこちら。
つま先は元と同様にゴムをはめてあります。

そして、ざっと周りを合わせて削ってあったものを、仕上げていきます。
きれいに削りなおして、その後、色を入れます。
こんな感じで、染めた直後は非常にマットですね。
ちなみにかかと部分のゴムも交換しております。
あとは、染料が乾いてから靴底を磨けば完成ですね♪

これでまた、問題なく履いていただくことが出来るかと思います!

こちらのお修理、ハーフソールの交換が6600円。
カカトのゴムが、10㎜厚のビブラムのものを使っているので、3080円となっております。
通常、2週間程度いただきます。

靴の修理に関しては、勿論オールソール交換も承っておりまが、こういった部分的なお修理もお勧めしております。
メーカーでは、なかなかやらない方法になるかと思います。
お値段的にも抑えることが出来、使用に当たっては、ほぼ違和感ないといって差し支えなく仕上がります。
是非お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!