2021年6月6日日曜日

ローファーのつま先を直す!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さてさて、6月に入り、梅雨らしい日が続きますね。
からっと晴れて欲しいものですが、緊急事態宣言中。
これくらいが、ちょうど良いのでしょうか(苦笑。


さて。
すっかり雨の週末になってしまいましたが、今日もお修理のご紹介。
こちら!!
タッセルのついたローファーになりますね。
パンプス・・・ではないので、やっぱりローファーでしょうか。

こちらが・・・
ちょっとわかりにくいですが、つま先の部分が欠けてしまっております。
ゴムの質にもよるのですが、グリップ力のあるゴムですと、地面や床にグッと引っかかるような感じでグリップしてしまい、つま先が欠けてしまうことがあります。
もう少し硬質なゴムだと、こういう形にはなりにくいかと思うのですが、硬質なゴムは丈夫な反面、滑りやすかったりするので難しいところですね。
今回はこちらを直していきます。

まずは・・・
こんな感じで、欠けているところ含めて、つま先のほうをスパッと削り落としていきます。
なるべくフラットに、ゴムを取り付けやすい形にします。

で、こんな感じの傾斜したゴム。
すべり止めの、凸凹がありますが、今回はこちらは削り落としていく予定です。

まずは、材料と靴の断面に、プライマー処理。
プライマー塗布後こんな感じで、接着剤を塗って、しっかり乾くまで・・・30分程度でしょうか。
放置します。


で、しっかり乾いたものをヒーターで温めて、若干のべたつきを戻してから圧着。
ハンマーでガンガンと圧着していきます。

で、余分な部分を切り取って、表面の凹凸を削るとこんな感じに。
パキッとしております。
この切り口を元の靴底の切り口に合うように丸く整えると・・・・


こんな感じで、切り口が柔らかい雰囲気に仕上がりました。

あとは、若干色を入れて磨けば出来上がりですね。
靴底面はこんな感じ。
若干継ぎ目がわかりますね。
同じ黒でも、グレーがかっていたりと微妙に違いがあるのでわかります。
履いてしまえばわからないと思います。


切り口も、色を塗ったので、継ぎ目がわからなくなっていますね♪
これでまた安心して履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、1時間程度で、1650円いただいております。

カカトのお修理も多いのですが、つま先の削れは割と見落としがち。
靴底のすり減りが気になった際は、つま先も確認してみてくださいね。
そこのゴムが減る分には、問題なくお修理できるのですが、上の革が削れてきてしまうと、どうしても見た目に修理した感が出てしまうことがあります。
早め早めのお修理が、お勧めかと思います!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!