2018年7月20日金曜日

PRADAのパンプス、オールソール交換

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1

暑い日が続きますね、皆様いかがお過ごしですか?
しっかり水分を取らないと熱中症になってしまいそうです。
私は、塩飴を舐めながら、仕事をしております。
たまに、口がもぐもぐしているかもしれませんが、大目に見てやってくださいね(笑)。

さて、今日も暑いですが、ご紹介するのはこちら!!


 PRADAのパンプスになりますね!
イタリアを代表するファッションブランドになりますね!
映画「プラダを着た悪魔」のアンハサウェイさんは抜群にお綺麗でいらっしゃいました!

さて、そんなパンプスがどうなってしまったかというと…
 こんな感じで、靴底が劣化して、割れてしまいました。
歩くのに曲がる部分なら比較的わかりやすいのですが、通常シャンクが入っていて曲がらない部分が割れてしまっています。
素材自体の劣化がが原因ですね。

そこで、今回は靴底を全て交換していきます。

まず初めに…
 こんな感じで、ヒールと、元々のソールを全て取り外していきます。
もちろん、靴本体の革に傷をつけないように慎重に進めます。

で、今回はこんな材料を、ご用意いたしました。
 元のソールに比べると、どうしてもフラットな印象になりますが、出来るかだけ、ここから近寄せていきます。

まず、接着面の縁取りに、押し縁なんて言われるゴムを取り付け、整形していきます。
 段差がキツイとパンプスの場合、靴底に不必要に厚みがあるように見えてしまうので、なるべく押し縁を薄く削っていきます。

 とはいえ、こんな感じで、外側に向かって縁が上がっていく程度に調節します。
これがないと、靴底と本体に変な隙間があるように見えてしまうので、注意です。

で、接着剤を塗布し、しっかり乾かしてから圧着。
 圧着機でドスンと。
そしてカカトは元のパーツをしっかりネジで固定していきます。
 こんな感じで、ワッシャーを入れて、外れにくいようにしっかり固定します。
 出来上がりがこちらですね。
靴底の周りも、柔らかな曲線で仕上げているので、いくらか上品に仕上がっているかと思います。
これでまた、安心して履いていただけるかと思います!
こちらのお修理、10800円いただきました。

もうダメかなという靴、諦めないでご相談くださいね!
直せる場合、意外に多かったりしますよ!
皆様のご来店、、心よりお待ち申し上げております!!