杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
さてさて、明日は何でも、関東の南部でも雪が降るかもしれないなんて天気予報が出ていましたね。
初雪降るのでしょうか…。
サラッと降る程度なら良いのですが、ドカッと積もるのは、願わくば辞めてもらいたいですね(苦笑。
昨年は確か、ドカッと積もる雪が2回くらい降ったような…。
毎年、雪かき用のスコップを買わなくてはと思いながら、買わずに雪が降るとヒーヒー言っております。
今年こそは…、たぶん買わないでしょうね(笑)。
というわけで、あまり雪が降らないように祈りつつ、今日もお修理のご紹介。
こちら!!
もう、この履き倒した感じが、味になるのがワークブーツの良いところですよね!!
1925年、アメリカ、テネシー州で創業したワークブーツのブランドです。
最近では、ワークブーツだけでなく、ビジネス、パンプス、スニーカーと様々な靴を展開しているそうです。
で、こちらが…
こんな感じで、かなり靴底が擦り減ってしまいました。
レッドウイングや、チペワでもお馴染みのタイプの靴底ですね。
ホワイトソールとか、ボブソール、トラクションソールなんて言われたりします。
当店では、何でもよいですが、「ほらあの、ブーツの白い底のあれ!」と言っていただければ通じるかと思います(笑)。
そのくらい定番です!
で、今回はこちら、カカトだけでなく、つま先のほうまでかなり擦り減っているので全体を交換してきます。
まずは…
靴底白いソールを全て取り外しました。
これはすでに接着剤が縫ってある写真ですね。
こういうブーツは、だいたいミッドソールと言われる、白い3ミリ程度のゴムが靴に縫い付けてあり、その下に例の白いソールが接着してあります。
上の写真の左側がミッドソールがむき出しになっており、本来見えない縫い糸が周りにあるのが、お分かりになるかと思います。
元々の白いソールを剥がす際、場合によってはフィニッシャーで削り落とすのですが、その際、この糸を切らないのが割と重要になります。
切ってしまうと、この後接着する新しいソールごと、外れてしまうことがあるからです。
で、例によって、接着剤をしっかり乾かして、両面温めたらガッチリ圧着、その後フィニッシャーで周りを整えていきます。
こんな感じで、ガーーーっと。
基本的にはこれで出来あがりです。
もちろん、新しいソールが付いたので、カカトの厚みもバツチリです!
ソールの上のほうにミッドソールが入っているのが、見えるかと思います。
この3ミリくらいのゴムの板が、靴本体に縫い付けてあるため、履きすぎて、こちらのミッドソールまで削れてしまうと、プラスで料金がかかってしまうので、ご注意ください。
こんな感じで、バッチリしっかり出来上がりました!
全体も磨いて綺麗にしてあるので、しっかり履いた印象を残しつつ、良い感じになっているかと思います!
こちら、ビブラムの4014番を使用しております。
今回は、9720円、2週間いただきました。
先ほどのミッドソールが破損している場合は、ミッドソールの交換+出し縫いが入るので、12960円となります。
その場合は3週間のお預かりとなります。
こういった、しっかりした作りのブーツはよっぽど革が破れてしまったりしない限り、直して履けるような気がしております。
長く履いたナーーーー!と思っても、捨てる前にお声かけくださいね。
バッチリしっかり直せるかもしれません。
というわけで、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!