2019年9月16日月曜日

かごバッグのハンドルを取り換える。

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さて、三連休最終日、あいにくのお天気になってしまいましたね。
全然関係ないですが、朝、自宅でタッパーを洗っていたのですが…。
どんなに洗っても、スポンジに洗剤を足しても、延々とタッパーの底がヌルヌルするんです…。
今日に限った話ではないのですが、私の指先からヌルヌルが出てるのか!??というくらいにキュキュッとならない状態が続き…良しとして、そっと伏せてはきたのですが、イラっとしますね、あれ(苦笑。
何なんでしょう…加齢で指先からヌルヌルが出るようになっていないことを祈るのみです…。


さてさて、そんなわけで朝から、ちょっぴりイラっとしつつ、今日も元気にお修理のご紹介です!
こちら!!
 カゴバック!
夏の終わりを感じますね(笑)。
シンプルな、かごのバッグ可愛いらしくて良いですね。
私が持っていると、どうしたの!??となりそうなので持つことは出来ませんが、昔から割と好きです。

で、こちらが…
 ちょっと、わかりづらいですが、ハンドルの端が所々切れ始めています。
恐らく、長く使っているうちに、革が傷んで裂けてきてしまったのかと思われます。

ということで、今回はこちらのハンドルを交換していきます。

まずは、外します。
 当たり前ですね(笑)。
で、長さ、幅、厚みを確認して、材料を準備していきます。

黒のシンプルな革なので、必要な長さを裁断してきます。
 黒の革はだいたい、在庫を持っているので、大きな革から切り出していきます。
今回使っている革は写真ではわかりづらいですが、広げると私の身長よりだいぶ長いです。
半裁の革になるのですが、イメージとしてはサンマの開きのような状態に、牛を開いた半分ですね。
首の部分から背骨に沿って、お尻までをカットしたものを仕入れております。
当たり前ですが、やっぱり牛、大きいなと思います(笑)。

で、こんどは裁断した革の厚みを調節していきます。
 こんな感じで、中央は厚みを残し、両サイドは折りたためるように薄く漉きました。

そして、中央に伸び止めテープ。
 革だけで作ってしまうと、どうしても伸びてしまいがちなので、補強テープを入れます。
その補強テープを包み込むように織り込んでいきます。
 こんな感じですね。
これで、この二枚を合わせて両側を縫っていきます。
 工業用ミシンで、一気に。

で、縫い終わるとこんな感じで、革の紐が出来ます。
 芯材をくるむように折り返してあったので、革の切り口が外側から見えないようになっております。

あとは、元の長さと同じ長さになるように、バッグ本体に取り付ければ完成ですね。
 かごバッグはミシンでは縫えないので、手縫いで仕立てていきます。

これで、出来上がりです♪
 これでまたしっかり使っていただけるかと思います!
こちらのお修理、8640円、2週間程度いただきました。

お気に入りのバッグ、直せばまだまだ使えるかもしれませんよ!
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!