こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!
西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
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靴とバッグの修理店doek
さて、いよいよ本格的に寒くなり、年末12月が迫ってきましたね。
年末年始、当店のお休みもどうしようか考えておりますが、新型コロナウイルスを含む、世間の動向をもう少しうかがってから決めようかなと考えております。
今しばらくお待ちください。
決定次第こちらのブログ、HP等で発信してきます。
全然関係ないですが、マイクタイソンさんが54歳にして、エキジビションとはいえボクシング復帰していましたね。
年齢を感じさせないというか、恐ろしい動きでした。
1990年当時、テレビで見ていた東京ドームでの試合を思い出しました。
1990年…私11歳、マイクタイソンさんが初めて負けてしまった衝撃の試合結果だったせいか、割としっかり覚えておりました(笑)。
さて、そんなわけで、ちょっとボクシングの真似事をしたくなってしまいましたが、大人なのでそこは自重して、今日も元気にお修理のご紹介(笑)。
こちら!!
紳士靴のショートブーツになりますね。1センチ程度であれば後ろが削れてもそれほどバランスは崩れませんが、これは2㎝近く削れてしまっているかと思います。
さすがにここまでくると、靴のバランスはもちろん、歩き方にも影響が出てしまうのではと不安になってきます。
そこで、今回はこちらを直していきます。
ちなみに…
こちら同じ写真ですが、赤く丸を付けた部分、斜めに色が変わっているのがお分かりになるかと思います。こちら、一度お修理しており、やはり同じように深いところまで削れた分を、革かそれに近いもので継ぎ足してお修理をした名残かと思います。
割とこの靴の履く頻度が高く、長く履くためかかとのすり減りが早いのかと思います。
で、カカトのパーツがどうやって作られているかというと、こちらの靴はこんな感じで
紳士靴によくあるタイプですが、この積んである革は、本革だったり、合成革、MDFのようなもの、プラスチックなど多岐に及びます。
出来ればこの革部分が削れる前にお修理していただけると、ゴムだけの交換で済み、不要な継ぎ足しが必要なくなるのですが、今回の靴のように履く頻度が高かったり、普段から長い距離を歩く方は、修理頻度が高くなり、修理代金もばかになりません。
そこで、今回は…
こんなゴムのブロックタイプのカカトを使用します。
そもそも積み上げ部分がなく、すべてゴムで出来たカカトパーツになります。
こちらは、メリットとしては、すべてゴムで出来ていることで、摩耗に強いです。
どうしても革や、革に類する積み上げ部分は、ゴムに比べ摩耗に弱く、また滑りやすくなります。
お値段も比較的リーズナブル。
当店では両足で、2750円となります。
デメリットとしては、若干ですが重くなるのは否めません。
写真の通り中がすべて詰まっているわけではありませんが、重さは若干出てしまいます。
ちなみに、積み上げを使う場合のお値段は、積み上げごとの交換に7㎜のゴムを取り付ける形で、4620円。
斜めに継ぎ足して、ゴムを付ける場合は2970円となります。
高さは一般的な紳士靴のカカトの高さになりますが、高さが足りない場合はある程度元の積み上げを残して取り付けるように致します。
で、出来上がるとこんな感じ。