2021年1月10日日曜日

Clarksのデザートブーツ、オールソール交換です!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、今日はまた一段と寒い感じがしましたね。
それにしても新型コロナウイルス、東京では一日2000人以上感染しているとのことで、恐ろしい限りです。
願わくば感染したくはないですが、2000人ずつ増えていったら、そのうち私にも順番??が回ってくるのではと思うと、どうしたらいいのやらと考えてしまいます。
取り急ぎ、手洗いと消毒ですね。
マスクをしているのがノーマルになってくると、花粉症がきつい私にとっては、割とありがたい傾向です(笑)。

さてさて、そんなわけで緊急事態宣言が発令されたということで、当店の営業時間も、当面の間、20時までとさせていただいております。
…発令される前から20時までですね。
変わらず、10時から20時までの営業となっておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

というわけで、いろいろありますが今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
Clarks(クラークス)のデザートブーツになりますね。
クラークスといえば1825年創業のイギリスのメーカーになりますね。
1825年はすごいですね、もうすぐ200年ということになります。
元々は羊皮をつかったスリッパを作っていたそうです。
1825年ころい働いていた人も、2021年までブランドが残っているとは思っていなかったでしょうね。
すごいことです。


で、こちらが…

こんな感じで、定番の生ゴムクレープソールがついているのですが、若干べとべとと劣化し、小石が詰まってしまったり、全体にかなり摩耗してしまっている状態でした。
そこで今回は靴底を交換していきます。
本体に縫い付けてあるミッドソールは、そのまま使えそうな時は残すことが多いのですが、今回はミッドソール部分が斜めに削れてしまったりしていたので、生ゴム部分をすべて交換していきます。

というわけで縫い糸を切れるところまで、ソールを削ります。
生ゴムは削っていてもベトベトするので、なかなか大変なのですが、こんな感じで中で縫ってある糸が出てきました。
生ゴムも中のほうは、劣化していませんでした。
やはり酸化なのでしょうか??
確か生ゴムは油にも顕著に弱かった気がいたしますが、すみません、そのあたり改めて調べてご報告いたします。

で、縫い糸を切った後、薄くなった靴底を剥がしてきます。

意外にきれいに、剥がれてくれました。

剥がして糸を抜くとこんな感じですね。
で、ここに新しい生ゴムのミッドソールを接着します。
こんな感じですね。
で、周りをカットした後、縫います。



そして縫いあがるとこんな感じですね。
キレイに縫い付けることが出来ました。
クラークスのデザートブーツは、ミシン目の幅がかなり広く、これまで縫い屋さんにお願いしても、ミシン目を完全に追うのが難しいようでしたが、当店のミシンだと完全に合わせることが出来るので、思いのほかきれいにいきました♪

で、ミッドソールを塗った後、本底になる生ゴムを、しっかりガッチリ接着してきます。

圧着機でドスン!ですね。
あとはかかとを付けて、いつも通り周りを整えれば完成です。

出来上がりはこんな感じに。
切り口もきれいに仕上がっております。

しばらくしたら黄色い色は落ち着いてしまうかとは思いますが、これでまたしっかり履いていただけるかと思います!!

こちらのお修理、11000円、2週間程度のお預かりとなります。

クレープソールは修理が出来ないと思われがちですが、実はしっかりお直しすることが出来ます。
是非お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!