2025年1月7日火曜日

カカトのコツコツ音が気になるときは！

 こんにちは！

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ｽﾞｯｸ)です！！
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です！
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間　10時～20時
定休日　　水曜日
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住所　〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL　 03‐5310‐3512

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さてさて、少し遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
そして…一月七日と言えば当店がオープンした日付ですね。
11周年。
なんとか生きながらえております（笑）。
今年も頑張っていきたいと思っております。
本年もよろしくお願いいたします。


というわけで、今年も修理品をご紹介させていただきます。
こちら！

ショートブーツですね。
とても柔らかい素材で作られており、履き心地も良いとの事。
ですが、どうしても歩く際カカトの素材が固く、カツカツ音が大きくて気になるとの事でご依頼いただきました。
カカトがこんな感じ。
一番下の部分、側面がツヤっとしているのがわかるかと思います。
一概には言えないのですが、こういった光沢のある一見して硬そうな素材は大体ウレタン系の素材となります。
カカトに使われるウレタン素材は一般的には硬質なものが多いです。
やはり、単純に摩耗に強いです。
デメリットとしては硬いため今回のような音や、若干滑りやすい点でしょうか。
あと、合成ゴムと違って、時期が来ると劣化してボコッと取れたり、割れてしまったりします。

ちなみに…
こちらの靴は底部分には波模様のゴムがすべり止めとしてついていました。
デメリットであるすべりやすさは軽減出来ていたかもしれませんが、今回は音が気になるとの事で、ちょっともったいないですが交換していきます。
まずはあの手この手でゴムを外します。
だいたいゴムの裏に突起があり、それがカカトのパーツの穴に差し込まれる形で固定されております。
こんな感じの突起ですね。
で、これを外した穴に…
こんな感じでペースなんて呼ばれる木片を詰め込みました。
詰めたうえで、平らに削っております。
そして今回ご用意したのがこちら。
六角形の模様の合成ゴム。
ウレタンに比べ柔らかく粘りがあります。
またこちらの六角に関しては積雪地でも滑りにくい素材。
良いものかと認識しております。
硬いウレタンに比べると耐摩耗については若干劣るかと思いますが、滑りにくさ、消音については間違いなく上回るかと思います。
で、ゴムの裏と、ペースを詰めたかかとのパーツに接着剤を塗布。
乾燥後ハンマーで圧着して接着します。
そして形を整えます。
パンプスやショートブーツに良くあるのですが、ゴムの上の部分のパーツがプラスチックのような素材となります。
こういう場合、その表面を削ってしまうと見た目が綺麗に仕上がらないので、慎重にゴムだけ削って仕上げていきます。
こんな感じですね。
デザイン的にもバリが多いのでハサミで切って仕上げます。


その前に、釘で固定。
差し込んだペースにくぎを打ち込みます。
エアネイルですね。

で、仕上がるとこんな形。
バリも無くなりきれいに仕上がりました。


これで音に関してもだいぶ軽減できるかと思います♪。
こちらのお修理、1430円いただいております。

お値段は、3㎝×3㎝以内の場合1100円。
5㎝×5㎝以内1430円。
7㎝×7㎝以内1760円。
それ以上は材料によってお値段が変わります。
ビブラムの紳士靴につけるような素材になるため、2420円～と言った形になります。

カカトの音が気になる、すべりやすい等、気になる点があった際はお気軽にご相談くださいね。
素材を変えることで解決できるかもしれません。
皆様のご来店、お待ちしております！！












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