2023年1月29日日曜日

BUTTEROの革靴を丸洗いします!

  こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
Mail  doekrepair@gmail.com
住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
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さて!!

バタバタと作業をしながら、合間にPCを触っていたら…。

金曜日、ブログを更新していない事に気が付きました…。

今年の目標は、火金で、ブログアップ。。。

1月にしてミッション失敗です。

とりあえず、回数だけでも合わせるために、本日アップいたします。

残念です!



というわけでこちら!!

BUTTERO(ブッテロ)の外ばねストレートチップになりますね。
ブッテロの靴の革は、割としっかりとしていて、ナチュラルな印象で、私好きです。
元々が乗馬ブーツのメーカーだからでしょうか。

さてそんなブッテロの靴が…
こんな感じで、表面に細かい凸凹が…
こちらも擦れや傷が目立ちます。

そこで今回は久しぶり?に全体水洗いをしていきます。
やはり雨によるシミを落とすために水洗いすることが多いため、乾燥した冬場に丸洗いをするのは意外と少ない気がいたします。
しっかり革に水をしみこませ、革用の石鹸、サドルソープで洗っていきます。
サドルソープ用のスポンジ等、売られていますが、まぁそこは何でもいい気がいたします。
私はペネトレイトブラシを愛用しております。
全体に泡立てながら、シャカシャカと洗っていきます。

ちなみにサドルソープ、使うときは、この後、泡を洗い流さないようにお気を付けください。
わかります、わかるんです、気持ち的には泡を全て流してから乾かしたくなりますよね。
ですが、そうすると油分が流れ、カサカサに仕上がります。
なんとなくですけど。
なので、サドルソープは最後は良く絞ったタオルでふき取るくらいで十分です。
ここ間違えないようにお願いいたします。

ちなみに、革に水がしっかり染み込んでいなかったり、この時点であまり凸凹に変わりが無かったりしたら、もう一度しっかり水を含ませて、洗うのが吉です。

冬場は寒いですが、頑張りましょう。
ちなみに私、裏起毛のビニール手袋を付けて洗っておりますが、それでもチンチンに冷たいです(笑)。


で、洗った後、陰干しが終わったら、靴クリームで仕上げ直していきます。
ちなみに私、靴クリームを塗る際は竹ヨージなんて呼ばれる、歯ブラシのようなブラシを愛用しております。
ペネトレイトは、クリーニング用で使っております。

で、仕上がるとこんな感じ。



傷は残りますが、だいぶ落ちき、しっかりツヤ感も戻りました。

表面のポツポツした凹凸も、ほぼほぼ撃退できました♪。

靴紐も交換して、これでまた安心して履いていただけるかと思います!!


こちらのお修理、3300円1週間程度のお預かりとなります。


靴の表面の凹凸、傷ではない凹凸ですね。

これ、いわゆる良い革とされる、素に近い仕上げの革に起こりがち。

逆に、表面をしっかりガッチリ塗装されているような革の場合そもそも、水も染み込みにくく凹凸出ることはほぼありません。

どちらが良い革かと言われると、悩んでしまったりする部分もありますが、いわゆる良い革に起こりがちなハプニングになります。


手順を調べてきちっとやれば、どなたでもクリーニング自体は可能ですが、やはり靴を水洗い、ちょっと怖いですよね。

お気軽にご相談いただければと思います。


それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2023年1月24日火曜日

革靴の、カカトの内側が破れたら。

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さてさて、いよいよ寒くなってきましたね。

全国的に大寒波との事、被害が出ないと良いのですが…。

ところで…

凄いですね、NBAの八村塁選手!

なんと、ウィザーズからレイカーズへの移籍!!

朝から驚きました。

私の憧れマジック・ジョンソンのいた、コービーとシャックがいた、そして今レブロンジェームスのいる、あのレイカーズ!!

素晴らしいですね。

私、中学の頃レイカースのペンケース、使っておりました(笑)。

本当にすごいことです。

衝撃です。

またバスケがやりたくなってしまいます。

まずは、ウォーキングくらいから始めないとケガをするお年頃です。

…バスケは無理かなぁ(苦笑。



というわけで、図らずも前回のブログからバスケのお話になってしまいましたが、今回もバッシュではなく、こちら!!

ストレートチップの革靴!
こちらが…
こんな形で、カカトの内側が破れて、形が崩れてきてしまいました。
今回はこちらを直していきます。

まずは、革を裁断。
黒いゴム版の上に、黒い革を置いて黒いカッターで切っているので、非常にわかりにくい写真になっておりますが、革を裁断しております(笑)。

で、裁断したものを…
こんな感じで三方向薄く漉きました。
色が変わっている周りが、包丁を使って斜めに漉いた部分になります。
切り口が薄い方が仕上がりが綺麗になるからですね。

で、カカトの破れた部分をなるべく接着剤でまとめてから、裁断した革を貼りこんでいきます。
こんな感じ。
今回は元に近いように、スエードのような起毛面を表にしております。
ギザギザに裁断したのは、靴底に巻き込むように貼る部分が、きれいに仕上がるようにするためですね。

で、履き口部分を合わせて、縫っていきます。
元の縫い目を落とさないように、慎重に。
縫いあがるとこんな感じ。
革が上にはみ出た状態ですね。
ぴったり合わせて貼ってから縫ってもいいような気がしますが、ミシンが落ちると気が狂いそうになるので、余らして後から切ります(笑)。
そうするとこんな感じですね。
ほぼ外側からは直したのが、わからないかと思います。
内側も言われなければ、多分わかりません。
この状態で、お!直したね!って言われたら、多分私と同業者です(笑)。
というわけで、カカトの内側、腰裏といったり、すべり革交換なんて言いますが、革を当ててのお修理、両足で、3520円1週間程度のお預かりとなります。


靴の中、履いていればわからないものの、靴を脱ぐ機会があると、ちょっと気になってしまったりしますよね。
どうしてもつま先の方は難しかったりしますが、かかと部分は割とお直しできたりします。
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2023年1月20日金曜日

Paul Smithのブーツ、バックルのゴムを交換しました。

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さてさて先日。

行ってきました、「THE FIRST SLAM DUNK」!

スラムダンクと言えば、1990年から96年まで連載漫画。

私、当時11歳~17歳。

中高バスケ部だった私としては、どまんなかですね!

スラムダンクを読んで、NBAに憧れて、92年バルセロナオリンピックで、アメリカドリームチームに熱狂した中学生でした。

懐かしい!!


それを踏まえて、連載終了から27年?

いやぁ、とても凄かったです。

バスケのシーンが、普通にバスケの試合を見ている様でした。

動きに違和感がない…。

凄いですね、モーションキャプチャー。

もちろん、内容も良かったのですが、正直それ以上に動きの滑らかさ、違和感の無さに驚かされました。


ちなみに、中学の頃はエアジョーダン9、高校ではアシックスのポイントゲッター、大学のサークルの際はコンバースのウエポンを履いてバスケをしておりました。

全部、今でも履きたいバッシュですね、センス良い!!(笑)。

懐かしみつつ、抜群の映画でした。。。



はい。

すみません、私事が長くなりました。

良かったんですよ、スラムダンク(笑)。

お勧めです。



というわけで!!

今日ご紹介するのは!!?



こちら!
ごめんなさい!バッシュではありません(笑)。

モンクストラップとはまた違う感じなのですが、ベルトのついたアンクルブーツになりますね。
ブランドとしてはPaul Smith(ポールスミス)。
メーカーは…クロケ…ではないのかな、ごめんなさい、わかりません!


で、こちらが…
こんな感じで、ゴム部分が伸び切って切れかかかっております。
今回はこちらを交換していきます。
ご用意したのがこちら。
ビラゴムなんて呼ばれる、中央にバックルのピンを通せるようになったゴムですね。
こちらを使っていきます。
こんな感じ。
普通のゴムだと、中央のピンを通すのに、無理やり刺さないと出来ないのですが、こちらはちゃんと刺さるようになっております。

で、こちらを靴に縫い付けていきます。


ガチャガチャといつものように。

で、縫い付けると、こんな感じですね。
これでまたしっかり履いていただけるかと思います♪

こちらのお修理、ビラゴム交換一か所、1650円。
今回は左右両方交換したので、3300円となります。
通常1週間程度お預かりしております。


ゴムが伸びてしまうと、履きづらかったり、場合によってはバックルごと、外れてしまったりします。
そうなる前に、お修理していただければと思います!
お気軽にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!



2023年1月18日水曜日

REGALのモンク、オールソール交換をしました!

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さて、ようやく今年に入り始めて雨が降り、なんだかほっとしましたね。

雨が降りすぎたり、雪が積もるのはそれはそれで困りますが、あんまり乾燥した日が続くのも不安になります。

自分勝手ですね(笑)。


というわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!


リーガルのモンクストラップシューズになります!


「モンク」
主に紳士靴に見られる定番的スタイルの一つ。外羽根プレーントゥの内側の羽根を伸ばしてバックル付きのストラップとし外側の羽根部分で留めるスタイル。したがってパターン上は、外羽根の変形と言える。ストラップが特徴であることから「モンク・ストラップ」とも言い、またストラップが2本のものを「ダブル・モンク」と言う。そもそも「monk」は「修道僧」を意味し、15世紀頃、アルプス地方の修道僧が考案したところから、この名がある。


だ、そうです!!
ちなみに、私が百靴辞典を参照せずに説明すると、定番のベルト付きの靴ですね!!大昔の修道僧が履いていた靴らしいですよ!!
こんな感じになります(笑)。
辞典の編纂は出来ないなぁとつくづく思ってしまいます(笑)。

さてさて!!
そんなモンクが…

こんな感じで、底が剥がれ、口が開いたみたいになっていしまいました。

よく見ると…
ミッドソールは劣化し、縫い付けてあった糸が部分的に抜けてしまったり、切れてしまったり。
ミッドソールが劣化し、接着剤ごと崩れ、頼みの縫い糸も劣化で切れてしまった感じですね。
そこで今回は、ミッドソールや本底を全て除去し、靴底を作り直していきます。
靴底をはずすとこんな感じ。
幸い靴底を縫い付けるウェルトはしっかり生きていたので、そのまま利用していきます。
この後、つま先側の窪みをコルクで埋め、ミッドソールを接着。
さらにその上に本底になる、ゴムを接着しました。

で、だし縫い。
当店の、手動だし縫い機で、ガチャガチャと一周縫い付けました。
これで、また糸が劣化するまでは、問題ないかと思います♪

で、今回は、リーガル同様、ブロックヒールをガツンと取り付けます。
接着と、釘で外れないようにガッチリ固定です。

で、カカト周り、靴底周りをぐるっと削って整えていきます。
ガーーーーっと。
出来上がるとこんな感じ。
写真のせいか、厳かな雰囲気!!
…靴底が厳かっていうのも違う気がしますね(笑)。
とりあえず、上品な良い感じです!語彙が残念!!


ちょっと写真が小さくてわかりづらいですが、上側の縫い目もきれいに決まっております。


こちらのお修理、ミッドソール交換もあったため、3週間お預かり、15,400円いただきました。。
ミッドソールが生きていれば、12100円になります。

こういったしっかりした作りの靴は、靴底を返れば、またまだしっかり使うことが出来るので、自信をもってお勧めいたします!
どうしても、アッパーが合成皮革だったり、すでに劣化で破れているような状態の場合は、お修理をお勧めしない場合もございます。
割と、ダメであろう時は、申し訳なさそうな顔をしつつ、しっかりお断りするので、お気軽にご相談ください(笑)。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!



2023年1月13日金曜日

パンプスのパカパカ。

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さて、さすがに年末年始感も無くなってきましたね。

また、新たな新型コロナウイルスの変異株が!というニュースが出ておりましたが、いつまで新型コロナウイルスは新型なんでしょうか。

さすがにニュースにも慣れて来てしまいましたが、いつまで新型なのかが、むしろ気になってきた今日この頃です。


さてさて、そんなわけで、全然関係ないですが、今日はこちら!

パンプスですね。
当店か多店かはわかりませんが、インソールが交換されているので、長く履かれているパンプスになるかと思います。

で、今回はこちらが革が伸びてしまったのか、パカパカしてしまうとの事でご相談を受けました。

そこで、今回ご用意したのがこちら。
写真だけだとわかりませんが、3㎜程度の厚みのスポンジシートになります。
こちらをの周りをやや薄く漉いてから…
インソールを剥がして、中に接着します。

で、もちろん、インソールは戻します。
こんな感じ。
本日のお修理のご紹介は以上です(笑)。
当日ご返却、880円となります。

単純にスポンジが入ると、靴の中が狭くなり足が前にずれにくくなるため、パカパカするのが抑えられるかと思います。

ということで、靴がパカパカしてきてしまった場合ですが、基本的にはやはりインソールがお勧めです。
今回は、当店でご相談いただいたので、脱いだ時見えないように、スポンジをインソールの中に仕込む作業を致しました。。
こちらのパンプスのように、浅いデザインだと、インソールを入れると目立つので、修理店で修理をしたほうが、すっきり出来上がりますね。


で、ご自身で対応する場合は…
こんなタイプ。
前側だけのインソールが販売されております。
こちらは、当店でも割と在庫を持ってご用意しております。

靴紐のある靴であれば全体に敷くタイプでも良いかと思うのですが、今回のような浅いデザインのパンプスの場合、全体に敷くタイプだと、かかと部分も厚みが出るため、返って脱げやすくなってしまう場合がございます。
そんな時は、こういった前だけに入れるタイプが重宝するかと思います。

他にはこちら!
これは、靴の上側に貼るタイプになります。
ローファーや、革靴のようなタイプにはこれ、お勧めです。
パンプスの場合は貼る場所が無いので使えないかもしれません。
シュータンの裏に貼るような感じですね。

で、さらに。
こちらは、パンプス用。
土踏まずのところに筒状のゴムをひっかけて、足を抑える感じですね。
イメージ的にはパンプスを履いた状態で、土踏まず部分を輪ゴムで止めてしまう感じです(笑)。
大胆ですが、効果は抜群ですね。
色合いも透明なゴムになりますので、よっぽど意識して見ないと、わからないと思います。
が、わかられたらちょっと、恥ずかしいかもしれません(笑)。
とはいえ、パカパカサイズの合っていない靴を履いている人の方が、よっぽど違和感がある気もするので、こちらもお勧めです。


というわけで、今回は、靴が緩くなってしまった時の対策をご紹介しました。
インソールに関しては、最近は100均にも、結構な数あったりします。
やはり耐久性はいまいちですが、試しに使ってみるのは良いかと思います。
100均で買ったもので試してみて、具合が良ければ、ややお高いタイプを使ってみたり、こんな感じでとご相談いただければ、なるべく近い形で対応するようにい致します。

お気軽にご相談ください!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!



2023年1月10日火曜日

オーストリッチのバッグ、裏地の交換です!

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さてさて、さすがに寒い日が続きますね。

先日、こんな本をいただきました!

ドスン!
「百靴辞典」!!

中はと言うと、まさに辞典。
五十音順に、靴に関する用語の説明が、ミッチリ書き込まれております。
素晴らしいです!!
こちら、全日本革靴工業協同組合連合会様が頒布企画ということで、配っていただいたものになります。
革靴製造業界の方むけとの事だったのですが、快くお譲りいただくことが出来ました。
ありがとうございます、ありがとうございます。

最近は更新頻度が低いとはいえ、私、靴やバッグについてのブログを発信し続けております。
私の使っている用語や知識で発信しておりますが、どうしても勘違いや、間違った情報が無いとは言えません。
また、インターネットを使って調べたりもするのですが、最近は調べた情報自体が正しくない予感のするものもあり、なかなか難しいなぁと思っておりました。

これからはこちらの「百靴辞典」を参照に、より正確な?情報をお届けできればと考えいております。
よろしくお願いいたします。


というわけで、今日ご紹介するのはこちら!!
大ぶりなオーストリッチのバッグ!!
良いですね、ダチョウ!
昔はブツブツした、なんていうか気持ちの良くない革だなぁと思っておりましたが、いつの頃からか、やっぱりいいね!と思っておりました。
年齢でしょうか(笑)。

ちなみに「オーストリッチ」百靴辞典によると…
「アフリカ大陸に生息する最大級の取り、ダチョウの革のこと。現在は、南アフリカを中心に養殖されている。羽根を抜いた跡が小さく盛り上がり独特な外観を呈し、ワニと並ぶ高級素材としてバッグ、靴などに使用される。また脚部分は、爬虫類のようなうろこ模様を持ち「オーストレッグ」として珍重されている。」

との事でした!!
素晴らしい!
ブツブツが気持ちの良くない革、とかは書いてありません(笑)。

で、余談ですがこのばっぐ、大ぶりな割に全体に、ポツポツしたクイルマークと呼ばれる模様が入っております。
これ実は、結構難しいのです。
もちろん、大きなバッグの場合、大きなダチョウでないと取れないのですが、大きなダチョウの革と言っても、全面にクイルマークがあるわけではありません。

写真ややわかりづらいかもですが、使えそうなクイルマークが入っているのは中央の赤く囲った部分くらい。
しかもど真ん中は縦に、クイルマークが無い場合があります。
昔ながらの、小ぶりなかっちりしたハンドバッグならまだしも、今回のような大ぶりのトートバッグは、かなり贅沢なお品物になるかと思います。

周りのクイルマークの無い部分は、底革やハンドル、付属パーツに使用されますね。
ハンドルや、底面、裏地のパーツ等にもクイルマークの入った革が使われていたら、尋常じゃない高級品だと思ってください(笑)。


さてさてさて。
余談が長くなりました!
今回はこちら…



ちょっとわかりづらいですが、裏地が破れております。
こちら側も。
裏地は全面、ピッグスキン、豚さんの革が使われておりました。
今回はこちらを交換していきます。

まずハンドルを外し…
裏地が表のオーストリッチと一緒に縫いこまれていたので、バッグ自体を解体します。
で、外した、裏地がこちら。
ピッグスキンからとるのも、傷が入らないようにするのに悩むレベルの大きさ。
贅沢です。

で、今回は…
ちょっとわかりづらいですあ、切り口がガタガタしているのお分かりになるでしょうか?
オーストリッチの革が切りっぱなしで使われていたたため、バッグの口周りが傷んでしまっておりました。

そこで、今回は…
写真が暗くてわかりづらいですが、1センチ程度口周りを折り返して、切りっぱなしではない仕様にして仕上げていきます。
裏地になる、新しいピッグスキンを張り込んだら、元通り縫いなおしていきます。
貼りこむといっても、全面接着すると硬さが出てて、せっかくのカジュアルな感じの雰囲気がカッチリしかねないので、周りはしっかり接着しましたが、基本的には浮かせて作ってあります。

で、最後にハンドルを縫いなおし。
元のミシン目に合わせて、しっかり縫っていきます。

で、できあがるとこちら!
本当にシンプルなつくりのバッグですね。
オーストリッチの革は、丈夫ですが、柔らかく軽いのでこういったデザインのバッグには、実はとても相性が良いかと思います。
ばっちりですね♪
こちらのお修理、16500円、3週間程度いただきました。
今回は内側も元通り、ピッグスキンを使用しました。
場合によっては布で作ることも可能です。
より軽く仕上げる場合は、それもありかと思います。

というわけで、今回はオーストリッチのバッグをお修理致しました。
靴だけでなくバッグの修理も割と積極的に行っております。
是非、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!