2019年4月7日日曜日

BUTTERO(ブッテロ)の靴の、ラスターヒール交換です!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理店doekでございます!

西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
陸橋をくぐったら、環八の側道沿いに、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣が当店doekとなっております!
営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
その後1週間程度お休みをいただき、新店舗へ移る予定ておなっております。
ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。
https://doekrepair.blogspot.com/2019/03/blog-post_30.html


さて、そんなわけで、いよいよ当店、この場所での営業が残すところ1か月を切ってしまいました。
「あそこの物件、賃貸に出たら教えてくださいね!」なんて話を不動産屋さんとしていたのが、昨年の夏前くらい。
そして、「あそこの物件、賃貸でましたよ!」と連絡が来たのが、今年の正月早々。
4月から借りられる予定が、5月に延期になり、まだ先だなぁと思っていたのですが、あっという間の四か月でした。
当然、通常業務があるため、準備といっても、材料や機械を動かせるわけでもなく、気持ちばかり急いております.。
が、まあ、出来るだけ慌てずに、滞りなく移転が済むよう勧めていく予定であります。
お預かりが長くなるお品物は、場合によっては、受付が現店舗、お渡しが新店舗なんてこともあるかと思います。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。


さて、そんなわけで、気持ちは移転へまっしぐらなのですが、通常営業をおろそかにするわけには行かないので、心にブレーキを掛けつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
  BUTTERO(ブッテロ)のプレーントゥの革靴になりますね!!
ブッテロといえば、1964年イタリア、トスカーナで創業した、ブーツを作っていたブランドになりますね。
で、そんなブッテロのプレーントゥの靴底は…
 こんな感じ。
大胆に滑り止めを取り付けたレザーソールに、革とゴムのコンビのラスターヒール。

 カカトの周りはあえて、段差が付けて仕上げてあるようです。
おそらくデザイン。
この辺り、ついつい綺麗に整えたくなってしまいますが、見落とすと大惨事です(苦笑。

で、今回はカカトの交換をしていきます。
まずは、元々のラスターヒールを取り外します。
 こんな感じ。
接着剤がしっかり着くよう、表面は荒らしてあります。

で、新しいラスターヒールの裏側も…
 これ、左側が接着剤が付きやすいように、しっかり荒らしたもの。
右側は、材料を入荷したままのツルっとした状態です。
しっかり接着剤を絡ませるために、表面を荒らして、なんてこのブログでも、よく紹介しておりますが、こんな状態にします。

で、ここにしっかり接着剤を擦りこみしっかり乾燥させます。
そして、靴側材料側に塗った接着剤がしっかり乾いたら温めて圧着します。
 ハンマーで、ガッチリしっかりと。
で、フィニッシャーで…
 周りを整えます。
この時、最初に気が付いた、周りがあえてずれて仕上げてあるのを崩さないよに、慎重に削ります。
ついつい、勢いよくツルっと綺麗にしたくなります(苦笑。
 そして、ラスターヒールの革の銀面(表面のことを銀面と言います。)を削ってヌバック状にします。
 そして、ヌバック状になった部分に染料を塗り込み、靴底全体に違和感のないように仕上げます。
履いたら、削れるんですけどね(笑)。
 で、出来上がるとこんな感じ。
ソールのつま先のほうの違和感も減ったかと思います。

 カカトのコバ面はこんな感じで、元の段差を残して仕上げてあります。

これでまた安心して履いていただけるかと思います!!

こちらのお修理、3240円。
最短1時間程度いただきます。

紳士靴のカカトだけでも、実はけっこうな量の種類があったりします。
なるべく近いものをチョイスして、ご案内するようにしておりますが、デザイン等気にしない場合は、より滑りにくいものや、音がしにくいもの、単純にもっと安いものもご用意があったりします。
ご要望をお伝えいただければ、出来る範囲でご紹介いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください

それでは皆様のご来店、お待ち申し上げております!!

2019年4月6日土曜日

Birkenstock(ビルケンシュトック)のカカトを直す!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理店doekでございます!

西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
陸橋をくぐったら、環八の側道沿いに、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣が当店doekとなっております!
営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
その後1週間程度お休みをいただき、新店舗へ移る予定ておなっております。
ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。
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それにしても皆さま…今年花粉がきつくないですか!??
昨年は毎日ヨーグルトを食べて、病院でもらった薬オロパタジンを飲んで、あれ??ほとんど花粉症治ったんじゃない!??というくらい絶好調だったのですが…。
昨日今日に至っては、マスクをしているのに、マスクの中でアゴまでビショビショになる始末。
おまけに、花粉症で口で息をするものだから、喉が乾燥して痛くなってきて…
花粉症で身体がだるく…
いよいよ節々まで…
ついには熱が…ここまで来て、花粉症だけじゃなく風邪まで引いたと気が付きました(苦笑。
幸い、夜気が付いて、極力食べて早めに横になって、最悪の事態は脱した気がしますが、まだ風邪っぽさが盛大に残っているので、しんどいです。
というわけで、皆様季節の変わり目、くれぐれも体調を崩さぬよう、お気を付けください。
 

さて。
そんなわけで、身体はダルダルですが、気持ちだけでも元気に靴修理のご紹介!
こちら!!
Birkenstock(ビルケンシュトック)のPARIS…だった気がします、違ったらごめんなさい!
ビルケンシュトックは1774年、ドイツの ヨハン・アダム・ビルケンシュトックさんが靴職人として始めたブランドになります。
1774年、240年以上の歴史になりますね!!
エドワードグリーンが1890年、オールデン1884年、トリッカーズが1829年、クラークスが1825年。
もちろん、会社の設立だったり、ブランドとしての始まりだったりで、基準があいまいなところはありますが、1700年代からというのは、なかなか聞きません。

で、そんな靴が…
 こういった形で…
 どうしてもカカトはすり減ってしまいますね。

 よく見ると、カカトのところを一度お修理された跡がありました。
大事に履かれているのかと思います。

で、今回は純正のパーツではなく、あえて違う摩耗により強い材料で直してきます。
 今回は減り方も考慮して、こんな感じに斜めにゴムの傾斜板を取り付けていきます。
ちなみにこちらの材料は、フランスのTOPY社製。

傾斜板を使ったコーナー修理に関しても、先日のカカトの修理同様、横幅7センチ以内とそれ以上でお値段を変えさせていただいております。


 今回はこんな感じで、7㎝四方のプラ板を超えるサイズなので、2160円となります。
ちなみにこれ以内に収まるようでしたら、1728円になります。

無理やり収めようとすると、こんな感じ(笑)。
いくら何でも減り始めの部分が隠れないので、これでは平らに出来ないので、平らになる部分までゴムを取り付けていきます。

 まずはこんな感じで、接着する部分をフラットに削ります。

 こんな感じで、ピタッと収まることを確認してから、接着剤を塗布します。

で、圧着。
 圧着が緩いと剥がれる原因になるので、しっかりと。
斜めに継ぎ足す場合、圧着機が何となく信用できないので、ハンマーでしっかり(笑)。

で、周りを削って整えていきます。
 こういうデザインは、上の革が近いので緊張感がありますが、慎重に作業するので、ご安心ください。

で、出来上がるとこんな感じ。
 厚みもしっかり戻っているので、またしっかり履いていただけるかと思います!

 見た目としては違うゴムがハマってしまうので、靴底面のデザインは変わってしまいます。

ちなみに今回はつま先も直してあります!
これでまた、安心して履いていただくことが出来ますね!!
こちらのお修理、2160円。
紳士靴婦人靴での差はなく、材料の幅でお値段を決めさせていただいております。
最短・・・1時間程度いただけると安心です。


春夏の定番、ビルケンシュトック。
そろそろ準備をしても良いかもしれませんね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2019年4月5日金曜日

ヌバックのブーツの水洗い!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理店doekでございます!

西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
陸橋をくぐったら、環八の側道沿いに、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣が当店doekとなっております!
営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
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当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
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さて、今日は20度を超える暖かい日になるとの天気予報がありましたね。
一昨日は、寒くてコートを着ていたのに、難しい季節です。
ところで、先日引退を発表したイチロー選手?今日また、国民栄誉賞を辞退していましたね。
3度目の辞退。
3回打診する方もすごいし、3回断るのも、それはそれですごいなと思いました(笑)。
そもそも国民栄誉賞って、何なんだろうと知らべたところ、王貞治選手の本塁打世界記録を称えるために作られた賞なんですね。
全く知りませんでした。
なんとなく、スポーツ関連の人が多い気がしていたのは気のせいじゃないのかもしれません。

さてさて、そんな全然関係ないところか入ってしまいましたが、今日も元気にお修理のご紹介です!!
こちら!!
 ヌバックのショートブーツになりますね。
起毛革のブーツは秋冬には欠かせないアイテムかと思います!

ですが…
 色が褪せ、汚れも目立つ感じになっておりました。
 足首のほうよりも、やはり下のほうの汚れが気になりますよね。

ヌバックや、スエードなどの起毛革。
意外とお手入れ、どうしたら良いかわからない方が多いように思います。
基本は、ブラッシングですね。
どうしても、ホコリや単純に土などが、起毛させてある毛の間に入り込んで、汚く見えてしまいます。
そんな時はしっかりブラッシングをしましょう。
金属製のワイヤーの貼ったブラシや、ゴムで割とグリップ力のあるようなタイプ、起毛革用には色々売られていますが、正直市販されている物であれば、だいたい使い方は同じです。
ツヤが出てきてしまっている部分は、しっかりブラシをかけて、寝てしまった毛を起こしなおす。
後は、全体のホコリをしっかり払う。
この二点くらいです。
余裕があれば,スエード用の無色のスプレーがあれば、そういったもので油分を補給してあげると、色褪せも、だいぶ目立たなくなったりします。

で、ここからはちょっと勇気がいる作業かと思いますが、勇気があればご自分でも出来るかもしれません。
まずは、全体を水で流します。
しっかり、全体に水が染み込むまで流します。

 スポンジでさらに染み込ませたりしながら、こんな感じで色が濃くなるまで水を入れます。

で、当店では、油性の汚れを浮かす洗剤、そのあと水性の汚れを浮かす洗剤。
そして、浮かせた汚れをしっかり落とす洗剤、三種類を使って洗っていきます。
 しっかり泡立てて汚れを落としていきます。

で、その後陰干しで、しっかり乾かします。

そして栄養補給をして仕上げると…

 こんな感じで、色褪せも、汚れも概ね目立たなくなっております。
左がビフォー、右がアフターですね。


 こんな感じです。

だいぶスッキリ、きれいになったかと思います。
こちら、靴の丸洗い、3240円、1週間程度のお預かりとなります。

デイリーなケアは基本的にはブラッシングになるので、出来ればご自身でやっていただけると、コスト面を考えると良いかと思います。
汚れが気になりだしたら、お近くの専門店、もちろん出来れば当店にお任せいただければ、綺麗に仕上がるかと思います!!
是非、お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2019年4月4日木曜日

パンプスのカカトの修理、新価格

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理店doekでございます!

西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
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営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
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当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
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昨日は、とても寒かったですね。
久しぶりに1日で歩いたのですが、想像より寒く、薄い上着で出てしまった為、すっかり体が冷えてしまいました。
風邪などひいている余裕はないので、気合で乗り切りますが、最近は寒暖差も激しく、体調を崩しやすいと思うので、皆様もくれぐれもお気を付けください。
とりあえず、気合でそれなりには保てます(笑)。

というわけで、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 婦人靴のパンプスになりますね。
全体がメッシュになっている、これからの季節良さそうな、デザインです。
まだ寒いですかね(笑)。
で、こちらが…


 カカトがこんな感じで、すり減っております。
で、カカトの価格なのですが、こちら。
こんな感じで、小972円、中1296円、大1620円となっております。
サイズが、小3㎝×3㎝以内、中5㎝×5㎝以内、大7㎝×7㎝以内となっております。
この範囲に入るようであれば、6ミリ厚のフランス製TOPY社のゴムでの対応となります。
レディース、メンズ問わず適用しております。
ちなみに7㎝×7㎝を超えると、6ミリ厚のvibram5350番2160円、7ミリ厚のvibram5342番2376円での対応となります。
左が6ミリvibram5350番、右が紳士靴定番の7ミリvibram5342番になります。

で、今回は…
 こんな感じで、中サイズ(5×5㎝)に入るので、1296円となります。

作業としては、まずは黒いゴムを削り取ります。
 削りつつ、接着面を平らにならします。
そして、プライマーを塗布して、乾燥後接着剤を付けてやはり乾燥。

乾燥したら、ヒートガンで温めます。
 こちら温めている所ですね。
で、しっかりガッチリ圧着したら、周りをカットして整えていきます。
 こんな感じで、フィニッシャーを使って削っていきます。

で、接着だけでも充分外れないかとは思うのですが、念のため釘打ち機で、釘を打っていきます。
 MAXです!

で、出来上がるとこんな感じ。
 今回は、TOPY社のストロングという、名前からして強そうなゴムを使用しました。
途中でもご案内いたしましたが、こちら1296円で、最短、プライマーを使わず釘で仕上げる形で…15分程度でしょうか?

今回価格を改定させていただいたのですが、レディースとメンズの価格差をなくすという意味合いでも、改定させていただいております。
今回の作業の場合もそうなのですが、ほぼ同じ作業で、レディースとメンズのお修理価格に差のあるメニューがいくつかございました。
かえってわかりづらくなっていたため、その辺りも、わかりやすく出来ているのではないかと思います。
ご理解いただければと思います。

というわけで、長くなってしまいましたらが、カカトの修理が出来ない靴は、ほとんどないといっても良いくらい、出来ます。
カカトが擦り減っただけで、お気に入りの靴、諦めないでくださいね。
是非、お気軽にご相談ください!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2019年4月2日火曜日

Russell Moccasin(ラッセルモカシン)にビブラム2021ソール!

皆様こんにちは!!
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さて、今日はなんだか一段と冷え込んだ気がいたしますね。
寒の戻りでしょうか?
桜もいくらか長持ちするかもしれません、前向きに行きましょう(笑)。
花粉はあまり長持ちされても困るので、さっさと終わって欲しいですね。
去年はほぼ治った!??と思ったくらいだったのですが、今年は例年通り厳しい症状が続いております(苦笑

というわけで、相変わらず鼻が詰まって苦しいですが、気持ちは元気にお修理のご紹介!
こちら!!

 Russell Moccasin(ラッセルモカシン)の短靴になりますね!!
モカ縫いの靴の大定番かと思います!
まさに王道!
1898年アメリカ、ウィスコンシン州で、ラッセルさんが木こりの為に、厳しい環境下でも耐えうるブーツを作ったのが始まりだそうです。
どうですか???
材料生産ともアメリカで、木こりのために作られた、頑強なブーツ!!
この段階で、正常な男子ならグッとくるはずです(笑)。
木こりですよ、木こり。
イメージとしては、髭を蓄えて、チェックのネルシャツにサスペンダーでジーンズをはいて、トマホークでガツンガツン木を叩き切る、あの職業ですよね!!
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思わず木こりで話が長くなりました(笑)。
で、そんな木こりの靴…否、ラッセルモカシンの靴の底はというと…
 こんな感じの、ワイルドなvibramのソールが付いておりました。
とはいえ、これはスポンジの比較的軽く履きやすいタイプですね。
もちろん、1800年代ではないので、2000年代に履きやすいよう、アップデートされておりました(笑)。

で、今回はこちらを交換していきます。

まずは靴底を剥がします。
 しっかりと接着してあったので、カッターで少しづつ切りながら剥がしていきました。

で、今回ご用意したのがこちら。
vibramのスポンジソールの定番、2021番ソール。
 もちろん、いつものように、材料靴側とも、接着面にプライマーと接着剤を塗布して、しっかり乾かした後、ガッチリしっかり圧着してきます。
 乾かした表面の写真を撮ったつもりだと思うのですが、なんだかよくわかりません(笑)。

ハンマーでがっちり圧着してきます。
気持ちは木こりのトマホーク。
 しっかり叩いて圧着した後は、側面をフィニッシャーで削り、整えてきます。
 荒々しい仕上げも良いですが、今回はなるべくきれいに滑らかに。

出来上がるとこんな感じ。
 意外と土踏まずの部分がしっかり細くなっていてロゴが中央に合わせるのが難しいタイプでした。
横から見るとこんな感じ。
 かなり厚みがありますね。
スポンジ素材なので重さはそれほどでもないですが、ガッチリした仕上がりです。
これでまた、ガシガシ履いていただくことが出来るかと思います!!
こちらのお修理、接着だけで出来る場合は9720円、ミッドソールを縫い付けなおす場合は3240円プラスとなります。
2週間~3週間いただいております。


ダブルヴァンプや、トリプルヴァンプ、モカ縫いの説明も入れようかと思ったのですが、思いのほか木こりで気持ちが盛り上がってしまいました(笑)。
それはまた別の機会にご説明いたします!!
靴底を丸っと違うものにするような作業も、もちろん行っております!
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!