皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理店doekでございます!
西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
陸橋をくぐったら、環八の側道沿いに、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣が当店doekとなっております!
営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
その後1週間程度お休みをいただき、新店舗へ移る予定ておなっております。
ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。
https://doekrepair.blogspot.com/2019/03/blog-post_30.html
さて、今日はなんだか一段と冷え込んだ気がいたしますね。
寒の戻りでしょうか?
桜もいくらか長持ちするかもしれません、前向きに行きましょう(笑)。
花粉はあまり長持ちされても困るので、さっさと終わって欲しいですね。
去年はほぼ治った!??と思ったくらいだったのですが、今年は例年通り厳しい症状が続いております(苦笑
というわけで、相変わらず鼻が詰まって苦しいですが、気持ちは元気にお修理のご紹介!
こちら!!
Russell Moccasin(ラッセルモカシン)の短靴になりますね!!
モカ縫いの靴の大定番かと思います!
まさに王道!
1898年アメリカ、ウィスコンシン州で、ラッセルさんが木こりの為に、厳しい環境下でも耐えうるブーツを作ったのが始まりだそうです。
どうですか???
材料生産ともアメリカで、木こりのために作られた、頑強なブーツ!!
この段階で、正常な男子ならグッとくるはずです(笑)。
木こりですよ、木こり。
イメージとしては、髭を蓄えて、チェックのネルシャツにサスペンダーでジーンズをはいて、トマホークでガツンガツン木を叩き切る、あの職業ですよね!!
思わず木こりで話が長くなりました(笑)。
で、そんな木こりの靴…否、ラッセルモカシンの靴の底はというと…
こんな感じの、ワイルドなvibramのソールが付いておりました。
とはいえ、これはスポンジの比較的軽く履きやすいタイプですね。
もちろん、1800年代ではないので、2000年代に履きやすいよう、アップデートされておりました(笑)。
で、今回はこちらを交換していきます。
まずは靴底を剥がします。
しっかりと接着してあったので、カッターで少しづつ切りながら剥がしていきました。
で、今回ご用意したのがこちら。
vibramのスポンジソールの定番、2021番ソール。
もちろん、いつものように、材料靴側とも、接着面にプライマーと接着剤を塗布して、しっかり乾かした後、ガッチリしっかり圧着してきます。
乾かした表面の写真を撮ったつもりだと思うのですが、なんだかよくわかりません(笑)。
ハンマーでがっちり圧着してきます。
気持ちは木こりのトマホーク。
しっかり叩いて圧着した後は、側面をフィニッシャーで削り、整えてきます。
荒々しい仕上げも良いですが、今回はなるべくきれいに滑らかに。
出来上がるとこんな感じ。
意外と土踏まずの部分がしっかり細くなっていてロゴが中央に合わせるのが難しいタイプでした。
横から見るとこんな感じ。
かなり厚みがありますね。
スポンジ素材なので重さはそれほどでもないですが、ガッチリした仕上がりです。
これでまた、ガシガシ履いていただくことが出来るかと思います!!
こちらのお修理、接着だけで出来る場合は9720円、ミッドソールを縫い付けなおす場合は3240円プラスとなります。
2週間~3週間いただいております。
ダブルヴァンプや、トリプルヴァンプ、モカ縫いの説明も入れようかと思ったのですが、思いのほか木こりで気持ちが盛り上がってしまいました(笑)。
それはまた別の機会にご説明いたします!!
靴底を丸っと違うものにするような作業も、もちろん行っております!
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!