靴とバッグの修理店doekでございます!
西武新宿線の井荻駅、南口を出ていただき、環八の陸橋をくぐります。
陸橋をくぐったら、環八の側道沿いに、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、その隣が当店doekとなっております!
営業時間は10時から20時、水曜日が定休となっております。
大きな靴が目印に置いてありますので、ぜひ皆様お気軽にご来店ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
当店5月中旬に、店舗の移転を控えており、現店舗での営業は、5月6日までとなります。
その後1週間程度お休みをいただき、新店舗へ移る予定ておなっております。
ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。
https://doekrepair.blogspot.com/2019/03/blog-post_30.html
さて、今朝ネットニュースを見ていたら、お札が変わるそうですね。
割と最近変わった印象でしたが、5000円札が樋口一葉さんになり、千円一万円のデザインが変わったのが、2004年だそうです。
割と最近だと思ったのが15年前。
そこそこ経っていて驚きました(笑)。
一万円、渋沢栄一…あー、名前は何となく。
五千円、津田梅子…?あー、津田塾の?
千円、北里柴三郎…???
いや、本当に学が無く、すみませんm(__)m。
日本の偉人すら、名前を聞いてもわからないって、自分の学のなさが嫌になります…。
近代史勉強しなおしたいですね…。
さて、そんなわけで、何でお札かえるの??より先に、自分の馬鹿さ加減にうんざりしつつ、めげずに本日もお修理のご紹介です。
こちら!
DANNER(ダナー)の短靴になりますね!!
横からの写真しかとっていませんでしたが、モンクストラップのスリッポンになります。
靴底はこんな感じの、一体型。
こんな感じですね。
だいぶ擦り減って前のほうは、滑り止めの凹凸が無くなっております。
カカトに関しても、お修理されたゴムが、かなり擦り減っております。
というわけで、今回はこちらをオールソール交換していきます。
まずは…
地面に当たっている、一番下の1㎝程度の素材を全て削り落としていきます。
剥がれるなら剥がしたかったのですが、しっかり接着されていたので、今回はフィニッシャーですべて削り落とします。
で、削り終わったのがこちら。
靴本体に1センチ程度のスポンジミッドソールが縫い付けてあり、カカトのほうは2センチ程度のスポンジで高さを出してありました。
この部分は傷んでいる感じもなく、すり減ってもいない為、今回は利用することが出来ます。
このミッドソールを生かすことが出来ると、つま先側とカカト側の高さを、ほとんど変えずに仕上げることが出来る為、履いた時の違和感が少ないかと思います。
靴底を変えるときの参考にしていただけると良いかと思います!
で、つま先のほうに見えている、縫い糸を切らないように、慎重にソールを削り落としました。
ここに、プライマーを塗って30分程度乾燥させ、その後接着剤を塗って、さらに一晩乾かしました。
で、翌朝…
しっかり乾燥した接着剤をヒートガンで温めて、活性化させます。
材料に関しても同じく一晩乾かしたものを、乾燥機に入れて温めます。
で、一気に圧着。
圧着機とハンマーを使って、ガッチリしっかり。
こういう、接着のみで仕上げる靴に関しては、圧着機が大活躍してくれるので安心です。
で、周りを削れば出来上がりですね。
ギザギザとしたソール、ビブラム7124番、シャークソールを取り付けております。
出来上がるとこんな感じ!
ワイルド!!
それでいて、この深い溝があるあ為、靴が曲がりやすく非常に履きやすいソールになりmす。
最初のスポンジソールに比べると、ちょっと重さはでた感じになりますね。
ミッドソールの交換と縫いが必要な場合は、3240円プラスとなりますので、出来ればミッドソールが擦り減らない状態でお持ち込みいただけると、料金的にも抑えることが出来るかと思います。
靴の雰囲気を変えたいなと思った時、靴底を変えるのも良いですよね!
是非お気軽にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!