皆様こんにちは!!
杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
八月も通常通り、水曜日以外は営業する予定となっております。
お気軽にご来店ください!
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
さて、今日は朝からぐずぐずした天気だなと思っていたのですが、ザーザーと降り出してしまいましたね。
お盆期間中も、変わらず営業しておりますが、やはり、全体的に外に人が少ないような感じがいたします。
とはいえ、こんな雨の中でも、お修理の靴をもってきてくださるお客様もいらっしゃるので、非常にありがたい限りでございます。
明日は定休日となりますが、今月も変わらず、水曜日のみのお休みで営業いたしますので、よろしくお願いいたします。
さて。
そんなわけで、今日ご紹介するのはこちら!!
ビルケンシュトックのモンタナ…かと思いきや、tatamiシリーズの…シャノンでしょうか???
シャノンなんて言うとチャーチが思い出されますが、tatamiのシャノンもいい感じですね!!
で、こちらが…
こんな感じで底に穴が…。
カカトとつま先も修理して履いていただいていたのですが、土台が劣化して崩れてきてしまいました…。
というわけで、今回はソールを取り換えていきます。
まずは、こんな感じで。
手で剥がれる部分を、ぼろぼろと崩していってしまいます。
いつもの機械で削ると、ヤスリ部分に劣化した材料が溶けてくっついて、面倒なことになるので取れるところまで手で取ります。
で。
若干残った部分は、いつものように機械でガーっと削り落としてしまいます。
今回ご用意したのがこちら。
スポンジ素材の太めの押し縁になります。
ウェルト…とはまた違うのですが、ウェルトのように周りに巻いていきます。
ビルケンのロンドンや、アリゾナのように、靴底にビルケンスポンジが直接ついているようなタイプは、押し縁は使わずに、ダイレクトにスポンジ板を接着します。
ですが、モンタナや、今回のシャノンは、モールド底なんて言われる、靴のアッパーがポコッとハマるように成型された靴底になっています。
なので、直接スポンジ板を接着するだけだと、モールド底の跡が残ってしまったり、ぴったりフィットしていかないので、今回は押し縁を使います。
これが、押し縁を巻いた靴底。
接着剤をしっかりがっちり刷り込んであります。
で、ここにいつものビルケンスポンジをガッチリと圧着。
ドスンと。
で、余った部分をカットするとこんな感じ。
ストームウェルト風なので、このままでも良いかな?というくらいにいい感じなのですが、ビルケンのような幅のある靴に、さらに幅のあるストーム系のウェルトはあまりにも、ベトッと横幅が広い雰囲気になるので、削り込んで仕上げます。
ベトッと豪快に張り出したい方は、ぜひご要望くださいね!
豪快に仕上げます(笑)。
で、こんな感じで、周りをいつものように整えていきます。
ちなみに私の作業靴は、ビルケンのロンドンですね(笑)。
ビルケンを履いて、ビルケンを直しています。
大好きか!!
で、出来上がると…・
こんな感じで、純正のビルケンスポンジが付きました。
やはり軽くて歩きやすいかと思います!
サイドはこんな感じ。
若干、最初のモールド底より厚みが増したように見えます。
ですが、これでまた安心して履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、7560円いただきました。
通常のビルケンスポンジのみの使用ですと、5400円。
押し縁が+2160円となりました。
通常10日程度お時間をいただきます。
成型された一体化のモールド底、直せないと思っている方、割と多いです!!
オールソール交換はもちろん、部分的な修理もできるので、お気軽にご相談くださいね!!
今回のように劣化してしまった場合はオールソール交換となります。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!