2026年9月20日日曜日

靴の履き口がくるぶしに当たる、そんな時は!Tricker’s のウッドストック、履き口を切ります。

 こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
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住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL  03‐5310‐3512

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こんにちは!
色々とグズグズしており、久しぶりの更新となってしまいました。
それにしても9月、雨が多いですね。
明日は台風が近づくとか。
嫌ですね。
さらっと通り過ぎてくれると良いのですが。

さて、最近の修理業界事情を少し。
一時期、大問題になっていたナフサ不足?による、接着剤、シンナーが手に入らない問題。
取り急ぎ、以前と同様な形で入荷できるようになりました。
とりあえず一安心ですね。
とはいえ、接着剤関係を含め、値上がりしたものも。
今後は、比較的短いスパンで価格の改定をしなくてはならないかなと、考えております。
接着剤は普通に入荷できるようになりましたが、ホルムズ海峡は通常運行にはなっていないとのこと。
油断は出来ませんね…。

さて、そんなわけで、久しぶりのブログ更新で他にも書きたいことはあるのですが、今日はこれくらいにして、お修理のご紹介。
こちら!

Tricker’s (トリッカーズ)のWoodstockですね。
イギリス、ノーザンプトンのシューメーカーですね。
カントリーのイメージが強いですが、プレーントゥもボリューム感があって格好良いです。

さて今回は、履くとどうしても外側くるぶし辺りが当たって履くことが出来ないとのご相談。
履き口が当たる場合、通常は厚めの中敷を入れることで、くるぶし部分が当たらないように調節することをお勧めしております。
ですが、今回はすでに4mm程度の中敷を入れているとの事。
確かに、これ以上分厚い中敷を入れると、履き心地もだいぶ変わってしまうかなと。
と言うことで、今回は正直なところ最終手段に近い作業ですが、靴の履き口自体をカットして、高さを調節していきます。

まずは当たる箇所を確認し、この部分の高さを低くしていきます。
今回はお客様とご相談の上、5mm程度高さを低くすることに。

そのまま、ちょん切るわけにはいかないので、まずライニングを外します。

そして、履き口に巻いてあるパイピングも剥がして、外していきます。

で、今回は5mm履き口を下げるラインで、アッパーの革を切っていきます。
簡単に書いておりますが…、なかなかない緊張感の作業になります。
ブーツのシャフトは飽きるほど切ったので、最近は割と大胆にいきますが、短靴の履き口の調節はそれほど多くはりません。

で、カットした切り靴を整えたら、外したパーツを元に戻していきます。

まずは外したパイピングの革を縫いなおしていきます。
今回は幸い元の革をそのまま縫い付けることが出来るので見た目の違和感はほとんどありません。

で、パイピングを巻きなおすとこんな感じ。
比較的違和感なく出来ているかと思いますが、アッパーをカットした分ライニングがはみ出ている感じですね。

この状態で問題なさそうか、しっかり確認し、ライニングを縫い付けていきます。



縫い終わったら、はみ出たライニングをカットして出来上がりですね。
出来上がりはこんな感じ。

カカトの切り替え部分から、履き口のラインが下がっているのがわかるかと思います。
まったく違和感がないといえばウソですが、これでくるぶしに当たりづらくなってくれれば良いな思います。


こちらのお修理、8800円、2週間程度のお預かりいたしました。

今回はパイピングのあるデザインだったので、比較的違和感が少なく仕上げることが出来ました。
履き口が、切りっぱなしのデザイン、革が巻いてあるデザインに関しては同様の作業が出来るかと思いますが、履き口のヘリを織り込んであるようなタイプに関しては作業自体出来ない場合があります。
出来ないというか、違和感が強く出る感じですね。
そのあたり、ご相談いただければと思います。

基本的には中敷での調整、今回の作業は最終手段となります。
靴のフィッティングは、感覚の部分も多いので難しいかと思いますが、靴を選ぶ際はくれぐれもご注意ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!