杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
次の水曜以外のお休みは年末年始の予定です!
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
!!
配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
さて、暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか??
当店も所属?している、井荻の商店街では、今月27日、28日に「納涼盆踊り大会」があるそうです!!
普段井荻に来る機会のあまりない皆様!!この機会にお祭り見物がてら靴修理をしてみてはいかがでしょうか(笑)!!
ちなみに雨の場合は翌日、翌々日に順延の予定です!
ぜひ!!
というわけで、もうそんな季節かという気もしますが、今日も元気に靴修理のご紹介!!
こちら!
すっかり夏の定番となって感のある、エスパドリューのウェッジソールサンダルですね!
横から見ると、こんな感じ。
高さのしっかりある厚底のウェッジソールですね。
で、今回はこちらを少し低くしたいとのご依頼です!!
エスパドリューの場合は、編んであるジュートの途中で切ると、もさもさっと、ほつれてきてしまうことが予想されるので、今回は編んであるジュート一段分、低くしていく作業となります。
で、まずは…
元々ついている靴底のゴムをニッパーを使って剥がしていきます。
で、剥がすとこんな感じ。
中は、白い、ウレタン?発泡スチロールともちょっと違う軽い素材になって言いました。
そして次に、周りのジュートを一段分外していきます。
これも同じくニッパーでベリベリッと剥がしていきます。
基本的には靴底回りは接着で作られているので、概ねある程度引っ張ると剥がすことが出来ます。
で、この余った白い部分をフィニッシャーで削り落としていきます。
こんな感じでジュートぎりぎりまで削ってしまいます。
で、もちろんこのままでは、いきなりジュートが削れてしまうので靴底を作っていきます。
出来るだけ近い形に切り出したゴムの板を削っていきます。
土踏まずあたりは、凹凸がないほうが、きれいな気がして、今回は削ってみております。
この辺りの仕上げは、その時々でもとに近い形を意識したりするので、若干仕様が異なる場合がございます。
私の好みが強く反映されます(笑)。
これ!!という仕上げがある際は事前にお伝えくださいね!
で、しっかりがっちり接着するために、プライマーを使ってがっちり接着します。
これは乾かしている所。
で、ハンマーと圧着機を使って、がっちりしっかり、圧着します。
黄色の金型がジャストフィットしているので、安心して圧着機にかけられます。
そしてあとは、すり減りやすいかかと部分を一段高く仕上げれば出来が上がり。
周りをきれいに整えていきます。
ビフォー
アフター
意外に自然に仕上がっていてわかりにくいですが、一段低くなっているのお分かりになりますよね!??
偶然、もう片方の靴も同じような位置で写真を撮ったので、ちょっとした「アハ体験」みたいになっております(笑)。
靴底はこんな感じ。
周りも、くるっと模様を消すことで、より商品っぽく仕上がったような気がいたします!
こちらのお修理、7560円いただきました。
通常、2週間程度のお預かりとなります。
デザインによっては低くするのに限界がある場合もございます。
お気軽にご相談いただければと思います。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!