2019年7月18日木曜日

Church's(チャーチ)のフルブローグにハーフラバー装着!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


臨時休業のお知らせです。
7月の20日(土)、お休みさせていただきます。
ご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いいたします。


さてさて、昨日は久しぶりに、天気も良くお日様を見た気がしましたね。
基本、室内にいるので、定休日に晴れてくれないと、日に当たることがありません(笑)。
週末にかけて台風が近づいてくるなんて、物騒な予報が出ていました。
大きな被害が出ないことを祈るばかりですね。

さて、そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介です、こちら!!
 Church's(チャーチ)は、何度かご紹介しておりますが、1873年創業の、歴史あるメーカーになりますね。
英国靴!!のイメージがありましたが、2000年頃にPRADAに買収されたのちは、ちょっとシュっとして、ファッショナブルになった印象があります。
今回はそんなチャーチの婦人靴。
 良いですね、チャーチを履く女性、格好良いです!
白のフルブローグ。
もちろん、靴底は革底になっております。

で、今回は革底そのままでは滑りやすくて、摩耗にも強くないのでハーフラバーを貼って欲しいとのご相談。
靴修理の、定番中の定番ですね!!
というわけで、定番のお修理を改めてご紹介いたします。
まずは…
 チャーチのロゴは残念ながら消えてしまいますが、接着する面をフィニッシャーで全体に荒らします。
ツルっとした所に接着剤を塗るより、ガサガサッとしたところに接着剤を塗ったほうが、しっかり着きそうなイメージは、何となくお分かりになるかと思います。
その通りで、革を荒らして、接着剤を染み込ませるような塗り方をしてきます。

で、その後しっかり乾燥させたら、ヒートガンで、接着面をしっかり温めます。
 材料側にはプライマーを塗布後、接着剤を塗って、同じくしっかり乾かしました。
で、ヒーターに入れて温かくなったところで、靴にバチッと貼り付けていきます。

圧着機で、ドスン!
 ハンマーも使って全体にしっかり貼り付けたら、余分な部分をカッターで切ります。
なんなら、この段階でお出しできる程度には綺麗に仕上がっております。

ですが、そのあと、フィニッシャーでコバを整えて、毛バフ、布バフまた毛バフなんて工程を重ねつつ、革靴のコバ(側面)を綺麗に整えていきます。
 最近、コバに塗るワックスを増やしてみたり、サブ機に布バフを取り付けてみたりと色々試しながら、より高い質に、短時間で仕上がるよう工夫しながらやっております。

で、靴底を仕上げたら、全体を磨けば出来上がりですね。
 過剰にモサモサしている、オリジナル、羊毛グローブで仕上げます(笑)

で、出来上がりがこちら。
 こだわりのコバ面!!…写真だとわかりづらいですね。
ちなみに手に取ってみても、ぱっと見今までとそれほど大きくは変わらないので、なかなか難しいですが、じっくり見ていただくと今まで以上に、繊細に仕上げております(笑)。
 こういった形ですね!
これで、安心して履いていただけますね!!
こちらのお修理、ハーフラバー小、2160円となります。
お時間は最短、出来れば1時間程度いただけると助かります。
さらに急いでという場合は、プライマー処理を省きますので、3~40分程度になります。
ただ、どうしてもしっかり接着することを考えると、プライマーは省きたくないので、時間に余裕を持ってご来店いただければと思います。

なるべく臨機応変に対応は致します。
お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!