2019年7月14日日曜日

PATRICK(パトリック)のスニーカーの靴底を交換しました!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


臨時休業のお知らせです。
7月の20日(土)、お休みさせていただきます。
ご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いいたします。


さて、早いもので7月も半ばに差し掛かってきましたね。
早いです、本当に。
新店舗に移転して、2か月、ようやく全体的に馴染んで来たかなという感じがしております。
当然ですが、まだ、以前の店舗に行ってしまったというお客様の声もいただきます。
以前の店舗から、駅よりに20mほど移動しております。
皆様、お間違いの無いようよろしくお願いいたします。


というわけで、三連休中日、雨になってしまいましたが、今日も元気にお修理のご紹介!
こちら!



 PATRICK(パトリック)のスニーカーになりますね!!
パトリックは、1892年に西仏プゾージュ村に住んでいたパトリックベネトーさんが、靴づくりを始めたところから、始まったブランドだそうです。
思いのほか、歴史が長いです。
スニーカーのイメージが強いせいか、もう少し新しいブランドかと思っておりました。
すごいですね!!

で、そんなパトリックのスニーカー。
 靴底がこんな感じで、かなり擦り減って、滑り止めも無くなってしまっております。
カカトは以前、当店でお直しさせていただいております。
ありがとうございます。


 つま先側もこんな感じで、白い部分が若干すり減ってしまっております。

そこで、今回はこのベージュ系のゴムを交換していきたいと思います。
というわけで、まずは剥がれないので、出来る限り削り落としていきます。
 こんな感じでガーーーーっと。
カカトのまくり上がった部分は、今回別段劣化もなく、しっかり着いている状態なのでそのまま残して、いわゆる地面につく、底面だけ削り落としました。

実際は写真より、もう少し削るのですが、ベージュのゴムは若干残ったまま、作業を進めました。
ベージュのゴムを交換するので、それを全て取ったほうが良いという考え方もあるかとは思うのですが、今回は削っても、剥がれたり浮いて着たりしないくらいしっかり、接着されている状態でした。
で、あれば、無理にすべてを剥がすことを考えるより、接着面をフラットにすることを優先して、部分的に残ったまま次の工程へ移りました。

で、今回はシンプルなタイプのゴムをしっかりガッチリ圧着していきます。
 材料屋さんから仕入れている中でも、なかなか癖の強い素材で、しっかりプライマー処理をしないと剥がれやすい為、プライマー塗布→乾燥→接着剤塗布→乾燥→圧着、ここまでの工程に5時間程度はかけております。

でしっかりガッチリ圧着したら、周りの余っている部分を削り、形を整えていきます。
 なるべく白いところは触らないように、取り付けたゴムだけ削っていきます。

で、出来上がるとこんな感じ。
靴底の滑り止めのパターンは、最初とだいぶ雰囲気は変わってしまいましたが、シンプルに使いやすい感じになりました。
ちょっとわかりづらいですが、つま先の削れていたところも、自然に仕上がっているかと思います。

これでまた、ガシガシ履いていただくことが出来るかと思います!!

こちらのお修理、6480円10日程度いただいております。
4㎜以下のゴムを前面に取り付ける際は、概ねこのくらいの価格になると思いますが、材料によってお値段が前後する場合がございます。
ご了解ください。

スニーカーのお修理もドシドシ承っております。
お気軽にご相談くださいね!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!