こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。
8月も通常通り、水曜のみ、お休みをいただきます。
よろしくお願いいたします。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail doekrepair@gmail.com
tel 03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek
さて、みなさま、大変暑い日が続きますが、体調崩されていませんでしょうか?
今どきは、ちょっと体調が悪いと、新型コロナが頭をよぎって嫌ですね。
新型コロナとは関係のない体調の悪さでも、うかうか「体調悪いんですよね!」なんてい言えない空気感がございます。
ちなみに私は、なかなかの腰痛、背中痛いに悩まされております。
冬場のほうが痛くなりがちだったと思うのですが駄目ですね。
痩せる痩せる詐欺で、ちっとも痩せない負担が、すべて腰に来ております(苦笑。
さて、そんなわけで、心は元気にお修理のご紹介。
こちら!!
DANNERのサイドゴアブーツになりますね。横に大きなゴムが入っている靴を、サイドゴアなんて言います。
ローファーなどと同様に、靴ひもがないので、着脱が割と楽なイメージですね。
実はこのタイプ、私ずっと欲しいなぁと思っているのですが、なんとなく買うに至っていない靴になります。
これは、おそらく、よっぽどでないと買わないパターンかと思います(笑)。
そこで、今回は靴底をすべて交換していきます。
まずは…
そして、もちろん、革底も外します。
こちらのブーツ、いわゆるステッチダウン製法になります。
こちらでも割と頻度が高くご紹介している、グッドイヤーウェルテッド製法は、靴底を縫い付けるための帯状のパーツ、ウェルトを靴の底側に縫い付けてあり、そのウェルトと靴底を縫い合わせます。
それにたいして、今回のステッチダウン製法はウェルトがありません。
アッパーの革を外側に折り曲げるような形で、直接アッパーと靴底を縫い合わせます。
ちなみにライニングは、中底を包み込むように、通常のセメントや、マッケイ靴と同様の作りとなっております。
ステッチダウンのアッパーと靴底は、縫い代部分しか接着されないので、縫っている最中にずれたり剥がれると大惨事。
いつも以上にしっかり接着します。
通常革部分は一度乾かしてから、もう一度接着剤を塗って、さらに乾燥、温めてからの圧着となるため、しっかり時間を取ります。
で、ゴムを接着したら、靴底が16㎜程度の厚みになっていきますが、これを一気に塗っていきます。
で、ゴムを接着したら、靴底が16㎜程度の厚みになっていきますが、これを一気に塗っていきます。
かなり厚みがある上に、革とゴムなので、しっかり力を入れつつ、まっすぐ針が落ちるように、気を使いながら縫います。
革の厚みが概ね5㎜、ビブラム705番のハーフラバーが、7㎜厚、2㎜程度のミッドソールに、アッパーの厚みが加わるので、かなり分厚いです。
当店のミシンで縫えるのはこのくらいが限界な気がいたします。
靴はイメージにないかもしれませんが、かなり多くの釘を使って作られております。
もちろん、靴の中に貫通した釘が足の裏に突き刺さったら大惨事なので、そこは慎重に。
そしてまずは、縫っていないかかと部分を釘で固定。
靴はイメージにないかもしれませんが、かなり多くの釘を使って作られております。
もちろん、靴の中に貫通した釘が足の裏に突き刺さったら大惨事なので、そこは慎重に。
ギリギリ中に出てつぶれるくらいを攻めていきます。
そして…
このくらいの厚みになると、長い釘を遠慮なく打ち込みます。
太って猫背です。