2015年6月29日月曜日

革の靴底に穴が!!三陽山長の靴の修理。

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

暑い!!暑いですね!!!
暑いですが、当店水曜日定休、10時から20時までの営業となっております。
配送でのお修理もお受けしております!
お気軽にご相談ください!!
詳しくはこちら↓
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メールをに写真を添付していただけると、お見積りもご案内出来ますので、お気軽にご相談ください!

実はFacebookもやっております。
そちらもぜひご覧下さいね!!
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さてさて。
梅雨の晴れ間なのかなんなのか、天気の良い日が続いていおります。
で、ちょっと梅雨明けの予想を調べてみたら・・・7月21日。
・・・ ・・・ ・・・ そんなに長いんですね、梅雨(笑)。
うーん(苦笑。
というわけで、関東はまだ、しばらくジメジメしそうな感じですが、雨にも負けず、夏の暑さにも負けず
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
なんて思いながら、頑張って営業しております(笑)!!
皆様のご来店お待ちしております!!


さて、今日ご紹介するのはこちら。
  んー!!きれいな靴ですね。
黒のストレートチップ。
間違いないです。

こちら、恐らく三陽山長の靴だったように思います。
間違いない、メイドインジャパンですね!!
日本人の足には、日本で作られている靴の木型が当然ぴったり来るのだと思います。
もちろん、作りも隅々まで綺麗ですしね。
アメリカの靴や、イギリスの靴特に古いものを探していると、これ足入るの??ってくらいにワイズが狭い靴が意外に多かったりします(笑)。
日本人の足にあった木型というのはやっぱり、あると思うんです。
そういった意味でも、日本メイドの靴、ありだと思います!!

取り留めもない話になりましたが、この靴がどうなってしまったかというと・・・

 ソール部分に穴が空き、中のコルクが見えてしまっております。
ラバーソールに比べると、どうしてもレザーソールは耐摩耗性に劣る部分がございます。

で、カカトも・・・
 こんな感じで、積み上げの部分まですり減ってしまいました。
で、今回はオールソール交換ではなく、前部分、かかと部分をゴムで補強していきます。

まずは、ソールの穴の部分及びつま先の減ってしまっている部分を足していきます。
 こんな感じ。
大胆に大きめに革で埋めます。
もちろん、フラットになるいい感じのところまで削ることで履いた時出来る限り違和感の出ないようにします。

つま先を横から見ると・・・
 こんな感じで、高さが整っているのがわかります。

カカトも同じ作業をして平にしてから・・・
 ラバーヒールを取り付けて、釘でガッチリと固定します。

で、こちら仕上げたところを同じく横から見ると・・・
 こんな感じ。
ほぼほぼ、継ぎ足した部分もわからない仕上げとなっております!!

ちなみに、カカトはこんな。

 これ、おフランスはTOPY社の8.5ミリ厚と、やや厚めのヒールを装着致しました。
合成ゴムの良し悪しも、もちろんあり、TOPY社やビブラム社の物は安心して使えるのですが、単純に厚さがあるとやっぱり長持ち致します。

でソールは・・・
 ビブラム社のものをチョイスしております。
こちらも長く使っているので安心のアイテムになります。!!
中央の埋めたところも違和感なく仕上がっております!

これでまた安心して履いていただけるかと思います!!

こちら、 ヒール2332円
ソール2138円
カカトとソール部分継ぎ足して、穴を埋めるのに1080円いただいております。

お時間、最短1時間程度かと思います!!


もちろん、こういったお修理をした後にオールソールの交換も出来ますし、今回付けたハーフラバーや、カカトのゴムを複数回取り替えることも可能です。
正直な所、靴底の修理としては、このパターンが一番オススメかと思います!!

材料は、ご相談いただければ在庫にないものも取り寄せ可能です!
お気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!