2019年8月2日金曜日

スエードブーツのクレープソールを交換する!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

以前行っていた、お修理品の集荷配達につきましては、現在おこなっておりません。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

さてさて、暑い日が続いておりますが、皆様体調を崩されたりしておりませんか?
熱中症に、手足口病、うかうか体調を崩すわけには行かないので、用心に越したことはありませんね。
それにしても私、限界近くまで身体が重くなっている気がいたします。
ただただ単純に太っております。
まずいですね…これはまずいです。
何度目かわかりませんが、痩せる宣言いたします。
がんばります…。


さて、そんなわけで、ちょっと明らかに肥えてしまいましたが、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!
 スエードのブーツになりますね。
秋冬もののブーツ、今のうちに直しておくと、次のシーズンに安心ですね。
今頃?と思うかもしれませんが、この調子だと、秋はあっという間にやってきますよ(笑)。
皆様、気が付いた時が、その時ですよ!!
というわけで、こちらのブーツの靴底を直していきます。
 こんな感じで、ミッドソールギリギリまで生ゴムのソールが削れて、、カカトのほうは剥がれて隙間が空いてきてしまっております。
生ゴムは一般的に通じるのでしょうか(笑)。
クレープソールのほうが一般的でしょうか?

で、裏面は…
 こんな感じですね。。
つま先のほうもだいぶ擦り減ってしまっておりましたり。

そこで、今回は靴底を全て交換してきます。
カカトのほうが剥がれかかっていたので、グッと手で引っ張ったところ…
 べりベリベリッと綺麗に全て剥がすことが出来ました。
生ゴムのソールはだいたい、剥がれないで、削るとえらいベタベタになって、厄介なので、そういう意味ではこういう剥がれ方をしてくれると、修理屋としては幸いです(笑)。

で、上の写真の下のほうの状態だった、ミッドソールを、全体削って、古い接着剤などを落としていきます。

 そうすると、こんな感じ。
本革のミッドソールなので、若干モサモサっとなりました。
ここに擦りこむように接着剤を塗りこんでいきます。
 こんな感じ。
この後、もう一度接着剤を塗り重ねて、しっかり乾かします。
そして、同じく接着剤を塗ってか乾かしてあった、新しい生ゴムを、貼り付けていきます。
 これは貼り付けている所。
うっかり、靴底がマイナスするとやり直しなので、慎重に張り合わせます。

で、その後、しっかり圧着し、フィニッシャーで周りを整えていきます。
 ベタベタとした削りかすが、そこここに張り付きます(笑)。

で、もちろん、カカトも同じ要領で、新しいゴムを取り付けます。
 ハンマーと圧着機で、しっかりと圧着。

そして削ります。
 がーーーっと。

で、出来上がりとなります。
 こんな感じ。
新しいソールになったので、問題なく履いていただけるかと思います!
 こんな感じですね。
こちらのお修理、10800円となります。
今回は、ミッドソールが傷んでいなかったので、接着だけでの対応となりました。
通常2週間程度のお預かりとなります。

クレープソールは直せない、と思っている方も多いようですが、キッチリしっかり直すことが出来ますよ!
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!