2019年8月24日土曜日

バッグの角が破れたら!パイピング修理。

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、今日も朝ギリギリで出勤してきたのですが、その途中。
商店街の街頭にかかっているフラッグが、「ラグビーワールドカップ」のものに変わっておりました。
いよいよ、9月20日からラグビーワールドカップ2019が日本で開催されます!
正直なところ、ラグビー自体そんなに詳しいわけでは無いのですが、幸い私の通っていた高校は、ラグビー大会があり、体育の授業でもラグビーを行っておりました。
なので、最低限ルールもわかるので、ラグビーワールドカップ、実はけっこう楽しみにしております。
非常にミーハーですが、ニュージーランド、オールブラックスの「ハカ」見てみたいですよね(笑)。
日本代表が南アフリカ代表に勝ってしまった??あの大金星が記憶に新しいですが、今年も何かドラマがあるのではないかと期待してしまいます!
来年のオリンピックの前に、大きないイベントがあるということで、スポーツ全般、興味のある私としては、楽しみな限りです!


さて、スポーツ観戦は大好きなものの、すっかり運動不足の私ですが、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 革のブリーフケースになりますね!!
私、こういうバッグ好きなんですけど、めっきりスーツを着なくなってしまったので、持つことがありません(笑)。

で、こちらが…

 こんな感じで、過度の革が擦り切れて、中のプラスチックのパイプが見えてきてしまっております。

今回はこの部分を補修してきます。

まずは、バッグを裏返します。
 こんな感じで、裏地が外側になるように、ファスナー部分からぐるっとバッグ自体をひっくり返します。
作っているときは当然、ひっくり返して縫って、最後に表返すのですが、修理でお客様のバッグを裏返すのは、毎回なんとなくドキドキします(笑)。

で、コーナーの部分を直すので、裏地の角をほどきます。
 こんな感じで、裏地をほどくと、バッグ本体の裏側が見えてきます。

で、角部分の縫ってある部分をほどいて、破れてしまっていたパイピングのパーツを外します。
 こんな感じですね。
持っている真ん中あたりが、破れているのが見えるかと思います。

で、今回は革を被せようかと思ったのですが、思いのほか状態が良くなかったので、破けている部分を切り取ります。
 こんな感じ。
破けている所含めて、上からかぶせると凹凸が変に出そうだったので、切り取りました。
ちなみに切り口は、斜めに漉くような形で、切り取ってあります。


で、新しく革を用意。
 同じ距離で、同様に切り口は斜めに漉いてあります。

これを切り取った部分んにしっかり接着。
 こんな感じで、角にくる部分の革を交換しました。
斜めに漉いたところ同士を接着して、なるべく凹凸が出ないようにしてあります。

 あとはミシンで、元通り本体と縫い合わせていきます。

まずは銅判にパイピング部分を縫い付け…
 その後、マチと縫い合わせます。

で、最後に裏地の開けた部分を縫い直せば、基本的には出来上がりですね。
 ここはミシンがかけづらいので、手縫いでふさいでいきました。

で、もう一度、バッグ自体を表に返すとこんな感じ。

 継ぎ目はわかりますが、新しい革になっているので、中のプラスチックがでてくることはありません。

これでまた、安心して使っていただけるかと思います!!
こちらのお修理、1ヵ所2160円となります。
4か所だと、8640円。
お安くは無いですが、ギリギリのお値段かと思っております。
けっこう作業としては大変な部類なので、もう少しいただきたいような気も致しますが…がんばります(笑)。

というわけで、バッグの修理も絶賛受付中でございます。
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!