2019年8月8日木曜日

Gucci(グッチ)のバッグの裏地交換!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さてさて、引き続き暑い日が続きますね。
テレビを付けたら、滝川クリステルさんと小泉進次郎さんの結婚の話題で持ちきりでした。
なんにせよ、おめでたい明るい話題で持ちきりなのは、良いですね!!
覚せい剤も、高齢者ドライバーも、吉本興業も、うんざりしてしまいます。

さて。
そんなわけで、取り立てて、当店おめでたい話題もありませんが、飽きずに今日もお修理のご紹介!!
うんざりされてしまいますかね!??
こちら!!
 Gucciのショルダーバッグになりますね!
こちらがどうなってしまったかというと…
 ちょっとわかりづらいでしょうか?
裏地に使われていた合成皮革が、劣化してボロボロになってしまっております。
バッグの裏地のベタつきや、粉末状にボロボロと崩れてしまう状態になると、正直なところ、そこから元に戻すことは現状できません。

軽度のベタつきであれば、スプレーである程度抑えることが出来たりもするのですが、正直なところ難しいのが現状です。

というわけで、今回は裏地事交換していきます。


 まずは、口元の縫い糸をほどいて、裏地を外していきます。
 本体を傷つけないように、慎重に。

で、外してばらした裏地をそのままトレースして、新しいシャンタン生地の裏地に形を当て込んでいきます。
 同じような合成皮革を使ってしまうと、どうしてもまたなる可能性があるため、今回はシャンタン生地で裏地を作成していきます。

ちなみに近くで見ると…
 こんな感じで、表面が、ガサガサポロポロ崩れてしまう状態でした。
 で、外したロゴ等を、元に近い形で、新しい生地に縫い付けていきます。

 で、裏地の胴判とマチを縫い合わせて、袋状に仕立てていきます。


 こんな感じで、うち袋が出来ました。

これをずれないように、バッグ本体に貼り込んでいきます。
 写真が近すぎてわかりにくいですが、接着剤を使って仮止めしてきます。
バッグを作る際であれば、ファスナー部分など、立体になる前に縫うことが出来るので、両面テープ等、簡単な仮止めで縫うことが出来るのですが、修理の特性上、どうしてもバッグが立体のまま直していきます。
そうすると、どうしてもある程度力をいれて開きながら縫う箇所が出てきたりするので、しっかり固定できる接着剤を使用して仮止めしていきます。
 先ほどとは違うミシンで、カタカタと、元のミシン目を外さないように縫い付けていきます。

で、これがあ縫い上がれば出来上がりですね。

これでまた、問題なく使うことが出来るかと思います!!

こちらのお修理、12960円いただきました。
ポケット等の使用で、値段が追加される場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!