2021年9月19日日曜日

当店のLINE公式アカウントが出来ました!

こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、台風も温帯低気圧に変わり、スカッと久しぶりに空が晴れてくれました。
ちょっと熱いくらいですが、やっぱり気持ちが良いですね。

さてさて、当店これまで、質問やお問い合わせに関しては、もっぱら電話とメールを利用しておりました。
今回遅ればせながら、LINEでのお問い合わせが出来るよう、アカウントを作りましたので、ご案内いたします。
靴やバッグのお修理、合鍵作成の可否、お見積り等、お気軽にご相談いただければ、ご回答出来るかと思います。
是非ご利用ください。


「友だち追加」ボタンの貼り方がわからないので、↑のURLから友だち登録、お願いいたします!
わかり次第、ボタンに切り替えます(笑)。
クーポン等、他にも使える機能もあるようですが、当面、LINEにつきましては、お問い合わせと、当店からのお知らせ専用とさせていただきます。

クーポンなどは当店のアプリをインストールしていただくと、毎月配信しております。
クーポンだけでなく、紙の預かり票が必要無くなったり、お知らせの配信等、便利なアプリとなっております。
是非そちらもご利用下さい。
androidの場合は「Google Playストア」から、appleの場合は「App Store」から、『doek』で検索いただけると、当店のロゴ↓が入ったアプリが見つかるかと思います。
こちらをダウンロードしてください。
新規のお客様は、説明通り進むと登録できるかと思います。
すでに当店をご利用いただいているお客様は、これまでの実績を含めて同機するようにしております。
ダウンロードした状態で、店頭でご相談いただけるとスムーズかと思います。

本日は、取り急ぎLINEが使えるようになったことと、当店のアプリのご案内となります(笑)。
是非お試しください!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!






2021年9月14日火曜日

ウェッジソールのオールソール交換です。

 こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、9月も折り返し。
なんだか天気がぐずついてきましたね。
秋晴れが続く感じがいいのですが、こればっかりはどうしようもありません(笑)。

さてさて思い切り私事ですが、4月中頃より本格的(?)に減量を始めました。
その結果本日、ようやくBMIが普通体重に到達!
ありがとうございます!ありがとうございます!
肥満(2度)寸前でスタートしたので、とりあえず一安心です。
ちなみにざっくり13キロ減。
意外に10キロ程度はすぐ落ちてそこから足踏みした感じでした。
あと10キロ程度減らすとBMIの普通体重のど真ん中に到達するので、引き続きそこを目指して、気を引き締めていこうかと思っております。
BMIど真ん中に到達したら、改めてこちらでご報告いたします。
報告がなければ「あー・・・」と心の中で思って、口には出さないようにしてください。
よろしくお願いいたします(笑)。


というわけで、若干スリムになって気持ちも軽く、今日も元気にお修理のご紹介♪
こちら!!
なんと言えばよいのでしょうか?
メッシュでもないですし・・・グルカサンダルとも違いますね。
…ド忘れしている気もしなくはないのですが、このまま進めます(笑)。

こちらの靴のカカトが・・・
こんな感じで、剥がれて来てしまっておりました。

で、よく見ると、かかと部分の中のプラスチックも割れてしまっておりました。
こんな感じですね。
ウェッジソールのカカトの中のプラスチックは、結構な頻度で割れます。
こちらは、かかと部分と中央部分が割れておりましたが、ウェッジヒールのつま先側の薄くなっている部分が割れるのは、非常に多いです。
そのまま履いていてお怪我をされると危ないので、くれぐれもご注意ください。

というわけで、今回はこちらのカカトのパーツを含め、靴底全体を作り直していきます。

まずは・・・
こんな感じで、ウェッジヒールの積み上げ部分を作っていきます。
今回はプラスチックほどの強度はないですが、割れることのないように革を積んで作っていきます。

今回は三段積みました。
こんな感じですね。
段差のあるままだと取り付けられないので、こちらを斜めに慣らしていきます。
ガーーーと削って、段差がないように。
また、靴にピッタリ取り付けられるように若干真ん中をくぼませて、お椀状に仕上げていきます。

で、出来るとこんな感じ。
元々のプラスチックに薄い革を巻いたものと、今回作った革のヒールパーツになります。

もちろん、なるべく、厚み、形状を寄せて作ります。

で、外れないようにしっかり釘で固定。
こんな感じですね。
これで、剥がれてしまう心配もほぼありませんし、プラスチックのように割れてしまう心配もないかと思います。
ただ、硬いとはいえ革なので、なじむと柔らかくなったり、癖がつく可能性は否定できません。
でも、革のほうがメリットは多いと思うのですが、おそらくコスト面では革のほうがだいぶ高くつきそうです。

で、こちらに靴底になるゴムを圧着していきます。
圧着機でドスン!
こちらは接着のみですね。

で、あとは周りを整えていきます。
こんな感じでガーーっと。
で、周りを磨けば出来上がりですね。


こんな感じに仕上がりました。
カカトは、削れにくいやや硬いゴムをはめ込んであります。

横から見るとこんな感じ。
元々のバランスに近く出来ているかと思います!

こちらのお修理、2週間程度お預かりで、7700円となります。

パーツが割れたり、変形してしまうと、まったく同じようには作り直すことが出来ませんが、極力近い形で再現して直すようにしております。
お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2021年9月7日火曜日

Ralph Lauren(ラルフローレン)の白、ヌバックのパンプスをクリーニング!!

こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さて、しばらく続いた雨も、ようやくやんでくれましたね。
ついでにコロナも収束してくれるとありがたいのですが、緊急事態宣言がまた伸びるなんて話も…。
致し方ないとは思うのですが、ちょっとダラダラっと続きすぎているような気も致しますね。
難しいんですよね、きっと。
早くなんとかしていただきたいです。

さてさて、そんなわけで、取り立てて明るいニュースがあるわけでもありませんが、気分だけでも元気に、今日ご紹介するのはこちら!!
Ralph Lauren(ラルフローレン)のパンプスになりますね。
白のヌバックと、黒のスムース革のコンビになります。
1968年、メンズウエアからスタートしたアメリカのブランドですね。
ポロのマークでお馴染みかと思います!

でこちらが…


ちょっとわかりづらいですが、こんな感じで白のヌバック部分が、だいぶくすんでしまっております。
汚れだけでなく、おそらくカビのあとかと思われる斑点も・・・。
白なので余計目立ってしまいますね。
ツルっとしたスムース革で、濃い色身であれば、靴クリームを使って目立たなくも出来るかと思いますが、白なうえに、細かく起毛させたヌバック。
なかなかハードルが高めの色と素材になります。


とはいえ今回は、こちらをキレイにしていくにあたり、あの手この手で。
まずは、全体を水洗いしていきます。
スポンジでしっかり、起毛革用の洗剤を泡立てて・・・
結構ガッチリ、ペネトレイトブラシでワシャワシャ洗っていきます。
表面についているような汚れは、水洗いすることで概ね落とすことが出来ます。
が、私の技術ですと、中まで染み込んでいるような斑点は、なかなか落とし着ることが出来ません。

泡を洗い流すとこんな感じ。
ずぶずぶに濡れているので、色が濃いですが、斑点が残っております。
逆サイドも同様に。
ちなみにヌバックやスエードの起毛革を洗った際は、洗剤のあと加脂剤なんて呼ばれるアイテムで、革自体が固くなるのを防ぎます。
やはり油分が抜けてしまうと、表面がカサカサ固くなる原因になるため、なるべくしっとり仕上がるようにします。

余談ですが、ツルっとしたスムース革の場合、サドルソープなんて呼ばれる石鹸を使って洗います。
サドルソープを使う場合、石鹸の油分自体が革に残るように、最後すすぎは、ごく軽く、残った泡を拭き取る程度で仕上げていきます。
サドルソープは市販されており、ご自身で靴を洗う際は間違いやすいポイントになりますのでお気を付けください。
なんなら、泡立てて洗う→水で流してすすぐ→少なめのサドルソープを泡立てて洗う→拭き取る。
くらいの感じでも良いと思っております。


はい。
というわけで、今回はヌバック、話は戻ります。
こちらの写真何をしているかというと・・・


しっかり、靴を乾かした後、1000番程度のかなり細かい紙やすりで、残ってしまった斑点を削り落としていきます。
削り落とすというと乱暴なイメージですが、ごく軽く、慎重に行ってください。
牛革は、概ね上から、ツルっとした表面、細かい繊維、荒い繊維、すごい荒い繊維、といった感じで層になっております。
で、ヌバックに関してはツルっとした表面にヤスリをかけて極細かく毛羽だたせたような革になります。
なので、削ると言っても、あくまでも細かい繊維を毛羽立たせ直す程度。
細かい繊維を突き抜けて、荒い繊維が出てくるほどやすっては絶対にダメです。
ご自身で、ヤスリを使う際はくれぐれもご注意ください。
削りすぎたものを元に戻すのは不可能になります。
たぶん(笑)。

で、斑点状のシミが出来ていたところを、しっかりヤスリで削って、やすって、ほぐして、慣らすとこんな感じに!
だいぶ均一にきれいになりました!!
よくよく見ると若干の色むらだったり、きついシミのあとは残るのですが、この時点で概ね、きれいになっております♪

で、最後に補色。
ツルっとした革であれば、靴クリームで色を入れて仕上げていくのですが、こちらは白のヌバック。
何を使うかというと…。
チョーク!
いわゆる学校にあった、黒板に書くあれですね。
チョークの腹をヌバックに押し付けて、白い粉でなじませていきます。
チョークは、ホワイトバックスなどの白いスエードや、ヌバック系統の靴をきれいにする時にも、かなり使い勝手が良いのでお勧めです。
今では逆に裏技みたいになっておりますが、ちょっと前はむしろ、起毛革のお手入れの定番アイテムかと思います。

で、チョークを塗って、全体をブラッシングして粉をなじませた後、無色のスエードスプレーを吹きかけて、防水力を高めつつ、さらにチョークの粉を定着させると出来上がりになります。

どすん!
だいぶきれいになりました!!
汚れが目立っていた内側も…。
カビ?の斑点が目だっていた外側も、こんな感じで驚きの白さに!

こちらのお修理、3300円で一週間程度いただきます。

汚れてしまったり、シミが出来たしまった靴、もうダメかなと思っても、出来る限りきれいにするように頑張っております。
勿論、どうにもならないシミがあったりもするのですが、少なくともよくはなると思います。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!