2022年3月15日火曜日

ALDEN(オールデン)のローファー、つま先ゴム修理。

 こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


当店のアプリは、AppStoreまたは、Googleplayストアから「doek」で検索していただけるとダウンロードできます。
こちらのロゴが目印です。
似たアプリがあったりしますので、お気を付けください。
LINE公式アカウント →https://lin.ee/7UIccEz
お問い合わせは、電話またはメール、LINE公式アカウントよりお願いいたします。


さて、暖かくなったなぁなんて思っていたら、ちょっとした夏のような陽気になりましたね。
案の定、花粉がきつくなってまいりました。
先日打った三回目のワクチン、私は2回目よりは早めに引いてくれて、翌々日にはもう薬が必要ない感じでした。
ちなみに、当店のスーパースタッフも、具合が悪く発熱が。
「副反応が出た」と言ていましたが、妻が三回目のワクチンを打つのは次の定休日。
エアー副反応(笑)。
幸い、大事には至らず、副反応でもコロナ感染でもないようなので安心しましたが、熱が出るあたり怖いです(笑)。


さてそんなわけで、このまましっかり春になってくれると良いなと思いつつ、今日もお修理のご紹介。
こちら!!
ALDENのローファーになりますね。
こちらはコードバン。
独特な大ぶりのシワが魅力的です!!

で、つま先が。
ネジ抜いてありますが、トゥスチールがついておりました。
で、スチールでもやはりすり減るのですが、今回はスチールから、ゴムに交換していきます。
やはり最強はスチールかと思いますが、カチカチ地面をける音が若干気になったり、滑る可能性もあったりします。
そういう意味ではゴムも、摩耗に強くバランスは良いかと思います。

まずはこんな感じで、スチールを外し、外した面を整えます。

で、縫ってあった糸を抜きました。
今回はつま先部分がウェルトとミッドソールの隙間も気になるとの事で、縫いなおしていきます。
方法は2パターンあって、上の写真の状態で縫ってしまう方法が比較的多く行います。
メリットは、この上からゴムを接着するため、次回修理するとき糸を切らずにゴム交換ができます。
また、上にゴムを貼ることで糸が保護されるため、だし縫いの糸が切れにくくなります。

で、もう一つのパターンが、ゴムを取り付けてから縫います。
こちらは、ゴムごと縫うため、単純にゴムが薄くなって剥がれるなどのハプニングが少なくなります。

今回は後者、ゴムごと縫う方法で進めていきます。
で、こちらが糸を抜いたのを上から見たところ。
写真だとわかりづらいですが、何度か修理している為、ウェルトに縫い目が2本出来てしまっております。
あんまりこれを繰り返すと、ウェルトの革が切れてしまうため、結構ピンチです。
まだ問題ないと思うので、このままいきますが、オールソール交換等する際は、リウェルトが必要になるかもしれません。
で、ゴムをガッチリしっかり接着しました。
ゴツッと分厚い感じです。
勿論このままでは躓くので周りを削っていきます(笑)。


で、縫い。
糸を抜いたミシン目の穴が二重になってしまっているので、その間を縫ってしまわないように全集中です。
こんな感じですね。
無事縫うことが出来ました。
そもそも、そこそこ縫い目が細かいため、ウェルトが傷みやすい予感がいたします。


で、最後もう一度周りを削って整えます。
ごく薄くですね。
こんな感じで、きれいに縫うことが出来ております。
一安心ですね。


こちらのお修理、つま先ゴム1760円+だし縫い2200円。
丸一日程度いただけると助かります。

ハーフラバーや、オールソール交換等、靴底のお修理いろいろありますが、すり減りがちなつま先部分だけの補強も大いにありかと思います。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!



2022年3月10日木曜日

ALDENの革底を補強する。ハーフラバー、ヒールの交換です。

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さてさて、当店、水曜日は定休日とさせていただいておりますが、昨日はというと。
三回目のワクチンを接種してきました。
昨年、一回目二回目は、ファイザー。
今回三回目はモデルナのワクチンでした。
で、副反応はというと…昨晩、38度8分。
二回目の時は39度2分ぐらいまで上がったので、そこまでではないものの、十分しんどいです(苦笑。
あと、しんどくてベッドでずっと寝ていると、顕著に腰が痛くなります。
それはそれでキツインデス。
解熱剤を飲むとそれなりに収まるので、だましだましお店はオープンしておりますが、今日は動きが悪いかと思います(苦笑。
ご了解ください。

というわけで、体調万全とはいきませんが、気持ちだけでも元気にお修理のご紹介。
こちら!!
ALDENの外ばねキャップトゥになります!
オールデン、コードバンのイメージが強いですが、カーフもやっぱり良いですよね。

で、こちらが…
こんな感じで、かかとが擦り減り、前側も指で押すとペコペコする程度に、靴底が薄くなってしまっておりました。
今回はこちらを補強していきます。

まずは・・・
こんな感じにカットした、ヌメ革の床革。
床(トコ)革は革を薄く漉いた時にでる、革の表面がないほうの革のことになりますね。

で、今回なぜ床革を使うかというと、ベンズと言って硬い靴底に使う革で補強する方がより良い気もするのですが、どうしてもこれまで履いていた状態より、明らかに硬くなってしまったり、部分的に盛り上がった感じがしてしまったりするため、やや柔らかいヌメの床革を使用しました。

どう使うかというと…
こんな感じで、すり減って薄くなっていた靴底にペタッと貼り付けて、上から削っとフラットに整えました。
こうすることで、全体に薄くなった革底をカバーします。

で、この上にハーフラバーを貼っていきます。

こんな感じで、貼った床革が全部見えなくなるように、ハーフラバーで覆います。
勿論、ガッチリしっかり接着。

で、カカトは。

こんな感じで、左右対称でない形だったので、靴に貼り付ける前に、概ね形を作ってから、取り付けました。

で、余ったゴムを削って整えていきます。
ガーーーっと。

ハーフラバーも同じように整えたら、カカトのゴムを釘でしっかり補強します。
オールデンの積み上げ部分はなんとなく、強度が不安なので、釘を5本使用しました。

で、あとは削った周りを色を入れて磨けば完成です。
こんな感じ。
こちらのお修理、ハーフラバー、2860円+継ぎ足しアタッチ代金550円。
カカト、ビブラム5345番、10mm厚のタイプ、3080円となります。
丸一日程度いただけると助かりますが、お急ぎの場合は当日のご返却も可能です。


靴底に関しては、オールソール交換以外にも直す方法はいくつかあったりします。
お値段や耐久性、仕上がり等ご希望をお伝えいただければ、なるべくベストなご案内をするように致します。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!



2022年3月6日日曜日

FOOT JOYのゴルフシューズ、オールソール交換です!

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さて、暖かいかなと思ったら、また肌寒く、徐々に春がやってきている気がいたします。
なんなら、この前お正月だった気がするのですが、早いです。
コロナが終息して、世界が平和に近づくことを切に祈るばかりですが、なかなか難しいですね。
難しいです。


さて、そんなわけで私が悩んでも、どうにもならない規模の問題から、当店のようなちっぽけなお店にまで影響のある出来事まで、いろいろありますが、出来ることから一つづつ。
今日も元気にお修理のご紹介です。
こちら!!

色が可愛いですね、抜群です!
こちら実は…
Foot Joyのゴルフシューズになります。
ゴルフやボーリング用の靴って割と派手目で良い感じですよね。
で、写真でもお分かりにいなるかと思いますが、裏のゴムが劣化して崩れてきてしまいました。

そこで今回はこちらの靴底を交換していきます。
まずは、カカトを外します。

こんな感じ。
ボコッと外しました。
で、周りを縫っている糸を削り落として、靴底を剥がしていきます。
中は、こんな感じ。
スパイクを付ける、ネジ穴が埋め込まれておりました。

で、新しいゴムにも同じように、ネジ穴になる金具を差し込む穴を開けて、靴底を作っていきます。
元々の靴底を使って、穴の位置を決めて…

こんな感じの新しい土台を、ゴムの裏から叩いて取り付けていきます。

で、本体側はコルクを詰め直してフラットに整えます。
この辺りの作業は、普通の革靴と同じ作業になりますね。
で、金具を打ったゴムの裏面に、スポンジシートを貼りました。
こんな感じ。
ボコボコしているのが、スパイクの土台が入ってるところですね。
スポンジを貼らずにつけても問題はないかと思うのですが、どうしても金具のボコボコが出てしまうので、裏にスポンジを貼るようにしております。

で、このボコボコを削り落とします。
金具の土台と、スポンジがほぼほぼ同じ厚いなので、フラットに削るとこんな感じに。
金具が見え隠れしている部分がありますが、大きな問題はないかと思います。

で、ゴムとスポンジ2層の靴底が出来たら本体に取り付け、周りを整えていきます。
かなりピタピタに作っておりますが、余った部分は削って整えます。

で、底縫い。
ガチャガチャと一目づつ元の穴に合わせて縫っていきます。

こんな感じですね。
裏面の凸凹をスポンジを噛ませてフラットにしたので、底面が過剰に凸凹することなく仕上げられております。
で、あとはかかとの取り付けですね。
積み上げを取り付けて、トップリフトを重ねます。
トップリフトは、靴底と同じ要領でゴムとスポンジの2層仕上げ。
プレー中に剥がれるといったことがないように、いつもより釘を多めに打って固定していきます。
で、あとはネジ式のスパイクを取り付ければ完成ですね。
こちらのお修理、14300円、3週間程度いただいております。

どうしても、本気のスポーツの靴はプレー中に破損等が起こりケガの元になるのでは!??と不安がよぎたったり致しますが、出来る限りそういったことがないように仕上げるようにしております。
是非お気がるにご相談くださいね。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2022年3月4日金曜日

コブラヴァンプの履き口のひび割れを直す。

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さて、うすうす気が付いておりましたが、「まん延防止等重点措置」東京都も21日まで延長になりましたね。
正直なところ、まん延防止重点措置期間はどう過ごせば良いのか、もうハッキリわからなくなっている気がいたします。
解除されても、マスクしません!!とはなりにくい気がしますよね。
そんなことないのでしょうか。
難しい世の中です。

というわけで、引き続きマスク着用、レジ前には飛沫防止シート、極力換気に気を配りながら引き続き頑張っていきたいと思います!!

今日ご紹介するのはこちら!!
コブラヴァンプ!!
格好いいですね。
そもそも紐などがないスリッポンタイプの靴、好きなのですが、スリッポンの中でも装飾がほとんどないコブラヴァンプ、良いと思います!!
独特の甲の薄さと、つま先の盛り上がりが良いですよね。


で、こちらが…
ちょっとわかりづらいですが、履き口周りの帯の部分がひび割れて来てしまいました。
そこで、今回はこの部分の革を交換していきます。

まずは…
こんな感じで、帯とアッパーの革の隙間にカッターを差し込んで、縫ってある糸を切っていきます。
交換する帯は傷ついても良いですが、アッパー側は間違っても切らないように注意が必要です。
とはいえ、帯は傷ついても構わないので、一気に進めます。

で、上部の縫ってあるところも、糸を切って、帯を外していきます。
そして、この外した帯の太さを測り、革を裁断。
厚みも同じくらいに漉いていきます。
革の裏側の上下で若干色が違うのがお分かりになるでしょうか?
縫い付けてひっくり返すほうはやや薄めに、表から見える革の切り口の方は、やや厚めに漉いてあります。
比べると、写真右側のほうが薄いのがわかるかと思います。

で、薄く漉いた方をまず、靴の内側に縫い付けていきます。

で、内側に縫い付けた革を、グルっとひっくり返して、靴の外側に持ってきて、皿に縫い付けていきます。
最初の縫い目は仕上がると見えませんが、外側に来るミシン目は見えるので、なるべく真っすぐキレイに縫います。
…もちろん、見えないほうもきれいに縫っていますが、さらに気を遣う感じです(笑)。

で、周りを縫い終えたら、帯の継ぎ目部分を、モカ糸で、ガッチリしっかり縫い留めていきます。
この部分は力もかかるので、とにかくしっかり縫います。

で、あとは若干色が薄いので、染めて合わせて、仕上げれば出来上がりですね。
染料で染めていきます。

で、出来上がるとこんな感じ。
ほぼほぼ違和感なく仕上がっているかと思います!

こちらのお修理、6600円、10日程度いただいております。
カカトの後ろ部分だけでも作業は出来たりするのですが、全体に傷んでいる場合は、全体の交換も承っております。


革の劣化によるひび割れ、特に履き口周りは、割れてしまうことが、ままあります。
革の交換や、新たに帯を乗せて補強など、お直しする方法もございます。
お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!