2020年2月18日火曜日

ワークブーツにファスナーを取り付ける!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さて、さて。
例のコロナウイルス。
今さらですが、割と大ごとになっているようですね。
東京マラソン、一般参加者は中止。
しかも参加費用の返金無し。
来年度は優先して参加できるものの、再度参加費がかかるとのこと。
なかなか、ぼったくりのイメージがありますが、そんなことないのでしょうか(笑)!??
まあ、実際は開催する広告や準備にも、おそらく莫大なお金が掛かっているわけで、当然それを全て返金したら成り立たないというのも、わかります。
むずかしいですね、実に。
オリンピックは無観客になるのでしょうか。
いっそ完全無観客で、VRでどこにいても現地の模様がわかるようなシステムにしたほうが安心かもしれません(笑)。
…ですが、違うんですよね。
スポーツ観戦は生が良いです。
はい。

というわけで、なんとなく思ったことを書いてしまいましたが、プロ野球のキャンプもファンサービスは自粛ムードだそうです。
当店はというと…、通常通り目いっぱい丁寧なサービスを心がけておりますのでご安心ください!!
私に熱が出て倒れるようなことがあれば、即刻臨時休業にいたします(笑)。

というわけで、若干今日は寒いですが、元気にお修理のご紹介。
こちら!!
定番の形のブーツになりますね!!
確か、ホーキンスだったような…気がするのですが、確信がありません。
違っていたらすみません!!

で、こちらのブーツ、ブーツあるあるですが、脱ぎ履きがどうしても時間がかかるため、履く頻度が減ってしまうとのこと。
そこで、今回は、サイドジップを取り付けていきます!

 イメージはこの辺りにファスナーが来ると良い感じの気がしますね。
靴の内側にファスナーを取り付けます

で、このイメージ部分に銀ペンで線を引き…
 入刀!
入ハサミ。
この手の作業は、ハサミを入れるたびにいまだに何度も確認します。
銀ペンは曲がっていないか、左右はバランスがおかしくないか、うっかり外側に銀ペンの線を描いていないか(笑)。
笑い事じゃないのですが、たまに左右間違えるといった凡ミス中の凡ミスを犯すので、確認、重要です。
さすがに、違う所にファスナーを取り付けたことはありませんが、左右のあるカカトのパーツなどは接着までしてしまったことは何度か…(苦笑)。
接着の場合、圧着後放置していなければ、接着剤薄め液で比較的簡単に取れるのですが、ハサミを入れたらおしまいなので、気を付けなければいけません。


で、今回ご用意したのがこちら。
 いわゆる金属のファスナーですね。
婦人靴のブーツなどは、コイルファスナーといって、プラスチックのようなコイルで出来ているファスナーが付いています。
ですが、ワークブーツなどは、ややゴツイ金属製のファスナーのほうがイメージにも合うため、こちらをチョイスしました。
上の写真すでに接着剤が塗ってありますが、まずは縫わなくても平気!?っていうくらいに接着します。
…ダメですけどね、縫わないと(笑)。

という事で、縫います。
 ミシン目が曲がると格好悪いので慎重に。
靴の形になるであれば、真っすぐ縫うのはそれほど難しくないのですが、立体になっている物を縫うため、慎重に作業します。
特に、こういった、ガッチリした―ブーツは重いため注意が必要です。

で、内側は…
 こんな感じで、ファスナーの金属が直接足に当たらないように、革を一枚噛ませてあります。
 これで、靴紐をほどかず脱ぎ履きすることが出来るようになりました!
出番が増えることを切に願っております!!
こちらのお修理、両足で8800円。
通常2週間程度いただいております。

脱ぎ履きが面倒で履かなくなってしまったブーツ、格段に楽になりますよ!
他にもちょっとした工夫で、使い勝手の悪さが直せる場合があります。
是非ダメ元で、ご相談ください。
以外にやれること、多いかもしれません!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2020年2月13日木曜日

Russell Moccasin(ラッセルモカシン)のソール交換!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

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さてさて、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、重度?の花粉症の実家の母から、マスクが買えなくなるから買っておきなさい!と連絡があり、慌てて隣のドラッグストアで、妻と私の分1箱づつ購入したものの、予言通り世の中からマスクが消え失せていますね。
私も花粉症がひどいのと、店内で靴を削った粉塵にまみれて仕事をしていることから、マスクがないと困ります。
というわけで…
業務用マスク購入(笑)。
若干ギョッとするかと思いますが、このスタイルでしばらく仕事をしておりますので、おびえずにお気軽にお声かけください。
しかも、お客様とお話しする時は、邪魔なので外してお話をするというスタイル。
粉塵や花粉は防げても、コロナウイルスやインフルエンザの飛沫感染には全然対応出来ておりません(笑)。
とはいえ、さすが簡易的なものとはいえ、粉塵用。
花粉の侵入はしっかり防げているようで安心しております。

「防毒マスク」の画像検索結果
目もかゆいので本当はこういうタイプで行きたかったのですが、さすがにまずかろうと思い、簡易的なタイプに落ち着きました(笑)。


さて、そんなわけで、若干ビジュアルが過剰気味なのに、すぐ外すという本末転倒感が否めない状態ですが、今日も元気に営業しております!
ご紹介するのはこちら!!

Russell Moccasin(ラッセルモカシン)のブーツになりますね!!
1898年、アメリカ、ウィンスコンシン州でウィル・ラッセルさんが木こりの為のハンドメイドブーツを作り始めたのが始まりだそうです。
良いですよね、木こり。
響きが良いです(笑)。
もちろん、ラッセルモカシン、今ではアウトドアブーツの定番と言っていいのではないでしょうか、好きです(笑)!

で、こちらが・・
 こんな感じで、VIBRAMのスポンジソール、2060番が付いておりましたので、今回はこちらを交換していきます。

まずは現在ついているソールを除去します。
 剥がれなかったので、フィニッシャーで削ります。
やはり、ゴムのソールに比べると、スポンジは軽くクッション性がある反面、削るのが割と楽です。
耐摩耗という観点においては、ゴムソールよりは削れやすいかと思います。
余談ですが、この作業の際はマスク必須。
業務用のマスクが良い感じです(笑)。

で。
 全く同じソールが手に入るので、同じように仕上げていきます。

 プライマー、接着剤塗布、温めた後圧着してきます。
 これはカカトのほうを圧着機に入れている所ですね。
靴を作る際は木型を入れて、靴底全面を一気に圧着するかと思うのですが、修理の場合は全ての靴にピッタリくる木型を用意すると莫大な数になる上に、現実的ではないので、カカト部分、つま先のほうと分けて圧着してきます。

で、周りの余った部分を削って整えると…

こんな感じでガーーーと。
パチンと綺麗に仕上げることが出来ました。
こちらのお修理、ミッドソールはそのまま生かしているので、接着での作業となります。
9900円で、2週間程度お預かりとなります。


元々付いている物と同じソールがご用意できない場合もございます。
そういった際は、素材感や、カカトの高さなどを考慮して、近いものをオススメするようにしております。
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2020年2月9日日曜日

Chippewa(チペワ)のエンジニアブーツをのオールソール交換!!

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さて、なんだかとても寒いですね!
それにしても、早い…バタバタしてブログの更新どころか、確定申告やら、もろもろ山積みの状態で、あっという間に2月も半ばに差し掛かろうとしております。
恐ろしいです。
大晦日が先週くらいのイメージです(笑)。

さてさて、そんなことを言っているわけにもいかないので、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!
 Chippewa(チペワ)のいわゆる、エンジニアブーツの様な形のブーツになりますね!!
格好いいですね~。
チペワと言えば、1901年アメリカ、ウィスコンシン州で創業した老舗のワークブーツブランドになりますね。
インディアンのマークが印象的です。
私、不思議とエンジニアブーツは履いたことがなく、ここ10年程気になり続けている物の買ったことがない、靴になります(笑)。
ズボっと履けて楽そうなんですけどね…。
いつかそのうち買うと思います(笑)!


さて、そんなエンジニアブーツ。

 こんな感じで、カカトのほうがかなり擦り減ってしまっておりました。
そこで、今回は靴底を全て交換していきます。

まずは…
 ソール全体をフィニッシャーで削り落として、無くしてしまいます。
そうすると…
 こんな感じで、黒のゴムのミッドソールが入っておりました。
ミッドソールが明らかに傷んだり劣化をしている場合は、交換をするのですが、今回は状態も良く、出し縫いの糸も綺麗に残すことが出来ているので、このままミッドソールに本底を接着してきます。

今回は元々同じ、VIBRAM4014番の黒を装着してきます。
材料、ミッドソールともプライマー処理をした後、接着剤を塗布。
しっかり一時間程度かけて、接着剤を乾燥させた後、温めて圧着していきます。
ちなみに接着剤の乾燥時間については、6時間程度放置しても、キチンとあたためて接着剤を活性化させたあと圧着するとガッチリくっつくため、割と接着剤を塗ったまま、他の作業をしがちです。
当店の棚の上に、靴が横になって置いてあることがありますが、断じて放ったらかして、サボっているわけでは無いですよ!??
接着剤を乾かしているのです!!
…たまにサボっています(笑)。


で、本題に戻り、圧着。
 こういう全体的にしっかり圧着したいものは、やはりハンマーでの作業より、圧着機が頼りになります。

そして、周りの余った部分をフィニッシャーで削り込んでいきます。
 ガーーーっと。

完成です。
 こんなかんじで、黒のビブラム4014番を取り付けることが出来ました。

やっぱり格好いいですねー。
欲しい(笑)!!

こちらのお修理、9900円になります。
ミッドソールの交換が必要な場合は3300円プラスとなります。
ご了解ください。
概ね、2週間~3週間いただきます。

ブーツのお修理、ご遠慮なくご相談くださいね。
パンプスや、革靴と違い、上の革がやはりガッチリ作ってある場合が多いです。
こういった靴は、靴底の修理を適切に行えば、本当に長く履けるかと思います。
ぜひ当店にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!