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さて、すっかり秋らしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
9月の国内企業物価指数が19ヶ月連続で前年を上回り、過去最高を更新したとの事。
…恐ろしいですね。
お給料は上がらないのに、物価は上がる。
厳しい世の中です。
ちなみに、紳士靴、どんな感じかというと…
(数字は概算)
みんな大好きオールデン、勝手にアメリカ代表。
コードバンのオールデン990、外ばねのシンプルなタイプですね。
2002年、85,000円。
2013年、10,0000円。
2020年、135,000円
…ギャフン!
いや、20年前でも、靴一足85,000円て、どうかしてるぞ!??ってくらい高級紳士靴です。
ところが現在は当時から50,000円程度の値上がり。
…値上がり幅だけで、靴、何足か買えますよ!??
次に紳士靴といえばイギリス、エドワードグリーンはどうでしょう。
憧れのドーバー。
2002年、98,000円
2013年、130,000円
2020年、220,000円
…おうふ。
…こちらは20年で軽く倍を超えております。
私の乗っている愛車(中古・軽)エドワードグリーン、2足で買えるなぁ…(笑)。
少なくても、20年前から現在、初任給が1.5倍になりましたって話は聞きませんよね。
日本の経済が弱いのか、世界が狂っているのかわかりませんが…、現実味の無いお話です(苦笑。
ちなみに、おそらくですが、靴の底値も下がっている気はしております。
安価なものも増えましたよね。
それはそれでバランスが取れるのかもしれませんが、良いのか悪いのか。
さすがに私は、最近、安くて長く使えそうなものに惹かれるようになってきました(笑)。
さて、改めて、現実に目を向けると。
当店も、今年の初めに、一部お修理代金を値上げさせていただきました。
何とか据え置きたかったのですが、申し訳ありません。
ですが、材料の問屋さんからは、来年さらに値上げがあるだろうとの連絡が。
…恐ろしい。
実に恐ろしいです。
とはいえ、何とか当面は価格に関しては現状を維持できるように努めていきますので、宜しくお願いいたしますm(__)m。
というわけで、暗い!
暗いスタートとなりましたが、今日も空元気フル回転でお修理のご紹介!
こちら!!
シンプルな革のスニーカーになりますね。。
先ほどの話ではありませんが、靴はシンプルで履きやすいものが一番な気がします(笑)。
で、こちらが…
お分かりになるでしょうか?
白い靴底に貼り付いていた黒いゴムが完全に剥がれてしまいました。
で、今回、右足は残っているのですが、左足のゴムは完全に無くなってしまったとの事で、今回はこちらを作っていきます。
こんな感じで、外れたゴムから、新しいゴムの形を模って作っていきます。
で、ハサミでゴムをカットした後、周りを削って微調整していきます。
微妙にはまらなかったりすると、また剥がれるきっかけになってしまうので、若干小さいくらいに調節します。
そしてできたのがこちら。
元のゴムと概ね同じサイズで作ってあります。
デザインが同じゴムは無いため、スニーカーとして違和感の少ないものを選びました。
後はバチンと貼り付けるのですが、接着面はこんな感じで表面を荒らします。
やはり古い接着剤があるとじゃまされたり、つるつるのままだと接着剤の食いつきが悪くなるので、下処理が重要です。
そして、両面にしっかり接着剤を塗布し、乾燥したら圧着していきます。
ハンマーと圧着機を使って、ガッチリ、心の中では二度と剥がれてくれるなと祈りながらハンマーで叩きます!
で、出来上がるとこんな感じ。
良い感じにはまっているかと思います。
これでまた、しっかりガッチリ履いていただけるかと思います♪
こちらのお修理、6600円、10日程度いただいております。
スニーカーの底の剥がれは、非常に多いお修理の一つになります。
元の物を取り付ける事が一番かと思いますが、フラットなものであれば、新しいゴムで作ることも可能です。
是非、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!