2023年1月31日火曜日

Church’sの革靴の底に、ハーフラバーを装着しました。

こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
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さてさて、今月で渋谷の東急本店、立川高島屋が撤退との事。

池袋西武も売却なんてニュースが出ていましたね。

大きな会社や、企業が撤退するようなニュースを見ると、難しい世の中なんだろうなぁと、改めて感じます。


私、ハンドバッグメーカーに勤めていた頃は、年に何回か催事に駆り出され、九州や中国地方の百貨店で販売?のお手伝いをしておりました。

その後、靴修理業界に入った際も、渋谷・池袋の百貨店の靴修理コーナーに配属され、何かと百貨店には縁のある職場が続いておりました。

思えば、渋谷の某百貨店の紳士靴売り場も、油断すると…というか割といつも、お客様よりスタッフが多いような惨状だった気がいたします。

難しいですね、やっぱり!

当店は百貨店とは真逆の、家族経営の小さなお店ですが、何とか生き残れるよう頑張りたいと思います。

皆様、くれぐれも当店をよろしくお願いいたします。。


さて。

そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!

Church’s(チャーチ)の革靴になりますね。
1873年創業のイギリスのメーカーになります。

でこちらが…


こんな感じで、お分かりになりますでしょうか?
靴底中央に、金属製のシャンクがちらっと見えてきております。
シャンクは土踏まず部分の中に入っており、体重を支えるパーツになりますね。
靴によっては、木製だったり、樹脂の物もあったりします。



ちなみに見えているのは片足のみ。
革底のすり減り方が、左右だいぶ違うのかと思います。
ただ、これ一概に歩き方の問題だけでなく、革底の個体差も若干はあったりするので、原因ははっきりわかりません。
意外と革も使う部分によって、密度が違ったりします。

今回はこちらを埋めてハーフラバーを貼って仕上げていこうと思います。


今回はシャンクの部分はもちろん、全体的に手で触るとペコペコする程度薄くなっていたので、つま先と減っている個所にドカンと革を当てて、継ぎ足していきます。
今回は幅も広いので、いわゆるベンズなんて言われる靴底用の革を大胆に接着しました。
ちなみに、上で書いた、やや密度が薄く、フカフカに感じられる、ベンズの端の方を使用しております。
大きい革を買ったものがあり、密度が高そうな、革の締まった部分はなるべく靴底として使いたいので、今回は端の方の柔らかい部分を使います。

で、これを平らに削っていくと…

こんな感じ。

横から見て、革を足した部分が不自然に盛り上がらないように気を付けながら、全体を鳴らして削っていきます。

しばらくは薄くなった状態で履きなれてしまっていると思うので、なるべく違和感がないよう、それでいてしっかり補強できるように気を付けながら削ります。


で、後は、接着剤を塗布し、乾燥、圧着して、ハーフラバーを取り付けていきます。


圧着機でドスン!
ハンマーだけでの圧着でも、ちゃんとやれば問題ないのですが、やはり機械があると、より安心です。


そしてあとは、周りの余ったハーフラバーを削って仕上げていきます。

出来上がるとこんな感じ。
もちろん、シャンクは見えませんし、革を継ぎ足したのもわからなくなります。

これでまた、安心して履いていただけるかと思います!
こちらのお修理、vibram2340エクスプローションソール、2860円。
継ぎ足しに追加で550円いただいたので、3410円になります。
2~3日お預かりできると安心です。


オールソール交換ももちろん可能ですが、オールソール交換の場合、こちらの靴、お安いパターンでも12100円になります。
部分的な補修でも、まだしっかり履けるかと思うので、今回はハーフラバーで埋める形となります。
もちろん、オールソール交換が良い場合は、お気軽にご相談ください。
ご予算や、使い方に応じてお修理方法もご提案させていただきます。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!






2023年1月29日日曜日

BUTTEROの革靴を丸洗いします!

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さて!!

バタバタと作業をしながら、合間にPCを触っていたら…。

金曜日、ブログを更新していない事に気が付きました…。

今年の目標は、火金で、ブログアップ。。。

1月にしてミッション失敗です。

とりあえず、回数だけでも合わせるために、本日アップいたします。

残念です!



というわけでこちら!!

BUTTERO(ブッテロ)の外ばねストレートチップになりますね。
ブッテロの靴の革は、割としっかりとしていて、ナチュラルな印象で、私好きです。
元々が乗馬ブーツのメーカーだからでしょうか。

さてそんなブッテロの靴が…
こんな感じで、表面に細かい凸凹が…
こちらも擦れや傷が目立ちます。

そこで今回は久しぶり?に全体水洗いをしていきます。
やはり雨によるシミを落とすために水洗いすることが多いため、乾燥した冬場に丸洗いをするのは意外と少ない気がいたします。
しっかり革に水をしみこませ、革用の石鹸、サドルソープで洗っていきます。
サドルソープ用のスポンジ等、売られていますが、まぁそこは何でもいい気がいたします。
私はペネトレイトブラシを愛用しております。
全体に泡立てながら、シャカシャカと洗っていきます。

ちなみにサドルソープ、使うときは、この後、泡を洗い流さないようにお気を付けください。
わかります、わかるんです、気持ち的には泡を全て流してから乾かしたくなりますよね。
ですが、そうすると油分が流れ、カサカサに仕上がります。
なんとなくですけど。
なので、サドルソープは最後は良く絞ったタオルでふき取るくらいで十分です。
ここ間違えないようにお願いいたします。

ちなみに、革に水がしっかり染み込んでいなかったり、この時点であまり凸凹に変わりが無かったりしたら、もう一度しっかり水を含ませて、洗うのが吉です。

冬場は寒いですが、頑張りましょう。
ちなみに私、裏起毛のビニール手袋を付けて洗っておりますが、それでもチンチンに冷たいです(笑)。


で、洗った後、陰干しが終わったら、靴クリームで仕上げ直していきます。
ちなみに私、靴クリームを塗る際は竹ヨージなんて呼ばれる、歯ブラシのようなブラシを愛用しております。
ペネトレイトは、クリーニング用で使っております。

で、仕上がるとこんな感じ。



傷は残りますが、だいぶ落ちき、しっかりツヤ感も戻りました。

表面のポツポツした凹凸も、ほぼほぼ撃退できました♪。

靴紐も交換して、これでまた安心して履いていただけるかと思います!!


こちらのお修理、3300円1週間程度のお預かりとなります。


靴の表面の凹凸、傷ではない凹凸ですね。

これ、いわゆる良い革とされる、素に近い仕上げの革に起こりがち。

逆に、表面をしっかりガッチリ塗装されているような革の場合そもそも、水も染み込みにくく凹凸出ることはほぼありません。

どちらが良い革かと言われると、悩んでしまったりする部分もありますが、いわゆる良い革に起こりがちなハプニングになります。


手順を調べてきちっとやれば、どなたでもクリーニング自体は可能ですが、やはり靴を水洗い、ちょっと怖いですよね。

お気軽にご相談いただければと思います。


それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2023年1月24日火曜日

革靴の、カカトの内側が破れたら。

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さてさて、いよいよ寒くなってきましたね。

全国的に大寒波との事、被害が出ないと良いのですが…。

ところで…

凄いですね、NBAの八村塁選手!

なんと、ウィザーズからレイカーズへの移籍!!

朝から驚きました。

私の憧れマジック・ジョンソンのいた、コービーとシャックがいた、そして今レブロンジェームスのいる、あのレイカーズ!!

素晴らしいですね。

私、中学の頃レイカースのペンケース、使っておりました(笑)。

本当にすごいことです。

衝撃です。

またバスケがやりたくなってしまいます。

まずは、ウォーキングくらいから始めないとケガをするお年頃です。

…バスケは無理かなぁ(苦笑。



というわけで、図らずも前回のブログからバスケのお話になってしまいましたが、今回もバッシュではなく、こちら!!

ストレートチップの革靴!
こちらが…
こんな形で、カカトの内側が破れて、形が崩れてきてしまいました。
今回はこちらを直していきます。

まずは、革を裁断。
黒いゴム版の上に、黒い革を置いて黒いカッターで切っているので、非常にわかりにくい写真になっておりますが、革を裁断しております(笑)。

で、裁断したものを…
こんな感じで三方向薄く漉きました。
色が変わっている周りが、包丁を使って斜めに漉いた部分になります。
切り口が薄い方が仕上がりが綺麗になるからですね。

で、カカトの破れた部分をなるべく接着剤でまとめてから、裁断した革を貼りこんでいきます。
こんな感じ。
今回は元に近いように、スエードのような起毛面を表にしております。
ギザギザに裁断したのは、靴底に巻き込むように貼る部分が、きれいに仕上がるようにするためですね。

で、履き口部分を合わせて、縫っていきます。
元の縫い目を落とさないように、慎重に。
縫いあがるとこんな感じ。
革が上にはみ出た状態ですね。
ぴったり合わせて貼ってから縫ってもいいような気がしますが、ミシンが落ちると気が狂いそうになるので、余らして後から切ります(笑)。
そうするとこんな感じですね。
ほぼ外側からは直したのが、わからないかと思います。
内側も言われなければ、多分わかりません。
この状態で、お!直したね!って言われたら、多分私と同業者です(笑)。
というわけで、カカトの内側、腰裏といったり、すべり革交換なんて言いますが、革を当ててのお修理、両足で、3520円1週間程度のお預かりとなります。


靴の中、履いていればわからないものの、靴を脱ぐ機会があると、ちょっと気になってしまったりしますよね。
どうしてもつま先の方は難しかったりしますが、かかと部分は割とお直しできたりします。
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2023年1月20日金曜日

Paul Smithのブーツ、バックルのゴムを交換しました。

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さてさて先日。

行ってきました、「THE FIRST SLAM DUNK」!

スラムダンクと言えば、1990年から96年まで連載漫画。

私、当時11歳~17歳。

中高バスケ部だった私としては、どまんなかですね!

スラムダンクを読んで、NBAに憧れて、92年バルセロナオリンピックで、アメリカドリームチームに熱狂した中学生でした。

懐かしい!!


それを踏まえて、連載終了から27年?

いやぁ、とても凄かったです。

バスケのシーンが、普通にバスケの試合を見ている様でした。

動きに違和感がない…。

凄いですね、モーションキャプチャー。

もちろん、内容も良かったのですが、正直それ以上に動きの滑らかさ、違和感の無さに驚かされました。


ちなみに、中学の頃はエアジョーダン9、高校ではアシックスのポイントゲッター、大学のサークルの際はコンバースのウエポンを履いてバスケをしておりました。

全部、今でも履きたいバッシュですね、センス良い!!(笑)。

懐かしみつつ、抜群の映画でした。。。



はい。

すみません、私事が長くなりました。

良かったんですよ、スラムダンク(笑)。

お勧めです。



というわけで!!

今日ご紹介するのは!!?



こちら!
ごめんなさい!バッシュではありません(笑)。

モンクストラップとはまた違う感じなのですが、ベルトのついたアンクルブーツになりますね。
ブランドとしてはPaul Smith(ポールスミス)。
メーカーは…クロケ…ではないのかな、ごめんなさい、わかりません!


で、こちらが…
こんな感じで、ゴム部分が伸び切って切れかかかっております。
今回はこちらを交換していきます。
ご用意したのがこちら。
ビラゴムなんて呼ばれる、中央にバックルのピンを通せるようになったゴムですね。
こちらを使っていきます。
こんな感じ。
普通のゴムだと、中央のピンを通すのに、無理やり刺さないと出来ないのですが、こちらはちゃんと刺さるようになっております。

で、こちらを靴に縫い付けていきます。


ガチャガチャといつものように。

で、縫い付けると、こんな感じですね。
これでまたしっかり履いていただけるかと思います♪

こちらのお修理、ビラゴム交換一か所、1650円。
今回は左右両方交換したので、3300円となります。
通常1週間程度お預かりしております。


ゴムが伸びてしまうと、履きづらかったり、場合によってはバックルごと、外れてしまったりします。
そうなる前に、お修理していただければと思います!
お気軽にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!



2023年1月18日水曜日

REGALのモンク、オールソール交換をしました!

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さて、ようやく今年に入り始めて雨が降り、なんだかほっとしましたね。

雨が降りすぎたり、雪が積もるのはそれはそれで困りますが、あんまり乾燥した日が続くのも不安になります。

自分勝手ですね(笑)。


というわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!


リーガルのモンクストラップシューズになります!


「モンク」
主に紳士靴に見られる定番的スタイルの一つ。外羽根プレーントゥの内側の羽根を伸ばしてバックル付きのストラップとし外側の羽根部分で留めるスタイル。したがってパターン上は、外羽根の変形と言える。ストラップが特徴であることから「モンク・ストラップ」とも言い、またストラップが2本のものを「ダブル・モンク」と言う。そもそも「monk」は「修道僧」を意味し、15世紀頃、アルプス地方の修道僧が考案したところから、この名がある。


だ、そうです!!
ちなみに、私が百靴辞典を参照せずに説明すると、定番のベルト付きの靴ですね!!大昔の修道僧が履いていた靴らしいですよ!!
こんな感じになります(笑)。
辞典の編纂は出来ないなぁとつくづく思ってしまいます(笑)。

さてさて!!
そんなモンクが…

こんな感じで、底が剥がれ、口が開いたみたいになっていしまいました。

よく見ると…
ミッドソールは劣化し、縫い付けてあった糸が部分的に抜けてしまったり、切れてしまったり。
ミッドソールが劣化し、接着剤ごと崩れ、頼みの縫い糸も劣化で切れてしまった感じですね。
そこで今回は、ミッドソールや本底を全て除去し、靴底を作り直していきます。
靴底をはずすとこんな感じ。
幸い靴底を縫い付けるウェルトはしっかり生きていたので、そのまま利用していきます。
この後、つま先側の窪みをコルクで埋め、ミッドソールを接着。
さらにその上に本底になる、ゴムを接着しました。

で、だし縫い。
当店の、手動だし縫い機で、ガチャガチャと一周縫い付けました。
これで、また糸が劣化するまでは、問題ないかと思います♪

で、今回は、リーガル同様、ブロックヒールをガツンと取り付けます。
接着と、釘で外れないようにガッチリ固定です。

で、カカト周り、靴底周りをぐるっと削って整えていきます。
ガーーーーっと。
出来上がるとこんな感じ。
写真のせいか、厳かな雰囲気!!
…靴底が厳かっていうのも違う気がしますね(笑)。
とりあえず、上品な良い感じです!語彙が残念!!


ちょっと写真が小さくてわかりづらいですが、上側の縫い目もきれいに決まっております。


こちらのお修理、ミッドソール交換もあったため、3週間お預かり、15,400円いただきました。。
ミッドソールが生きていれば、12100円になります。

こういったしっかりした作りの靴は、靴底を返れば、またまだしっかり使うことが出来るので、自信をもってお勧めいたします!
どうしても、アッパーが合成皮革だったり、すでに劣化で破れているような状態の場合は、お修理をお勧めしない場合もございます。
割と、ダメであろう時は、申し訳なさそうな顔をしつつ、しっかりお断りするので、お気軽にご相談ください(笑)。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!



2023年1月13日金曜日

パンプスのパカパカ。

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さて、さすがに年末年始感も無くなってきましたね。

また、新たな新型コロナウイルスの変異株が!というニュースが出ておりましたが、いつまで新型コロナウイルスは新型なんでしょうか。

さすがにニュースにも慣れて来てしまいましたが、いつまで新型なのかが、むしろ気になってきた今日この頃です。


さてさて、そんなわけで、全然関係ないですが、今日はこちら!

パンプスですね。
当店か多店かはわかりませんが、インソールが交換されているので、長く履かれているパンプスになるかと思います。

で、今回はこちらが革が伸びてしまったのか、パカパカしてしまうとの事でご相談を受けました。

そこで、今回ご用意したのがこちら。
写真だけだとわかりませんが、3㎜程度の厚みのスポンジシートになります。
こちらをの周りをやや薄く漉いてから…
インソールを剥がして、中に接着します。

で、もちろん、インソールは戻します。
こんな感じ。
本日のお修理のご紹介は以上です(笑)。
当日ご返却、880円となります。

単純にスポンジが入ると、靴の中が狭くなり足が前にずれにくくなるため、パカパカするのが抑えられるかと思います。

ということで、靴がパカパカしてきてしまった場合ですが、基本的にはやはりインソールがお勧めです。
今回は、当店でご相談いただいたので、脱いだ時見えないように、スポンジをインソールの中に仕込む作業を致しました。。
こちらのパンプスのように、浅いデザインだと、インソールを入れると目立つので、修理店で修理をしたほうが、すっきり出来上がりますね。


で、ご自身で対応する場合は…
こんなタイプ。
前側だけのインソールが販売されております。
こちらは、当店でも割と在庫を持ってご用意しております。

靴紐のある靴であれば全体に敷くタイプでも良いかと思うのですが、今回のような浅いデザインのパンプスの場合、全体に敷くタイプだと、かかと部分も厚みが出るため、返って脱げやすくなってしまう場合がございます。
そんな時は、こういった前だけに入れるタイプが重宝するかと思います。

他にはこちら!
これは、靴の上側に貼るタイプになります。
ローファーや、革靴のようなタイプにはこれ、お勧めです。
パンプスの場合は貼る場所が無いので使えないかもしれません。
シュータンの裏に貼るような感じですね。

で、さらに。
こちらは、パンプス用。
土踏まずのところに筒状のゴムをひっかけて、足を抑える感じですね。
イメージ的にはパンプスを履いた状態で、土踏まず部分を輪ゴムで止めてしまう感じです(笑)。
大胆ですが、効果は抜群ですね。
色合いも透明なゴムになりますので、よっぽど意識して見ないと、わからないと思います。
が、わかられたらちょっと、恥ずかしいかもしれません(笑)。
とはいえ、パカパカサイズの合っていない靴を履いている人の方が、よっぽど違和感がある気もするので、こちらもお勧めです。


というわけで、今回は、靴が緩くなってしまった時の対策をご紹介しました。
インソールに関しては、最近は100均にも、結構な数あったりします。
やはり耐久性はいまいちですが、試しに使ってみるのは良いかと思います。
100均で買ったもので試してみて、具合が良ければ、ややお高いタイプを使ってみたり、こんな感じでとご相談いただければ、なるべく近い形で対応するようにい致します。

お気軽にご相談ください!
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