2023年1月18日水曜日

REGALのモンク、オールソール交換をしました!

 こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
Mail  doekrepair@gmail.com
住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL  03‐5310‐3512

お問い合わせは、電話またはメール、LINE公式アカウントよりお願いいたします。

▼LINE公式アカウント
▼インスタグラムアカウント

遠方のお客様、配送でのお修理も受付しております!
▼配送によるお修理


お得で便利な当店のアプリ、ぜひご利用ください。
その日から使える500円引きクーポンも配信中!
ダウンロードはこちら⤵

AndroidURL

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.digijapan.android.cl_smart.doek0410

iPhoneURL

https://itunes.apple.com/jp/app/doek/id1170973402?mt=8



さて、ようやく今年に入り始めて雨が降り、なんだかほっとしましたね。

雨が降りすぎたり、雪が積もるのはそれはそれで困りますが、あんまり乾燥した日が続くのも不安になります。

自分勝手ですね(笑)。


というわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!


リーガルのモンクストラップシューズになります!


「モンク」
主に紳士靴に見られる定番的スタイルの一つ。外羽根プレーントゥの内側の羽根を伸ばしてバックル付きのストラップとし外側の羽根部分で留めるスタイル。したがってパターン上は、外羽根の変形と言える。ストラップが特徴であることから「モンク・ストラップ」とも言い、またストラップが2本のものを「ダブル・モンク」と言う。そもそも「monk」は「修道僧」を意味し、15世紀頃、アルプス地方の修道僧が考案したところから、この名がある。


だ、そうです!!
ちなみに、私が百靴辞典を参照せずに説明すると、定番のベルト付きの靴ですね!!大昔の修道僧が履いていた靴らしいですよ!!
こんな感じになります(笑)。
辞典の編纂は出来ないなぁとつくづく思ってしまいます(笑)。

さてさて!!
そんなモンクが…

こんな感じで、底が剥がれ、口が開いたみたいになっていしまいました。

よく見ると…
ミッドソールは劣化し、縫い付けてあった糸が部分的に抜けてしまったり、切れてしまったり。
ミッドソールが劣化し、接着剤ごと崩れ、頼みの縫い糸も劣化で切れてしまった感じですね。
そこで今回は、ミッドソールや本底を全て除去し、靴底を作り直していきます。
靴底をはずすとこんな感じ。
幸い靴底を縫い付けるウェルトはしっかり生きていたので、そのまま利用していきます。
この後、つま先側の窪みをコルクで埋め、ミッドソールを接着。
さらにその上に本底になる、ゴムを接着しました。

で、だし縫い。
当店の、手動だし縫い機で、ガチャガチャと一周縫い付けました。
これで、また糸が劣化するまでは、問題ないかと思います♪

で、今回は、リーガル同様、ブロックヒールをガツンと取り付けます。
接着と、釘で外れないようにガッチリ固定です。

で、カカト周り、靴底周りをぐるっと削って整えていきます。
ガーーーーっと。
出来上がるとこんな感じ。
写真のせいか、厳かな雰囲気!!
…靴底が厳かっていうのも違う気がしますね(笑)。
とりあえず、上品な良い感じです!語彙が残念!!


ちょっと写真が小さくてわかりづらいですが、上側の縫い目もきれいに決まっております。


こちらのお修理、ミッドソール交換もあったため、3週間お預かり、15,400円いただきました。。
ミッドソールが生きていれば、12100円になります。

こういったしっかりした作りの靴は、靴底を返れば、またまだしっかり使うことが出来るので、自信をもってお勧めいたします!
どうしても、アッパーが合成皮革だったり、すでに劣化で破れているような状態の場合は、お修理をお勧めしない場合もございます。
割と、ダメであろう時は、申し訳なさそうな顔をしつつ、しっかりお断りするので、お気軽にご相談ください(笑)。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!