2021年7月31日土曜日

ボクシンググローブのマジックテープを直しました!

こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか?
私、先日、新型コロナウイルスのワクチン、一回目を打ってきました。
副反応なのかは今一つわかりませんが、注射をした付近は、まだ若干痛みがある感じですね。
当日の夜は、あれ?これ結構痛いぞ!??という感じでしたが、さすがにだいぶ落ち着きました。
聞くところによると2回目のほうが副反応は出やすいとの事なので、今回程度で終わると良いなと願っております。

噂されていた、ワクチンを打つと磁石が体に付くようになる、ということは残念ながらないようです(笑)。
マイクロチップが入っていて5Gネットワークで監視されているかどうかは・・・正直なところわかりません。
ワクチンを打つと5年後に死ぬというのは、5年たってみないとわかりませんね(笑)。
むしろ、5年後も間違いなく生きているという自信がある人がすごいなと思います。
明日死ぬかもしれませんからね!


さて。
そんなわけで、元気に生きているうちは、なるべく頑張ろうと思っているので、今日もお修理のご紹介です(笑)。
こちら!!

ドスン!
もはや、靴でも鞄でもありませんね(笑)。
ボクシングのグローブだそうです。
手に取って見たのは初めてでした。
お店をやっていると色々なご相談が舞い込みます。
勿論できる限りのことは、やっていこうと思っておりますので、お気軽にご相談くださいね。

で今回こちらが・・・
手首のところを固定するマジックテープが破れてしまったということでご相談を受けました。
靴やバッグでなくとも、マジックテープの交換ならいけそうな気がいたします。

で、さっそく。
こんな感じで、ベルト部分の周りのパイピングをはずし、マジックテープを取りはずしました。
靴で使われる幅ではなかなかない、10㎝近い幅だったので、手に入るか心配でしたが意外に普通に売っておりました。

で、こちらを元になるべく近い形で新しいマジックテープに交換していきます。
丁寧にミシンで縫い付けていきます・・・


こんな感じで一回り大きく縫い付けた後で周りをカットしていきます。

で、パイピングを元通り縫い付ければ出来上がりですね。
こんな感じで、パチッと手首のところが閉まるようになりました。
ちょっと、どの程度の強度が必要か等わからなかったのですが、お客様からはバッチリ!といっていただけたので安心いたしました。

こちらのお修理、マジックテープ今回は片側のみ、1650円いただいております。
メス側はそれほど傷んでおらず、オス側だけの交換でした。


ミシンで縫ったり貼ったりという作業ですと、靴バッグ以外でも、比較的対応できることが多いです。
それでもできない場合は、出来ないとお断わりいたしますが、是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2021年7月27日火曜日

DRAGON(ドラゴン)のレザーサンダルにハーフラバーを取り付けました!

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さて、台風が近づいているのでしょうか?
今朝はすごい雨の音がしていましたが、今のところ割と落ち着いております。
願わくば、先日の暴風雨でやぶれてしまったノボリを新調したばかりなので、それが破れないことを祈るのみです(笑)。


というわけで、なんだか怪しげな天気ですが、気持ちだけでも元気にお修理のご紹介。
こちら!
まさに夏!涼しげなDRAGON(ドラゴン)のレザーサンダルになりますね。
こちらの靴底はというと・・・
こんな感じで、靴底もレザーソール、カカトもいわゆる半革化粧なんて言われる、半分革、半分ゴムの、豪華な仕上がりとなっております。

とはいうものの、やはりレザーソールは、非常に滑りやすいということで、今回はハーフラバーを貼り付けていきます。
当blogでも、何度もご紹介しているので、もはや定番修理だというのがお分かりになるかと思います。

まずは・・・。
こんな感じで、ハーフラバーを貼り付けるところを、削って表面を荒らします。
接着剤が食いつきやすいようにですね。


で、靴底とハーフラバーの接着面に、しっかりと接着剤を塗布。
基本的に靴底の修理の工程は似通っているので、これも毎回ご説明している気がいたします(笑)。

で、圧着。
圧着機を使ってドスンと。

で、少し余談ですが、接着剤について。
靴用やゴム革用の接着剤は、市販の接着剤でも、接着面両側に塗布→乾燥→圧着という使い方のものが多いです。
どうしても接着剤は、木工用ボンドや、紙を貼るノリのように、片側だけに接着剤を塗って、乾く前にギュッと押し付けて、乾燥するまで待つようなイメージが強いと負います。
ただそれだと、スニーカーのように接着面がフラットでなかったり、広い面積を貼るとき、全体をギュッと押し付けて乾燥するまで固定するのが難しいかと思います。
ところが、ゴム革用の接着剤は、塗った接着剤が乾燥すると、接着剤同士がくっつく性質があります。
なので、柔らかいうちに接着面両側に接着剤を塗って乾かして、乾いてから材料(乾いた接着剤同士)をギュッとくっつけるとそれだけで固定できるのです。
勿論、接着剤によっては片面だけで付けるようなタイプもあるので、説明書をよく読んで試してくださいね。
手順を間違わなければ、意外にご自身でも直せる場合があったりするかと思います。
余談が長くなりました、ご自身で接着剤を使うときの参考になれば幸いです。
それでもダメだった場合は、是非お気軽に当店にご相談ください(笑)。


さて、話は戻り、ハーフラバーを接着したら、周りをきれいに整えていきます。

新しくつけてゴムを削っていく感じですね。
靴底の切り口も塗装が剥がれる程度には削っていく感じになります。


で、出来上がるとこんな感じ
パチッときれいに収まりました。

勿論、軽く削った側面は色を入れて、きれいに磨いて仕上げます。
これでこの夏も安心して履いていただくことが出来るかと思います!

こちらのお修理、2200円、お急ぎでしたら当日のご返却も可能です。


新品の靴は、ハーフラバーを貼らないほうが良い説も、根深くございます。
正直なところ、私はどちらでも良いと思っております。
一度履いてみて、滑るのが気になるようなら、貼るのでも良いですし、特別気にならなければ、ある程度履いてつま先が削れてきてから貼るのでも、まったく問題ないかと思います。
私の商売的には、数度履いて、少し汚れたなくらいでお持ちいただくと緊張感は少ないかもしれません(笑)。
とはいえ、新品の靴も数え切れいない程度にはたくさん作業しておりますがの、ご安心ください!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年7月24日土曜日

CONVERSEオールスターにシャークソールを取り付けました!!

 んにちは!!

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さてさて、いよいよオリンピックが始まりましたね。
始まってしまいましたね。
猛暑の中、台風も近づいてきているという話も。
諸々不安はありますが、純粋に世界トップの選手は見てみたいと思うので、応援していきたいと思います。

さて、そんなわけで4連休3日目。
今日も元気にお修理ご紹介。
こちら!!

 CONVERSE(コンバース)のオールスターになりますね。
1908年にアメリカ、マサチューセッツ州で、マーキス・M・コンバースさんが創業した靴メーカーになりますね。
元々はスニーカーではなく、湿地帯で使用できるラバーシューズを作っていたメーカーだそうです。
1917年には、バスケットボールシューズ、キャンパスオールスターが出来ていたそうです。
歴史がありますね!

さて、そんなオールスター。
靴底はこんな感じ。
横から。

そして裏面。
定番のパターンですね。
安心感がございます。

ですが、今回はこちらを履く前に、しっかり補強したいというご要望を頂き、作業していきます。

まずは・・・
全体を削っていきます。
とはいえ、今回はすり減っているわけではないので凹凸が無くなるほどは削りません。

全体に接着剤が食いつく程度に、表面を荒らします。
こんな感じですね。
ここに、接着剤の着きをよくする、プライマーを塗布し、乾燥。
その後、接着剤を塗り、同じくしっかり乾燥させてから、補強のソールを貼り付けていきます。

今回は大胆にシャークソール。
シャークソールの裏面も、靴底同様に、プライマー、接着剤、乾燥、温めを行ってからハンマーと圧着機を使って、がっちりしっかり固定していきます。

で、しっかり取り付けることが出来たら、フィニッシャーで周りを削って形を整えていきます。
ガーーっと。
極力元のソールの側面は削らないように気を付けながら作業していきます。


で、出来上がるとこんな感じに。
ワイルド!!

ちなみにこちらは・・・

ビブラムのシャークソールでも、かなり軽量なガムライト素材のタイプになります。
スポンジとゴムの間みたいなイメージですね。
スポンジソールよりは耐久性があり、ゴムのソールよりはだいぶ軽量になります。

側面はこんな感じに。
ギザギザしてますね!!

こちらのお修理、11000円、2週間程度いただいております。

スニーカーや元々靴底の薄い靴、新しいうちに補強するのも「あり」かと思います。
今回は思い切ってデザインの目立つシャークソールを使用しましたが、もう少しデザイン的におとなしい材料もございます。
お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!


2021年7月20日火曜日

agnes b(アニエスベー)のバッグに、マグネットを付ける!

んにちは!!

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さて、オリンピック開催まで、いよいよあと3日だそうです。
色々ありますねぇ、いろいろツッコミどころが多すぎて、わざわざ当店のブログでは言及致しませんが、こんなにも手放しに楽しめないオリンピックは初めてです(苦笑。
とにかく、新型コロナウイルスが過剰に広がらないことを祈るのみです。
あとは交通規制が東京はかなり厳しいらしいので、お客様のお預かり品の配送や、材料の入荷に極端な遅れが出ないことを望んでおります。
はい。
以上でございます(笑)。


さてさて、そもそも緊急事態宣言中であることも忘れがちですが、当店、元気に営業しております。
今日ご紹介するのはこちら!!
agnes b(アニエスベー)のバッグですね。
私が高校生くらいの頃だったでしょうか。
ためらわず、「アグネスビー」と読んだ記憶がありますが、アニエスベーですね。
今でも、こっそり心の中ではアグネスだと思っておりますが、アニエスベーになります。

さてそんなアグネ・・・アニエスのバッグ。
こんな感じで、内側がファスナーなどがなく完全に開けっ放しのトートバッグになっておりました。
なんでも入れやすく使いやすい形だとは思うのですが、若干、防犯的にも心配だったりします。

そこで今回はこちらのバッグにマグネットを取り付けていきます。
まずは・・・
中央にマグネットを付けるにあたって、革を縫い付けて布地を補強します。
今回使うマグネットホックは、取り付ける部分に切り込みを入れて「足」を差し込み、裏側で曲げて固定するタイプになります。
この場合、布地切れ込みを入れる必要があり、長く使うと破れたりほつれる可能性があるため、革を当てました。
で、丸い革を縫い付けます。
そして、この縫い付けた革と裏地の布を突き抜けるように切り込みを入れて、マグネットを固定します。
これは裏側ですね。
座金なんて言われる金具もとおして、足を外側に折り曲げて固定しております。

で、この作業を行うためにほどいた裏地部分を縫い合わせれば完成です。
今回は比較的、荒い縫い目だったこともあり手縫いで、ミシン目が見えないように仕上げました。
で、マグネットを付けるとこんな感じで、ガバッとは開かなくなりました。
開けるとこんな感じですね。
補強の丸い革もそれほど大きくありませんし、同系の色を選んでつけるので、違和感も少ないかと思います。
これでまた、出番が増えると良いですね!
こちらのお修理、2200円いただいております。
出来れば、1週間程度お預かり出来ると安心です。

靴だけでなく、バッグや小物も、ちょっとこんな風になればいいのに、なんてことありますよね。
出来る限りご要望に応えられるよう作業しております。
出来るかどうかはわかりませんが、とりあえず聞くだけは只なので、お気軽にご相談ください(笑)。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!




2021年7月19日月曜日

ビブラム、エクスプローションソール!!

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さてさて、暑いですね。
今日も暑いです。
少しでも涼しくなりそうな写真を・・・

先週のゲリラ豪雨?の際、降ってきた雹ですね。
身の危険を感じるレベルのサイズ感でした(笑)。

当店のノボリも見事に破れてしまったので、新しいものを買わないとです。
さて。
うって変わってここ最近はもう、熱中症に気を付けて!というニュースばかりになっていますね。
雨が続くよりは良い気がしますが、皆様くれぐれも熱中症には気を付けて、健やかに過ごしていくださいね。


というわけで、気候の変化についていけなくて、やや辛いですが、今日も元気のお修理のご紹介。
こちら!!
外ばねのプレーントゥの革靴になりますね。
シンプルな形なので、どんなときにも履けそうな、一足は持っておきたいタイプになりますね。

で、こちらの靴底が・・・

こんな感じで、革底の中央に、元々すべり止めのゴムが埋め込まれているようなタイプでした。
その滑り止めのゴムが、半分に割れ部分的に無くなってしまっております。

ちなみにかかとも同様に削れておりました。

今回はカカトとつま先側、両方直していきます。

まず悩んだのが、前側のすべり止めがついていた個所の、凹み部分を何で埋めるか。
割と多くあるタイプではあるのですが、いまだに都度、何を使うか考えながら作業しているので、これといった正解はないように思いますが、今回はこちら!
革です。
選択肢としては、①靴底で使われる固いベンズなんて呼ばれる革。
これは硬さもありますし、元々の靴底が革底なので比較的違和感がないかなと思います。
②コルク。実はコルクもちょっと考えました。
靴の中などに使われており、クッション性もよいですし、重さも軽く扱いやすいかなと。
また、作業性も抜群に良いです。
③今回チョイスした、ヌメ革。
こちらはベンズとコルクの中間くらいのイメージかと思います。
普段、ルイヴィトンのヌメ革部分の修理に使っている革の、端のほうになります。


だいたい、選択肢はこのくらい。
正直なところ、先ほども書きましたが大きく、どれを使っても間違いはないかなと思っております。
選んでいる私としても、正直なところ感覚と、気分(笑)。
その時々でこれが、良さそうだなというのをチョイスしております。

ちなみに・・・
今回チョイスしたヌメ革ですが、基本的に牛、半分を買います。
で、革の場合中央は比較的表面もきれいで均一に使いやすいのですが、今回使った端の部分は中の繊維も荒く、表面も写真のようにキズや、ムラがあったりすることが多いです。
なので、バッグなどでは使いにくいので、今回のように靴の中に等で使うことになります。

で、そんなヌメ革を丸くカットして、凹んだ部分に接着したら、表面を削ります。

やはり革が荒いせいか、銀面(革の表面)がこんな感じで荒い感じで剥がれてきております。

とはいえ、整えるとこんな感じでしっかり平らになります。

これで、あとはハーフラバーを接着して周りを削っていけば、出来上がりですね。
まず圧着。

圧着機でドスンと。

そしてカカト、ソール部分の周りを削ってきれいに整えていきます。
削りすぎないように注意しながら、整えていきます。

で、コバをきれいに整えたら完成ですね。
出来上がるとこんな感じ。
今回は、ビブラムのエクスプローションソールを付けました。


こちらのお修理、カカト2420円。
ハーフラバーは、エクスプローションソールが2640円、凹みを埋める作業に、アタッチ550円プラスでいただいております。

出来れば翌日以降でお受けしたいですが、お急ぎでしたら当日のご返却も可能です。

靴底周りは、多少特殊なものでも、大体はお修理できる場合がほとんどです。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!7

2021年7月18日日曜日

SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)の靴のカカトの内側のやぶれ。

 んにちは!!

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さて、すっかり梅雨も明け、夏らしい日が続いておりますね。
暑いです。
暑いのにエアコンで体の表面だけ冷やされて辛いです(笑)。
緊急事態宣言、真っ最中ですが、当店のある井荻の街では福引大会が行われております!!

本日最終日、緊急事態宣言で中止もあるのでは!??と思っておりましたが、オリンピックに比べればかわいいものですね(笑)。
感染症対策をしながら、ご参加お待ちしております。
ちなみに残念ながら、一等のNintendo Switchは昨日出てしまったとの事でした(笑)。


さて。
そんなわけで、夏真っ盛り、本日ご紹介するのはこちら!
SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)の外羽根、Uチップの靴になりますね。
スコッチグレインは、国産の靴メーカーになります。
グッドイヤーウェルテッド製法の、しっかりした作りの靴のイメージがありますね。
私も一足、スーツを着た時や、冠婚葬祭用にストレートチップを所有しております。

さて、こちらが・・・
こんな感じで、カカトの内側部分がすり減って穴が開いてしまいました。
どうしても長く履くと、カカトの内側は傷んできてしまいがちです。

で、今回はこの部分に革を当てて補強していきます。
革を当てる部分に紙を当てて、このくらいかな!?とサイズを決めております。

で、作った型紙から革を裁断。
大体こんな感じで、台形に革をカットします。
靴の状態によっては、もっと横長になったりしますが、必要最低限で良いかなと思うので、なるべく小さめに切ります。

で、漉き機登場。
こちら、革漉機を横から見た感じですね。

で、よく見ていただくとお分かりになるかと思いますが、アップにします。

赤く線を入れたこの、横V字?の隙間、ここに革を通します。
そうすると下の部分が回転する刃になっており、革を斜めにそぎ落とすことが出来ます。

で、ここの隙間を通すと、こんな感じ。
中央に厚みを残して、両サイドと写真下側を薄く漉きました。
こんな感じで、切り口をひらひらに、薄く漉きます。
この後包丁で整えたりすることもありますが、漉き機が調子よければこのまま次の作業に行きます。

で、先ほどの下の辺に切り込み。
こんな感じですね。
靴に張り込んだ時、下の方がスムーズに貼れるように切り込みを入れました。


で、接着剤を塗布、乾燥。
靴の内側にも接着剤を付け、乾燥後、革を圧着していきます。
こんな感じで、カカトの内側にピタッと。
先ほどの切れ目を入れた部分が靴の中にきれいに貼りこめております。

で、あとは接着した革の上の部分を、靴の履き口の縫い目に沿って縫っていきます。
八方ミシンで、元の縫い目を追いながら丁寧に・・・。

で、余った革を縫い終わったらカットしていきます。
イチギリなんてい言われる先端がVの字にくぼんだ刃物で、スーッと切っていくのですが、最近、刃先を研いでいなくてスムーズにいかなく焦りました(苦笑。
道具の手入れは重要ですね。

とはいえ、勿論きれいに切れております。
こんな感じですね。
破れてしまっていた部分もきれいに隠れました。
靴を脱いでも、よっぽど手に取って見てみないと修理したことはわからない感じに仕上がっております。
これでまた、安心して履いていただけるかと思います!
こちらのお修理、両脚で3300円、1週間程度いただきます。

靴の縫い目や、ライニング、意外に擦り切れてほつれたり、革に穴が開いてしまったりということが起こります。
直してあげれば、しっかり履くことが出来るかと思うので、是非お気軽にご相談くださいね。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!