2020年7月31日金曜日

インソールの交換!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16井田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、早いですね、もう7月も最終日となってしまいました。
本当に東京は梅雨明けせずに、8月突入でしょうか。
出来れば、すっきり晴れてほしいですが、もう少しの辛抱かと思います。


さて、今日ご紹介するのはこちら!!
まさにこれからの、からっと晴れた日に履きたい感じのミュールですね!!
ですが…
よく見ると、インソールが劣化して部分的に剥がれてきてしまっています。
もちろん、短靴などでも脱ぐと目立ってしまうのですが、こういったサンダルやミュールは、完全に見えてしまうので気になりますよね。

そこで、今回はインソールを交換していきます。
まずはもちろん…
剥がします。
写真が突然明るいですが、剥がします。
この写真でも若干、剥がしたインソール側にスポンジがくっついていますが、結構な割合でしっかり接着してあり、中のスポンジが崩れてしまうということが起こります。
差し支えない程度であれば、そのまま作業を進めるのですが、履き心地が変わってしまいそうな勢いで破れてしまったり、そもそも劣化してペッタンコになってしまっている場合は、スポンジを交換していきます。

と、その前に、剥がしたインソールを型にして、新しいインソール用の革をカットしていきます。
ハサミで慎重に。
なるべくきれいに切っていきます。

こんな感じですね。
いい感じに切ることが出来ました。

そして…
先ほど書いた通り、スポンジを足していきます。
こんな感じで入れるよというイメージ。
カカト側、つま先側ともスポンジを足していきます。
ちょっとわかりづらいですが、スポンジの周りは斜めに薄くなるように仕上げてあります。
あまり大きく段差が出ると、美しくないからですね。


で、ずれないように、剥がれないように、青いスポンジが見えないように、慎重に張り込んでいきます。
一度しっかり貼ってしまうと、貼り直しは、非常にしにくいので出来る限り一発で決めます。
大体貼りなおそうとすると、新しく入れたスポンジが破れたり、場合によってはインソールにいらないシワが入ったりするので、極力一発です。


基本的にはこれで出来上がりですね!
これで、靴を脱いで置いておいても、それほど嫌な感じはしないかと思います。
こちらのお修理、1980円、出来れば翌日以降のお渡しだと助かります。

今回はインソールを交換しましたが、例えばこのストラップの裏側や、短靴タイプの裏地が同様に劣化してしまうことがあります。
裏地の劣化については、残念ながらほとんどの場合、直すことが出来ません。
オールソール交換含めての作業で、靴をほとんど分解するような形でよろしければ、出来なくもない気がしますが、非常に高額になってしまうかと思います。
念のためご了解ください。
とはいえ、極力出来るならやろうという姿勢でおります(笑)。
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2020年7月28日火曜日

ヒールがグラグラしてしまったら!

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さて、今朝は出勤時、だいぶ本格的にセミが鳴き始めておりました。
夏が間近ですね。
出来ればカラッと暑い日がやってきてくれると嬉しいのですが…。

さてさて。
天気もコロナもどうしようもないので、出来ることを粛々と。
今日もお修理のご紹介。
こちら!!

ROSSINIのピンクベージュのミュールになります。
これからの季節活躍しそうな、かかとのないタイプですね!

で、こちらが…
お分かりになりますでしょうか?
こんな感じで、かかと部分がグラグラしております。
最初、ヒールが外れかかっているのかなと思ったのですが、靴の足の乗るパーツ部分が折れてしまっておりました。
こちらヒールを外した状態ですが、この中にグラグラしないように、シャンクといわれるパーツが入っております。
が、それが折れてしまったようです。

そこで・・・
今回用意したのはこのプレート。
これを…
こんな感じで、固定して、折れてしまった部分を補強します。


まずはこんな感じで、プレート側の穴から、靴の足の乗る部分を貫くようにドリルで穴をあけます。
ように、というか貫いております。

で、このあけた穴に、アルミのリベットを差し込みます。
これ靴底側ですね。
今回は時間をいただけたので、靴底を剥がしてからリベットを打ちましたが、歩いていて突然折れてしまって、「今直さないと困ります!」という状況の場合は、靴底ごとドリルで穴をあけて、靴底にリベットの頭が見える形で固定します。
若干リベットの頭が目立ちますが、使用には差し支えない状態になるかと思います。

で、ちなみに足が乗るプレート側は…
こんな感じで、リベットの先が突き出しております。
これを程々にカットしたら、ハンマーでたたいて潰して、抜けないように固定します。
こんな感じで、金台に充ててハンマーで平らにつぶします。
ちゃんとつぶさないと、靴を履いた時に足の裏に当たるといけないので、しっかり潰します。
もちろん、プレートにも若干の窪みがあり、底に収まるので安心です。


そして、かかと側の大きな穴のところに新しいネジを打ち込んで、ヒールと一緒に固定します。


そうすると…
こんな感じで、ぐっと力を入れても、動かないよう、しっかり固定することが出来ます。

あとは元通り、スポンジをこの上に貼って、インソールを戻せば出来上がりですね。

これでまた、安心して履いていただけるかと思います!!

こちらのお修理、片足1100円、今回はパーツもなかったため1週間いただきました。
パーツがある場合は、最短1時間程度いただければと思います。
靴底にリベット金具が見えてもいい場合は…15分くらいでどうでしょうか??
相当、不安に苛まれながらですが、それくらいあれば出来る気がいたします(笑)。

ヒールの高い靴はやはり、不安定になりがちです。
不意に力がかかってしまい、今回のようにシャンクが折れたり、ヒール自体が外れてしまうなんてことも。
グラグラ不安定になったら、お気軽にご相談下さい。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2020年7月27日月曜日

靴の履き口が裂けた!!そんな時は!

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さて、今日もまた、天気がぐずついておりますね…。
週間天気予報をみても、しばらく傘マーク。
七月中に梅雨はあけないのでしょうか??
フライング気味にセミは鳴き始めておりますが、まだしばらく傘を手放すことが出来なそうですね。

さて、そんなジメジメした日が続きますが、気持ちだけでも晴れやかに、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
内羽のストレートチップになりますね。
今回は片足だけ、お預かり。
なぜかと言いますと…
ちょっと非常にわかりづらいですが、靴のかかとの履き口の部分、後ろの縫い目に沿って革が裂けてきてしまいました。
今回はこちらを補強していきます。

まずは…
こんな感じで、かかと部分の裏地を剥がしました。
履き口の縫い目をほどいて、裏地の革を破かないように慎重に作業を進めます。

で。
これもまた、非常に地味な感じなのですが、敗れていた部分を内側から覆うように、伸び止めのナイロンテープをガッチリ接着しました。
元々ノリのついたテープですが、靴側にも接着剤をつけてガッチリ接着。
あとで裏地を縫い直したときに、伸び止めが縫い目に重なるようにギリギリまで上のほうに貼ります。

そして次に。
周りを薄く漉いた革を接着しました。
念には念を入れてですね。
伸び止めテープと革、2重にしております。

で、この上に元々の裏地をしっかり接着。

そして縫い合わせます。
元々の縫い目を外さないように、一目一目慎重に。
ミシン目はうっかりすると、切り取り線のように、革が切れやすくなる原因になるので、なるべく元の穴を追って縫います。

で、出来上がるとこんな感じ。
ぐっと力を入れても、広がらなくなりました。

内側はこんな感じ。
基本的にはほぼ違和感はありません。
手に取って確認すると、外側の革の傷はなくならないので、わかるかと思いますが、履いていただく分には問題ないかと思います。
こちらのお修理、1650円、通常一週間いただいております。

靴の履き口、特に縫い目に沿った個所は、意外に裂けてしまうということが、多くあります。
出来れば、着脱の際に、靴ベラを使っていただけると、そのリスクも軽減できるのかとは思うのですが、それでもやはり裂けるときは裂けます。
特にヴィンテージの靴は、一気にバリッと行ったりしますね。
なるべく目立たないように補修していきます。
お気軽にご相談ください。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2020年7月26日日曜日

adidasのスニーカーのかかとを直す!!

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さて、連日新型コロナウイルスのニュースばかりですが…
感染防止徹底宣言ステッカー、当店のような業種でも申請できるのかなと思ってやってみたら、出来ました。
何せ小池都知事が「ガイドラインを守らないお店は避けていただきたい。目印としてステッカーのあるお店を選んでいただきたい。」と発言されておりました。
ということは…ステッカーのないお店には行くなと(汗。
もちろんガイドラインをチェックして、慌てて申請いたしました(笑)。
アルコール消毒スプレーを設置したり、レジにビニールシートでカーテンを作ったり、こまめに換気をしてみたり。
接客中、邪魔になってしまうかなとも思ったのですが、確かに無いよりは、安心感があるような気がいたします。
というわけで、ビニールシートの向こう側で元気に修理をしておりますので、お気軽にお声掛けください。


さて、そんなわけで、いくらかでも安心してご利用いただける対策をしつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!


アディダスのスニーカーになりますね。
やっぱり定番の形はいいですよね、どうもハイテクスニーカーは好みではありません(笑)。

で、こちらが…
こんな感じで、かかとの部分がすり減り、赤いスポンジ部分が見えてきてしまいました。
スニーカーは革靴やパンプスなどに比べ、修理して履くイメージが少ない気がいたしますが、そんなことはありません。
普通にお修理可能です。

こんな感じで、似た色のゴムを接着して、減った部分を補強します。

というわけで、まずは…
こんな感じで、接着面を平らに削ります。
ただ、今回は完全に平らを目指すと、過剰に赤いスポンジ部分を削ることになるので、写真ではわかりづらいですが、やや後ろのほうは平らではなくなっています。
材料をぐっと曲げて、かかとの後ろのほうをまくり上げてつけるようなイメージですね。

そんな風にするということを頭に入れたうえで、材料を圧着。
いつもよりしっかり、接着剤を乾燥させる時間を長くとって、材料をしっかり温めて、柔らかくしてからガッチリ圧着します。
普通の流れで作業をしていると、接着剤を乾燥させるのは20分~30分。
もちろんこれでも、ある程度しっかり接着しますし、その後の放置の時間が長ければ、よりしっかり接着することが出来ます。
ですが今回のように完全に平らに出来なかったり、まくり上げて若干無理やり接着するときは、2時間程度は接着剤を乾かします。
場合によっては6時間程度乾燥させます。
そのほうが、最初の段階での接着がしっかり出来るためですね。
接着剤の本来のパワーは圧着して、その後放置している間に発揮されるのですが、最初の接着ももちろん重要になります。。

で、がっちりしっかり圧着したら、違和感のないように材料部分を削って形を整えていきます。
で、出来上がりがこちら。
若干赤いスポンジが後ろに行くにしたがって薄くなってしまいましたが、比較的違和感のないように仕上がっているかと思います。
これでまたしばらく、問題なく履いていただくことが出来るかと思います!
こちらのお修理、2200円。
接着しにくい材料、今回のように少し工夫をして仕上げなくてはならない場合は、翌日以降のお渡しとなります。

お気に入りの靴、もうダメかなと思ったら、お気軽にご相談くださいね。
まだまだしっかり履けるかもしれません!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2020年7月24日金曜日

REDWINGのブーツのハトメをフックに交換しました!

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さて、蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか???
私は、私物のブーツが自宅でカビて、すっかり意気消沈でございます。
もちろん、当店「オゾン生成器」を使った、除菌・脱臭、カビ除去クリーニングを承っており、自信をもってカビの除去は出来るのですが、それでも気分は凹みます(苦笑。
ちなみに…
こんな感じで、ご自宅でもカビの除去、除菌、予防ができる、アイテムの販売も行っております。
当店で、カビ除去クリーニングをすると、1足3300円。
もちろん、ほぼ完全にカビ除去できますし、臭いも除去できるという意味では安心確実なのですが、複数足カビが発生してしまったり、予防という意味では、数が多くなるとお金がかかります。
こういったアイテムを使っていただいて、予防するのも大いに「あり」だと思います。
ご相談だけでも是非お気軽にお声掛けください。


さてさて。
もう一点、最近当店のホームページも少しづつ改良しております。
基本的にはブログのほうが、更新頻度も高く新しい情報含め色々とご紹介しております。
ただ、ブログの場合どうしても古い記事を見返すのもわかりづらいかと思うので、ホームページには、利用頻度の高い定番のお修理部材などを紹介していけたらと思い、更新しております。
まだ随時増やしていく途中ではありますが、そちらもご覧になっていただければと思います。
よろしくお願いいたします。


さてさてそんなわけで、やっとのことで今日もお修理のご紹介。
こちら!!
レッドウイングのブーツになりますね!!
やっぱり定番は格好いいです。
靴底はビブラム100番に交換してありました。


で、今回はハトメをフックに交換していきます。
ブーツの場合特に、ハトメだと脱ぎ履きの際やや手間取りますよね。
もちろん、一日に1回か2回かと思うので、そこまで気にならないかとも思うのですが、とはいえ急いでいるときなどは、面倒だったりします。

というわけで…
まずは靴本体の革を気付付けないように、ニッパーを使ってハトメを外していきます。

で、きれいに外すことが出来たら、フックの金具を打ち付けていきます。
フックの裏からハンマーでたたいても、フック部分がつぶれないようにする、専用の打ち台の上でハンマーでたたいて固定してきます。

で、出来上がりがこちら。
今回は、片側7か所あったフックを上から3つ目までフックに交換しました。
上3か所外れれば、あとは緩める程度で着脱できるかと思うので、バランスは良いと思います!


紐が通ればもちろん、ほぼわからないくらいですね。
見た目はもちろん、着脱が楽になれば、使用頻度も増えるかと思います。
個人的にもフックは使いやすいので、お勧めです♪

こちらのお修理、一か所目が550円。二か所目以降220円で承っております。
今回でいえば、上から3か所目までをフックに交換したので、全部で12か所なので、550円×1個+220円×11個になるので、2970円となります。
お時間は…できれば翌日以降。
在庫がない場合は10日程度いただくかと思います。

靴の着脱は、ブーツに限らず出来るかぎり靴ひもはほどいていただければと思います。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!

2020年7月23日木曜日

GEOXのサンダルの、ソール交換!

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さて、今日も東京は新型コロナウイルス感染者が、最多を更新してしまいましたね。
実際、検査件数や、重症になってしまった方が、どのくらいいるかわかりませんが、数字だけ毎日発表されると、やはり心配になります。
今日からの四連休も、外出は控えるようにとのことでした。
当店もなるべく、換気、除菌清掃を心掛けるようにしておりますが、なかなかどこまでやれば良いかわかりません。
出来る限りの対策はやっていこうと思っておりますので、皆様もご来店の際は、くれぐれもお気を付けください。


さて。
4連休も自粛ムードとは言え、やはりお店を閉めるわけにもいかないので、お修理のご紹介は着々と。
こちら!!
GEOXのサンダルになります。
サンダル?でいいのでしょうか???
GEOXといえば、イタリアのカジュアルシューズブランドになりますね。
ゴムの靴底に穴が開いており、通気性が良い、快適な履き心地の靴になります。
ポツポツと穴がたくさん開いているのがお分かりになるかと思います。
これが、通気性がよく熱を逃がすという、あれですね。
もちろん、水は染み込まないようになっているはずです。

が、それ以前に、靴底の横の部分が大きく欠けてしまっているのが、お分かりになるかと思います。
靴底のゴムが劣化してしまったためです。

今回はこちらを直していきます。
まずは…
かかとを固定してあったネジを外し、かかとを取り外します。

で、ゴムのソールをすべて剥がします。
写真がひっくり返ってしまいましたが、こんな感じですね。
きれいに剥がすことが出来たので、剥がした靴底を型にして、新しいゴムの板から靴底を切り出します。
こんな感じで、欠けている部分は、想定しながら、形を決めます。

そして…
上にあるのが、外したヒールになります。
ヒールに靴底のゴムがはまる、「凹」があるので…
こんな感じでピタッとはまるように、加工。
厚みも凹から飛び出ないように調整します。

裏から見るとこんな感じですね。
ヒールの中に隙間なく収まるようなイメージです。

で、ヒールとの接合部分が決まったら、周りを削って、きれいに整えていきます。
           

あとは本体にがっちりしっかり接着。
穴をあければ通気性がキープできるかなとも思いましたが、万が一、思い切り水が染みたら嫌なので、今回、通気性はなくなる形になりました。
で、しっかりと圧着。
そもそも、サンダルに通気性がいるか若干疑問です(笑)。

で、外してあったカカトを、しっかりネジで固定。

これでしっかりまた履くことが出来るかと思います!
周りも削って厚みが目立たないように仕上げております。

こちらのお修理、6600円、2週間程度お預かりしております。

婦人靴のソールをすべて交換するお修理は、実はそれほど多くありません。
ですが、もちろん作業としては問題なくできますので、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!