2020年7月23日木曜日

GEOXのサンダルの、ソール交換!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、今日も東京は新型コロナウイルス感染者が、最多を更新してしまいましたね。
実際、検査件数や、重症になってしまった方が、どのくらいいるかわかりませんが、数字だけ毎日発表されると、やはり心配になります。
今日からの四連休も、外出は控えるようにとのことでした。
当店もなるべく、換気、除菌清掃を心掛けるようにしておりますが、なかなかどこまでやれば良いかわかりません。
出来る限りの対策はやっていこうと思っておりますので、皆様もご来店の際は、くれぐれもお気を付けください。


さて。
4連休も自粛ムードとは言え、やはりお店を閉めるわけにもいかないので、お修理のご紹介は着々と。
こちら!!
GEOXのサンダルになります。
サンダル?でいいのでしょうか???
GEOXといえば、イタリアのカジュアルシューズブランドになりますね。
ゴムの靴底に穴が開いており、通気性が良い、快適な履き心地の靴になります。
ポツポツと穴がたくさん開いているのがお分かりになるかと思います。
これが、通気性がよく熱を逃がすという、あれですね。
もちろん、水は染み込まないようになっているはずです。

が、それ以前に、靴底の横の部分が大きく欠けてしまっているのが、お分かりになるかと思います。
靴底のゴムが劣化してしまったためです。

今回はこちらを直していきます。
まずは…
かかとを固定してあったネジを外し、かかとを取り外します。

で、ゴムのソールをすべて剥がします。
写真がひっくり返ってしまいましたが、こんな感じですね。
きれいに剥がすことが出来たので、剥がした靴底を型にして、新しいゴムの板から靴底を切り出します。
こんな感じで、欠けている部分は、想定しながら、形を決めます。

そして…
上にあるのが、外したヒールになります。
ヒールに靴底のゴムがはまる、「凹」があるので…
こんな感じでピタッとはまるように、加工。
厚みも凹から飛び出ないように調整します。

裏から見るとこんな感じですね。
ヒールの中に隙間なく収まるようなイメージです。

で、ヒールとの接合部分が決まったら、周りを削って、きれいに整えていきます。
           

あとは本体にがっちりしっかり接着。
穴をあければ通気性がキープできるかなとも思いましたが、万が一、思い切り水が染みたら嫌なので、今回、通気性はなくなる形になりました。
で、しっかりと圧着。
そもそも、サンダルに通気性がいるか若干疑問です(笑)。

で、外してあったカカトを、しっかりネジで固定。

これでしっかりまた履くことが出来るかと思います!
周りも削って厚みが目立たないように仕上げております。

こちらのお修理、6600円、2週間程度お預かりしております。

婦人靴のソールをすべて交換するお修理は、実はそれほど多くありません。
ですが、もちろん作業としては問題なくできますので、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!