2020年2月9日日曜日

Chippewa(チペワ)のエンジニアブーツをのオールソール交換!!

こんにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、なんだかとても寒いですね!
それにしても、早い…バタバタしてブログの更新どころか、確定申告やら、もろもろ山積みの状態で、あっという間に2月も半ばに差し掛かろうとしております。
恐ろしいです。
大晦日が先週くらいのイメージです(笑)。

さてさて、そんなことを言っているわけにもいかないので、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!
 Chippewa(チペワ)のいわゆる、エンジニアブーツの様な形のブーツになりますね!!
格好いいですね~。
チペワと言えば、1901年アメリカ、ウィスコンシン州で創業した老舗のワークブーツブランドになりますね。
インディアンのマークが印象的です。
私、不思議とエンジニアブーツは履いたことがなく、ここ10年程気になり続けている物の買ったことがない、靴になります(笑)。
ズボっと履けて楽そうなんですけどね…。
いつかそのうち買うと思います(笑)!


さて、そんなエンジニアブーツ。

 こんな感じで、カカトのほうがかなり擦り減ってしまっておりました。
そこで、今回は靴底を全て交換していきます。

まずは…
 ソール全体をフィニッシャーで削り落として、無くしてしまいます。
そうすると…
 こんな感じで、黒のゴムのミッドソールが入っておりました。
ミッドソールが明らかに傷んだり劣化をしている場合は、交換をするのですが、今回は状態も良く、出し縫いの糸も綺麗に残すことが出来ているので、このままミッドソールに本底を接着してきます。

今回は元々同じ、VIBRAM4014番の黒を装着してきます。
材料、ミッドソールともプライマー処理をした後、接着剤を塗布。
しっかり一時間程度かけて、接着剤を乾燥させた後、温めて圧着していきます。
ちなみに接着剤の乾燥時間については、6時間程度放置しても、キチンとあたためて接着剤を活性化させたあと圧着するとガッチリくっつくため、割と接着剤を塗ったまま、他の作業をしがちです。
当店の棚の上に、靴が横になって置いてあることがありますが、断じて放ったらかして、サボっているわけでは無いですよ!??
接着剤を乾かしているのです!!
…たまにサボっています(笑)。


で、本題に戻り、圧着。
 こういう全体的にしっかり圧着したいものは、やはりハンマーでの作業より、圧着機が頼りになります。

そして、周りの余った部分をフィニッシャーで削り込んでいきます。
 ガーーーっと。

完成です。
 こんなかんじで、黒のビブラム4014番を取り付けることが出来ました。

やっぱり格好いいですねー。
欲しい(笑)!!

こちらのお修理、9900円になります。
ミッドソールの交換が必要な場合は3300円プラスとなります。
ご了解ください。
概ね、2週間~3週間いただきます。

ブーツのお修理、ご遠慮なくご相談くださいね。
パンプスや、革靴と違い、上の革がやはりガッチリ作ってある場合が多いです。
こういった靴は、靴底の修理を適切に行えば、本当に長く履けるかと思います。
ぜひ当店にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!