2022年3月10日木曜日

ALDENの革底を補強する。ハーフラバー、ヒールの交換です。

こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
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tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


当店のアプリは、AppStoreまたは、Googleplayストアから「doek」で検索していただけるとダウンロードできます。
こちらのロゴが目印です。
似たアプリがあったりしますので、お気を付けください。
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さてさて、当店、水曜日は定休日とさせていただいておりますが、昨日はというと。
三回目のワクチンを接種してきました。
昨年、一回目二回目は、ファイザー。
今回三回目はモデルナのワクチンでした。
で、副反応はというと…昨晩、38度8分。
二回目の時は39度2分ぐらいまで上がったので、そこまでではないものの、十分しんどいです(苦笑。
あと、しんどくてベッドでずっと寝ていると、顕著に腰が痛くなります。
それはそれでキツインデス。
解熱剤を飲むとそれなりに収まるので、だましだましお店はオープンしておりますが、今日は動きが悪いかと思います(苦笑。
ご了解ください。

というわけで、体調万全とはいきませんが、気持ちだけでも元気にお修理のご紹介。
こちら!!
ALDENの外ばねキャップトゥになります!
オールデン、コードバンのイメージが強いですが、カーフもやっぱり良いですよね。

で、こちらが…
こんな感じで、かかとが擦り減り、前側も指で押すとペコペコする程度に、靴底が薄くなってしまっておりました。
今回はこちらを補強していきます。

まずは・・・
こんな感じにカットした、ヌメ革の床革。
床(トコ)革は革を薄く漉いた時にでる、革の表面がないほうの革のことになりますね。

で、今回なぜ床革を使うかというと、ベンズと言って硬い靴底に使う革で補強する方がより良い気もするのですが、どうしてもこれまで履いていた状態より、明らかに硬くなってしまったり、部分的に盛り上がった感じがしてしまったりするため、やや柔らかいヌメの床革を使用しました。

どう使うかというと…
こんな感じで、すり減って薄くなっていた靴底にペタッと貼り付けて、上から削っとフラットに整えました。
こうすることで、全体に薄くなった革底をカバーします。

で、この上にハーフラバーを貼っていきます。

こんな感じで、貼った床革が全部見えなくなるように、ハーフラバーで覆います。
勿論、ガッチリしっかり接着。

で、カカトは。

こんな感じで、左右対称でない形だったので、靴に貼り付ける前に、概ね形を作ってから、取り付けました。

で、余ったゴムを削って整えていきます。
ガーーーっと。

ハーフラバーも同じように整えたら、カカトのゴムを釘でしっかり補強します。
オールデンの積み上げ部分はなんとなく、強度が不安なので、釘を5本使用しました。

で、あとは削った周りを色を入れて磨けば完成です。
こんな感じ。
こちらのお修理、ハーフラバー、2860円+継ぎ足しアタッチ代金550円。
カカト、ビブラム5345番、10mm厚のタイプ、3080円となります。
丸一日程度いただけると助かりますが、お急ぎの場合は当日のご返却も可能です。


靴底に関しては、オールソール交換以外にも直す方法はいくつかあったりします。
お値段や耐久性、仕上がり等ご希望をお伝えいただければ、なるべくベストなご案内をするように致します。
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!